ローズの秘密の頁(ページ)のレビュー・感想・評価
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愛し愛されるのって希少
歴史・宗教について勉強が必要な場面がありました。 神父の目が怖い だけど単に悪い人なだけという描き方でないところが不思議な余韻がする要素のひとつなのだろうと思いました。
こんな哀しいことがあるのか、、、
今日観てきました。 序盤から結末はだいたいわかっていましたが、 やはりその途中までが、あまりにも哀しい。 時代的な差別や不自由感が、心苦しくなりました。 最後はハッピーエンドですが、 あまりにも歳をとりすぎてしまったなぁ〜、、 と、やはり哀しくなりました。 んー!でも! 妊婦はあんな早く走れんと思う!w Rooney Maraを観たさに入りましたが、 観てよかったなぁと思いました。
不寛容があたりまえの時代の悲劇
アイルランドへの想いが希薄で 宗教でもはみ出し 愛するひとは英国軍 そんな彼女が横恋慕され 時代は彼女をどん底に突き落とす。 晩年までの半世紀を 収容所で過ごすという悲劇。 一途な思いを貫く彼女の なんといじらしいことか。 「月光」に彩られたロマンスに 胸がじんわり熱くなった。
不幸中の幸い
たまたま映画館で見る機会があり鑑賞。 ストーリーはざっくり言えば主人公ローズに関する事件を解明していくものだが、過去の回想と現在が行ったり来たりする。 正直、内容は難しかった。その当時の時代背景、国同士や宗派の対立は鑑賞しながらも理解できるものの、割と疑問に思うシーンが多かった。そうゆう面では世界史やその当時の人々のバックボーンを知った上での鑑賞が望ましいであろう。個人的には不必要な情報も多かった気がする。現在、過去ともにもう少し情報を絞ってもいいのかもしれない。最後のオチがこの映画のミソであるが、見ていると「もしかして…」となってラストの予想が付く。もう少しラストシーンへのもってき方には工夫が必要だったと思う。鑑賞者は序盤に疑問が生じてしまうと、その後のシーンでもそれを引きずって最後まで鑑賞してしまうためである。 演技は誰かが際立って良かったと感じることもなかったが、ルーニー・マーラが美しい。 ハマる人にはハマる、そんな映画に感じた。
男の嫉妬は恐ろしい
映画としてとてもよくまとまっていたと思う。途中なんとなくオチはわかったが、サスペンスではないので、逆にいい感じ。この時代の女性の立場が垣間見れる。唯一の疑問はナース。最初から全て知ってたの?
厳格な非寛容が人間の尊厳を損ねることについて
同じ宗教でも『光をくれた人』は〝赦し〟について考えさせられましたが、本作は厳父的な〝非寛容〟について語られているように受け止めました。 教義とか聖書の解釈の一部が、元々は人間の勝手な思い込みであったとしても、それが神や教会という権威を背景に定着すると、人間の尊厳を損なう行為でも正当化されてしまうことがある、ということだと思います(もしかしたら〝人権〟という概念もそのような宗教的な大義名分への危機感からキリスト教社会で生まれたのかも知れません)。 戦時下の日本でもそれは起きたし(非国民と見なされれば人権はなかったわけで)、現代社会に置き換えれば、会社とか学校という組織のルールや業績目標なるものがひとたび権威を持ってしまうと一部の勘違いした上司や先生が弱い立場の部下や生徒の尊厳を傷つける行為を、良かれ、と思ってしてしまうこともある、ということですね。 なんでもかんでも、信念、という言葉に依存して(酔い痴れて)自分を語ったり、説教する人がたまにいますが、信念に反することは赦さない、という非寛容さと裏表の関係ということですので、そのような人には用心した方がいいかもしれません。
良かったよ
24本目。 途中まさかとは思ったけど、やっぱそうだったんだと。 観終えてありがちなストーリーだなと思ったけど、作品に観いってたからな。 時代たからの一言ですまそうと思う自分がね・・・。 でも40年? 長いよ。
ルーニーマーラによるルーニーマーラのための映画 今までピアスつけた...
