「過ぎ去りしハリウッド映画の希望」バーフバリ 王の凱旋 taoさんの映画レビュー(感想・評価)
過ぎ去りしハリウッド映画の希望
80年代のエンターテイメントと言われたハリウッド映画が鳴りを潜め、最近はVFXを駆使してもそんなに面白くなかった。
私の中で求める映画へのエンターテイメントの火は消えそうだった。
そのエンターテイメント魂をこのバーフバリに掻っ攫われ、未だ心がバーフバリを求める。
演者の流麗で、どこの場面を切り取っても彫刻のように絵になりバランスが取れたアクション。単なる肉弾戦ではない、まさに漫画!!スーパーサイヤ人をまさか実写で見るとは。
VFXを駆使しすぎて目が疲れる今の映像加工が、この映画では程よく雑で、凄くいい。
敵も最後まで強いし、「なんだ、そんな終わり方なの?」とあっけなく終わらず、最初から最後まで目が離せない。
まさにマサラムービー、ここに極まれり。
家のテレビ(70inch)でも意味がない、インドの映像美と大迫力を是非とも映画館で味わって、在りし日のエンターテイメント映画をご覧あれ。
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