ボブという名の猫 幸せのハイタッチのレビュー・感想・評価
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実話を基にした猫との友情、再生の物語
動物のハートフル映画が観たくて鑑賞。
ホームレスでジャンキーの青年が、ボブという名の猫をきっかけに人生をやり直すという、実話を基にした心温まる映画。
まず猫のボブが可愛すぎる、演技うますぎる、猫とは思えない忠実で誠実な行動の数々に、嘘でしょと思う∑(゚Д゚)
しかも俳優猫ではなく、本猫出演とか!
CGかと思った。きっとスタントマン猫もいるに違いない。
ずっと猫とは思えない忠実さで、お行儀良くしてたのに、急にジェームスの実家では暴れたりしたのは謎。
あと一切みゃあともニャアとも鳴かないのも不思議。(CG疑惑(笑))
そんな些細な疑問のほかは、ロンドンの美しい風景と、また、逆に売人や悪意の汚いところも描きつつ、やっぱり心温まる良い映画でした。
ジェームスの肩に乗り、マフラーみたいになってるボブ、ギターの上に乗るボブ、人と猫の友情、こんな光景みたら、誰でも足を止める。
まさにリアル招き猫。
一番印象深いのは、ジェームスがケアワーカーに語る断薬の決意。2人なら乗り越えられると。
ボブといるようになって、初めて、これまで触れたことのないような人々と触れ合い、「よろしいでしょうか?」とか、丁寧に話しかけられたと。
ボブがジェームスにもたらしたのは、単にその可愛さで、路上ライブの観客を増やしたとか即物的なことではなく、もっと大切な、
他人への敬意と尊敬、丁寧に接すること、人の善意を信じられること、
それが、ジェームスに立ち直る勇気を与えたのだというこれこそが、本作の何よりの肝だと思う。
ただただ猫が可愛いだけの映画ではない。
どん底まで落ちても、誰かの助けがいるかもしれないけど、支えてくれる愛情があれば、それが猫のものでも、立ち直れる、素敵な映画でした
幸運な人はどうして幸運を掴めたのか?
「誰にでもセカンドチャンスは訪れる」のセリフ、素敵な言葉だなと思いました。
幸せな余韻が残りました。社会的弱者と言われる人達を考えるきっかけやうまくいかないと感じる時に支えになる内容だと思うので、ぜひおすすめします。
薬物依存を治すシーンはリアルなので、未成年はそこだけ飛ばして観て欲しい!
この映画のいいところは、一見、ジェームズがボブに出会えた事で簡単に幸運を掴んだように思ますが、ジェームズは野良猫のボブが大きな傷を負った時に見捨てないで、自分の食費を犠牲にしてボブの薬代を支払っています。
幸運のきっかけがやって来た時に掴む事が出来るのは、優しさなのだなと思いました。
私なら絶対に支払ってない…。
ジェームズはボブを金儲けの道具と思っていない事が伝わります。大切なパートナーとして、思いやりを持って接しています。
また、ジェームズは父親から粗末に扱われても恨み言のひとつも言わず感心しました。
ホームレスというマイナスのレッテルをボブが外してくれて、人が近づいてくれるようになり、その人たちとのポジティブな交流が出来たのはジェームズの人柄なんだろうなと思いました。
まさかまさかの、ボブがボブ本人だったなんてびっくり…。
なんて賢すぎるんだろう!!
余談ですが、少し前にネットでビッグイシューの記事を目にし、興味を持ったので初めて購入してみました。
たくさん人通りがある場所でだったので、勇気が入りましたが、販売者の方はとても良い方で購入してよかったです。
今までは何に関しても興味を持っただけで終わっていたので、これからはそこから行動するのに繋げたらいいなと思います。
【猫の恩返しって、余り聞いた事がないけれど実話である事に驚き、暖かい気持ちになった作品】
ドラッグの更正プログラム中のジェームズ(ルーク・トレッダウェイ)が、更正担当者から与えられた住居に迷い込んだ茶トラ猫”ボブ”の不思議な力(としか、思えない)により、ストリートで演奏すると、大盛況。”ビッグイシュー”を街角で販売しても売り上げ抜群・・・。
猫が取り持つ人と人の繋がりの暖かさを素敵なタッチで描いた前半のビターテイストが効いているハートウォーミングな物語。
イギリスの観光名所や下町の姿を背景にジェームズとボブが一緒に暮らし、徐々に生活を立て直していく姿と彼らを取り巻く人々(更正担当者:ヴァル(ジョアンヌ・フロガット)、近所の女性:ベティ(ルタ・ゲドミントス:魅力的)、ジェームズの編集者:メアリー(キャロライン・グッドオール)達が実に優しい姿が観ていて気持ちの良い作品。
<2017年10月14日 劇場にて鑑賞>
猫さえいればドラッグなんて要らない(知らんけど)
ボブ可愛いなぁ❤️
High-five!!!
