今夜、ロマンス劇場でのレビュー・感想・評価
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ロマンスが止まらない
昭和30年代(?)の映画産業全盛期の様子を少しコミカルによく再現していました(実際は知りませんが)。内容は銀幕から女主人公が現実に飛び出してくるという一種のファンタジーもの。結末もありそうな展開で独創性や目新しさみたいなものはありません。しかし大半の観客はこの嘘くさい世界観にはまって一種の幸福感を感じると思います。
これは言うならばB級映画の傑作です。映画撮影所や映画館の雰囲気が実にいい。当時の気取った人気スターの突飛な振る舞いや映画会社社長令嬢との恋愛話も月並みでとてもいい。架空の存在の彼女と現実の彼との愛の行方は、結ばれることのない悲しい運命も予感されます。しかし期待を裏切ることなく、切ないハッピーエンドを迎えます。綾瀬はるかと坂口健太郎の演技が素晴らしいのはもちろんですが、現代版の加藤剛と石橋杏奈の演技も効いてます。映画を観終わった時にはあの看護師のように、二人に深く同情しているでしょう。
直球の王道映画で最高だった
予告編を見て面白そうだと思い見てきました。予想通りの展開が続き、注目はハッピーエンドかバッドエンド、どちらに向かうか気になっていました。が、
個人的には過去最高に面白い邦画になり、最後涙なしではとても見ることができませんでした。本当に見てよかったと思える出来ですよ。
綾瀬はるかの魅力だけに救われてる気が…
何でこんなに高評価?
土曜日の夕方、色々なレビューの高評価に釣られ鑑賞。客席がガラガラなので感じた嫌な予感は的中。始まりから5分でこの映画を選んだ事を後悔した。所謂良く使われる「昭和臭」がプンプン。本題に入る前置きの長い事。 しかも昭和の映画をバカにしているのか、気持ちが悪くなるような安っぽい映像を延々と流す。姫のワイヤー入りドレスはギャグのつもりなのか無視するとしても、パールの留め金のないネックレスには唖然。当時は勿論の事、今時百均でもあんなのないわ。結局物語が進んでも本の作家や監督が何がしたいのかが解らず、物語にちっとも入り込めないまま。席を立ちたかったけど迷惑になるとじっと我慢している内に眠りそうになりました。結構コンスタントに色々なジャンルの映画を見ていますが、ビックリする程の駄作。綾瀬さんと坂口さんが気の毒なので星1つはオマケです。
2018-20
恋をする。
世界が色づく。
世界が変わる。
予期せぬ涙の嵐でした。
誰かを好きになるって、なんの理由もいらないんだなって改めて思った。
だって好きなんだもの。
そばにいたいって思うだけでそれが理由。
こういう非現実的な役をばっちり自然に演じるには、演技力だけでなく、天性の何かがないとダメだと思う。
こういう役を今、演じられるのって綾瀬はるかしかいない。
『僕の彼女はサイボーグ』で気づいていたけど、確信しました。
あと老けないよねぇ。実年齢に驚く。
坂口健太郎くんはいつの間にこんな演技上手くなったんでしょうか(上からですみません。)
『ナラタージュ』でもすごいなぁと思ったけど、今回もよかった。
わたしもガラス越しでいいから😍と何度思ったことか。
個人的には、北村一輝さんが大好きで、ハンサムガイ、最高すぎ。
この人ばりハンサムなのに、ほんとカメレオン。
加藤剛さんの演技にも泣かせられた。
病室での手の動き。
やっぱり素晴らしい。
恋愛映画を映画館で見る意味がようわからんかった時期もあるけど、
こういう映画に出会えるからやと思ってます。
君の名は?。
邦画の中で一番泣けた。
「今夜、ロマンス劇場で」鑑賞。
*概要*
モノクロ映画の中のヒロインと現実世界の青年が織りなす切ない恋の行方を描いたラブファンタジー。
*主演*
綾瀬はるか
坂口健太郎
*感想*
予告編を見て、1ミリも気にならなかったのですが、レビューを読んでみると、意外にも絶賛の嵐だったので、急遽観に行ってきました。
いやぁ~~ナメてました。こんなに泣かされるとは思わなかったな~
この映画は、モノクロ映画に登場するお転婆のお姫様がモノクロ世界から現代の世界に出てきて、ファンタジー要素がかなり強いです。
でも、これはただの恋愛映画ではなく、ラブファンタジー。序盤のシーンは思わず口をポカーンとなってしまいましたが、そこは気にしない気にしないw
坂口健太郎が演じる健司は綾瀬はるかが演じるお転婆なお姫様に一目惚れするんです。彼の性格はめっちゃ誠実だし、一途なんです。こういう青年は凄い優しいし、男の自分でも憧れちゃうな~(笑)
モノクロ世界から現代の世界に突然現れたお転婆なお姫様は、ある秘密があって、ある理由でやってくるのですが、それに思わずグッときました。
細かい所は省きますが、最後まで必死に涙を堪えて、クライマックスシーンは我慢が出来ず、ボロ泣き。そして、トドメのシェネルの主題歌「奇跡」で大号泣しました。。。
これは、、邦画の中で一番泣けたかもしれません。。
完全にナメてました。こんなに泣かされるとは思わなかったな。
ファンタジー要素が強いけど、傑作です!坂口健太郎さんと綾瀬はるかさんの演技、「ニューシネマパラダイス」の曲が良かった!
ホント素晴らしい映画に出会いました!(^^)
素敵でした
元々昔のアイドル映画のようなお遊び的な作品なので?
「本田翼、光り輝く」
開始5分で結末一歩前までのネタバレが入りテンションただ下がり。綾瀬...
予想以上に素敵な映画でした
オーソドックスなラブロマンス
フジテレビ製作と考えると、以前の『本能寺ホテル』よりはまし、というか全然レベルが高い。
綾瀬はるかのヒロイン具合がよかった。
ただ、実に古いストーリー展開。
オーソドックスなラブロマンスもの。
昭和のジュブナイルものっぽくもある。
「こういうの」の定型を喜ぶ……私らから20歳以上の世代が「時代劇」を喜ぶように、今の30~50代が昔好んだ「バブルの月9的ラブロマンス」を喜ぶと想定して作られたとしたら、仕上がりとしてはまずまずでは。
不覚にも涙してしまったな
大人でも観れる恋愛映画
予想外の純愛映画で泣けます!
予告からラブコメかと思って見に行ったのですが、予想外の純愛映画でした。しかも、とても美しい純愛として描かれていて、思いがけず、よい映画に出会えました。
主演の綾瀬はるかさんがすばらしく、高慢なお姫様の顔に隠された本当の思いがしだいに透けてくるあたりは、かわいらしくもあり切なくもありで、とても魅力的でした。坂口健太郎くんも純朴で一途な青年役をみごとに演じていて、心から応援したくなりました。
また、劇中の「見つけてくれてありがとう」という言葉がとても印象的で、互いにかけがえのない相手と出会えたんだと感じました。たった一人を愛し、たった一人に愛されたいという切ない思いがひしひしと伝わってきました。ちなみに、北村一輝さん扮する俊藤龍之介の言葉も、地味に心に残りました。
ストーリー的にもよく練られていて、冒頭で紹介された冷たい態度の孫、高慢と見える姫の態度、雨や虹の演出、映画館に飾られた夫婦の写真、電話ボックスでのシーン等のさまざまな伏線が、終盤にかけて次々に回収されていくさまは実にみごとでした。おかげで、作り手の思惑どおりしっかり泣かせてもらいました。多くの人に見てほしい、切なくも心あたたまる作品でした。
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