ルーニーマーラによるルーニーマーラのための映画 今までピアスつけた奇抜なハッカーな役や同性の人間に恋心を抱く役をやってきた彼女だが、今回は凛々しくも時代に翻弄されながら胸に抱いた信念を捨てずに生き抜く女性を演じているが、いやーホントにね彼女の魅力というのがスクリーンに溢れている 凛々しくもありながら何処かふとした誤りで割れてしまいそうな、だけど瞳の奥ではしっかりと世界を見据えてる佇まい、そんなルーニーマーラの唯一無二な存在がこの映画を支えているのは間違いない! ほんとルーニーマーラにはこの輝いてる時期にどうにかオスカー取ってほしい、だってかなり奥深い映画でてるじゃんこれの他にも、とまぁルーニーマーラを堪能するならいかがでしょうか、という映画でした あんまり内容触れられてない、いや、ちゃんと胸に染みるようなジンワリとした出来に仕上がっていると感じた。
主役はこの上なく魅力的
魅力的な女性だったゆえに、思わぬ不幸に陥って、50年も精神病院に入れられていた女性の話。 最後はハッピーでほっとした。そのくらい過酷な話。 第2次大戦中のアイルランドという背景もあって、中世の魔女狩りを思い起こさせるような怖さだった。 そんなことがあったら怖いなあと言うストーリーだが、必ずしも周囲の全員に悪意があったわけではない。少しずつのボタンのかけ違いが重なり合って、あんな状況になったとうことが怖い。 ただ、この映画はそんなことよりもヒロインがとにかくきれいだったということに尽きると思う。
愛のかたちは人それぞれ
ストーリーもさることながら、色々な愛を感じる映画でした。結末がどうとかでなく、非常に面白く映画に引き込まれました。 神父の嫉妬に歪む表情も愛ならば、ローズがマイケルを想うことも愛。マイケルの最期も愛してこそ。グリーン医師の両親が子供を想う気持ちも愛。全てを見守る看護師の視線も愛に満ちていました。 映画早々は聞き慣れない地名にヨーロッパの何処の話かわからなかったのですが、アイルランドも綺麗に描かれ、戦時下にも関わらずアイルランドとイングランドの歪んだ関係も良かったです。 バネッサ・レッドグレーブ、ルーニー・マーラを始め、役者さんも皆んな良かったです。看護師の視線が観客である私たちの視線のようで、監督ジム・シェリダンの巧さに脱帽です。 マイケル役のジャック・レイナーってシング・ストリートのお兄ちゃんだったのね。まあアイルランド映画としてはそれもそのはずか。
ルーニーが好きだ〜
何となく、途中で結末が見えたけれど、とにかくルーニーが好きだ〜ということを実感しました! 何ともいえない、眼差し。 ドラゴンタトゥーの女から、どハマリにハマっていたことに気づきましたね、はい。 そして、1940年代のヨーロッパでの精神障害者への扱われ方が、よく描かれていると思います。 この状況にあって、記憶を残そうとした努力はすごいと思います。 看護師役が、日本女優でいうなら「吉田羊」的な、絶妙の演技。 ルーニーだから?ルーニーでなくても?好きな映画になりました。
何となく途中から、オチが。
19本目。 ルーニー・マーラ観たさに楽しみにしてた1本だったけど、オチ、、、じゃなくて、途中から結末が見え隠れして、ちょいテンションダウン。。 ルーニー・マーラは、可愛綺麗でした。 マイケル役の俳優さんがまさか、Detroitのデメンズ役とは! 今回は、めっちゃイケメンでしたわ♡
ごり押しでないかしら?
映像に深みがあり、 ルーニー・マーラの演技も 引き込まれます。 ただ、お話がごり押しでないかしら? 終盤になればなるほど、 え?え!? なにそれ。 そのアイテム、 どっから出てきた? 君のその感情は、 どっから出てきた? みたいなことが、 いっぱい出てくる。 このラストに持っていきたいがための、 ただのパーツと化した諸々が、 次々と押し寄せます。 ルーニーさんと誕生日が同じだから、 勝手に親近感効果で星3つ。
謀略
身請け人もおらず生まれたばかりの自分の子を殺した過去もある上に妄想や幻視があるとして精神病院に40年間入院している主人公が病院取り壊しの為に転院を迫られる中、転院先を決める為に外部から診断に訪れた医師に対して日記に記した過去の出来事を語る話。 聖書に記した日記に沿って若かりし日の旦那との馴れ初め等から回顧録的にみせて行く展開。 どこまで本当か、どこまで信じられるのかという看護師と医師の状況がありつつも話を聞いて行くと哀しさや苛立ちをおぼえる出来事が聞こえてくる。 中盤辺りでもしかしてと感じるところもあり、終盤の展開に意外性を感じないけれど、それでも充分盛り上がりラストに胸が熱くなった。
胸が締め付けられる、この気持ちが愛。
予想を裏切る清々しいラストに、胸が打たれた。 ルーニー・マーラの美しさに、鑑賞者である我々さえも捉われがちだが、バネッサ・レッドグレーブの表現力には凄まじいものがある。 ラストの、ローズが40年の時を経て出会った息子と寄り添って美しい海岸線を歩くシーン、彼女の嬉しそうな笑顔は40年前のそれである。あの頃の愛情を、何も忘れてはいなかったのである。 ローズの表情に、そのエンディングの清々しさに、思わず涙がこぼれた。
とにかくルーニー・マーラ
とにかくルーニー・マーラの美しさしか頭に残らない。いるだけでひとを狂わせてしまい、娼婦!とか呼ばれてしまうに足る美貌。それがあんな小屋に送られてしまったらどうなるか、だよな。 ラストに向かっていくとき、まさかな、と思うとまさかの帰結なので、感動を提供するにはもっとうまい伝え方がなかったか、と思うけれど、立ち上がって、手を繋ぐ現在と過去のカットバックは問答無用で泣ける
【ミステリアス。 そして後半、深い感動が、訪れる作品。】
- 脚本が秀逸である。監督はアイルランドの巨匠 ジム・シェリダンである。- ・アイルランドの寒さを感じる前半。 しかし、後半の驚きの展開に涙する。 (前半散りばめられたピースが見事に繋がるのである。) <ルーニー・マーラの毅然とした美しさが印象的な作品である。>
自分で自分を守る!
ヨーロッパ行きの飛行機の中で見ました。バネッサ・レッドグレープが凛とした女性で素敵でした。外見は似ていなくても、生きる態度や強さはルーニー・マーラも同様。社会通念、男の思い込みと闘う役柄にルーニー・マーラはぴったりだと思いました。
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