劇場公開日 2018年2月10日

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「美しい純愛の結末」今夜、ロマンス劇場で みかんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5美しい純愛の結末

2020年8月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

幸せ

萌える

ラストが美しくて良かった。
ハッピーエンド好きとしては、これもひとつのハッピーエンドかなと。

漫画「電影少女」とか「紅茶王子」みたいに、人間じゃない異世界のものが最後は人間になるという、ファンタジーでも、それも素敵だけど、こんなラストも美しくて良い。

手を繋ぐこともなく、ぬくもりすら感じられず、少しも触れることない。それでも、しわくちゃの老人になって死ぬまでそばにいるなんて、これ以上の純愛はあるだろうか。究極の純愛だ。

最後、病室で、綺麗なものを語るシーン、微笑みながら涙するヒロインに、こちらも涙が止まらない。

そして、看護師が発見した、最後のシナリオの世界が美し過ぎて、泣けた。
彼らに関係した色んな人が集まった広間で、みんなが笑顔で、姫は、健司の渡した花で色を持ち、世界はカラフルになり、そしていつまでも幸せに、、、
なんて美しい幸せな世界。

余韻のある良いラストだった。

あとは、間抜けな役だったハンサム俳優が、良い事言ったシーンも良かった!
「男が簡単に下を向くな」
「男の視線は常に未来」「好きな女との未来を見つめて生きるものさ」
「下を向いてたら今しか見えないぜ」
カッコイイ!!

ただ、全体的には、途中、ちょっと退屈したりしたので、低めの点数…

みかん