過去の経験から薬物依存に陥ってしまった主人公が、更生して新たな道を見付けるまでを描いた作品。
確か…ボブの話は、映画化される前に何かの記事で読んだことがあって、気になってました。
なんと言っても、主人公が 幸運に恵まれていて、立ち直ることが出来たのが良かった。
自分自身も生活に困窮する程辛い生活を送っているのに、ボブを とても大きな愛で包み込む彼は、本当に優しい人なんだなと思った。
自分自身が辛い思いをした分、相手に優しくなれると云うことを、再認識しました。
ボブ本人(本にゃん(笑))も出演していて、可愛かったです(*´꒳`*)
誰もが、ホームレスになりたくてなる訳ではないし、手を差し伸べることの大切さも 改めて感じた。
心温まる作品
人生が狂った時、立て直すにはなかなか時間がかかるもの。
猫との出会いがきっかけで、運気があがっていく様子がファンタジックなんだけど、ほんとの話だったみたいで、びっくりでした。
父親もずっと愛していたというラストもほろっとします。
野良猫に救われた男
ヤク中で、ホームレス。心身ともにボロボロの主人公ジェームズが、拾った野良猫に救われ、癒され、立ち直っていく物語。
実話なのが、本当にすごいと思いました。
もし、あの時野良猫ボブを拾っていなかったら...
もし、あの時保護管の女性がジェームズを信じて、部屋を用意してくれなかったら...
主人公は若くして命を落としてたかもしれない
いくつもの偶然が重なって、暗くて冷たい場所からボブに連れられて、明るくて暖かいお日様の下に出ていくような、そんな物語。
でも、常に主人公の諦めない心があったから、
こういう偶然を引き寄せたのかもしれない。
ラストの父親との会話が本当に泣けました。
見た後に、とても心が満たされる作品です。
second chance
Everyone gets a second chance.
But not everyone manages to take them.
この言葉が、この映画の全てだと思う。
この言葉を知ってからだと、少し違う方向から観ることができる。
人には、皆セカンドチャンスの機会を与えられている。
何かのキッカケがあるのだが、それに気づかない人や気づいても行動しない人達が多い。変わりたければ行動するしかない。そのキッカケを生かして。
主人公はそのキッカケを生かし、見事に地獄の生活から抜け出した。底辺の生活を知っていたから頑張れたのだろう。
つまり、人間どんな状況であれ、幸せを掴み取る道は必ずあるはずだ。救いの糸が降ろされているのであれば、例えどんなに細い糸でもしがみついて登ってみよう。
きっと、人生はやり直せる。
人生を変えてくれたのはニャンコ。
『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』字幕版
*主演*
ルーク・トレッダウェイ
*感想*
数年前から気になってた映画。
家庭問題から、麻薬に手を出してしまい、どん底に落ちてしまったストリートミュージシャンがある日、一匹のニャンコと出会ったことで、再び人生をやり直す実話。
なかなか良かったですよ。ストリートミュージシャンのジェームズが人生どん底の中、一匹の猫=ボブと出会ったことで少しずつ人生の歯車がゆっくり動き出す所が良い。ちなみに僕は犬派なんですが、ボブがめちゃめちゃ可愛かった!
良い出来事もあれば悪い出来事もあって、最終的にはほっこりしました。それプラス感動も味わえました。
ベティって、誰かに似てるなーって思ったら、パリス・ヒルトンに似てた!(笑)
セカンドチャンス
たまたま訪れた幸運の連鎖
路上生活者や薬物中毒者など社会の最底辺に生きる人々の姿がリアル。
幸い主人公は、心ある援助者や生活に潜り込んできた猫のおかげで立ち直ることができてラッキーだった。
他の困窮している人達にも幸せが寄り添ってくれればいいのに。
猫目線の風景が。
日常を違う角度から見る大切さを教えてくれている気がした。
出会いを大切に
眼差し
文句なしの傑作コメディ
幸せと優しさの余韻
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