「ヨーロッパの暗い時代を生き延びて」ローズの秘密の頁(ページ) redirさんの映画レビュー(感想・評価)
ヨーロッパの暗い時代を生き延びて
クリックして本文を読む
イギリスとフランスがナチスドイツと闘い、ヨーロッパ中が暗い時代を過ごしものすごく多くの人が哀しみ殺され悲しみ生き延びた。アイルランドでも因縁のイギリスや宗教の対立があり、ヨーロッパ本土ほどではないが暗い時代を過ごし、マイケルは殺され、ローズは暗い時代の暗い病院に閉じ込められた。記憶を失わないこと、記憶すること、そのために聖書に大切なことを全て書き留め、我が子が迎えにくるのを待ったローズ、アイルランドの、カトリックの、こうあらねばないないと言う強い観念が神父の頭をおかしくしたのか、世の中も戦争とかバカな統治者がいるとそうなりがちで、そのために50年も病院に幽閉されるなんて。いろいろと思うことあるが、記憶を絶やさないこと無くさないこと、ローズの記憶も、アウシュビッツの記憶も、パレスチナ の記憶も、、、そして病院ではローズにデンパチかけて記憶を失わせようとしたのだ。やはりいろいろ思うことあり。哀れな世の中。人間のやることは哀れで愚かなり。バネッサレッドグレーブが素晴らしく愛の記憶だけで生きてきた様を体現。
コメントする