坂道のアポロンのレビュー・感想・評価
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無理に実写化しないでも・・・・
原作既読、アニメ視聴済み。
タイトルの通り、実写化だから千太郎が姿を消して10年後、医者になっている薫がまだ高校生の様で・・・・。
二時間の枠に収めるため、どうしても削る部分や改変する部分が出るが、一番謎なのは、千太郎がバイクで事故を起こした時、二人乗りで載せていたのが妹ではなく、律子になっていた事。律子が死んだワケでも無いのに、千太郎が姿を消す理由が無い。
改変出来ない部分、出会い、文化祭、十年後の為に無理に圧縮。
そこまでして、実写化する必要があったのか?
原作を読んでいるから、余計に評価が厳しくなるけど、原作読んでなくとも2.5位かなぁ。
ほんと好き長崎
ネタバレ
漫画既読。漫画号泣した記憶。
モーニングいいねえ。
一度似てると思ったらずっとそう見えてきてしまう知念侑李が元彼に。くそ。
ほんと長崎素敵だよなあ。
漫画も良かったが音があるから尚良いよね。
やっぱ千太郎は漫画のが不良感あるけど、今風な不良だったかな。
ごつめを想像してたからかわいい顔しててかわいい。
なんかかわいい〜〜恋してて羨ましいわ(´⊙ω⊙`)
じゅん兄はちょっとアダルトすぎてな
音楽すこ。
セッションいいね。
見つめ合う感じ、音を合わせる楽しさ、
音楽楽しそうだなあ。
21.12.14 てらさ
学園祭における知念侑李と中川大志によるジャズセッションの演出の妙と演奏の素晴らしさに感動させられた
三木孝浩による2018年製作の日本映画。配給は東宝、アスミック・エース。
三木監督の映画は、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」に続く2作目だが、今回もとても良い映画との印象を持った。
最初の方、知念侑李がピアノを弾いているシーン、指先のアップから切り替え無しで知念の顔へ持ち上がるカメラワークが視聴者の気持ちを汲んでいる様でにくい。ピアノ演奏はどうせ吹き替えでしょうが、あれ自分で弾いてるの?!と印象づけられた。
他にも幾つか、三木監督と小宮山充撮影コンビによる映像は魅力的であった。知念が思わずキスしてしまう神社で少し雨で濡れた小松菜奈の物憂げな表情、停電した体育館でカーテンの隙間から差し込む光で浮き出す知念の楽しそうなピアノ演奏、最後の方の教会ステンドグラスからの逆光の中で浮かぶドラムを叩く中川大志の勇姿、等。
ノスタルジックな風景や演出にも郷愁を覚えた。特に、公衆電話で10円玉を重ねて置いた上で、小松に電話をかけてデートを誘う知念の姿。電話のかたちは違えど、恥ずかしながら自分も高校生の時に覚えが有る行動で懐かしく、監督に親近感を覚えた。
テンポの良いストーリー展開も心地良かった。少女と遊んでいたはずの糸電話での小松菜奈の登場の意外性、そして知念の恋心の告白。何より、学園祭での喧嘩別れした中川参加のロック演奏から、停電による知念の場繋ぎ目的としてのピアノ演奏、そこにドラマ中川参加のジャズ演奏共演の流れは見事で、2人の演奏(曲は「My Favorite Things」〜「Moanin’」)予想外の素晴らしさもあって感動してしまった。成る程、ロックは弱いが、ジャズは停電に強いか。
俳優のたち演技もとても良かった。アイドルGとしての知念侑李は全く知らなかったが、医師となる優等生を見事に体現していた。未経験から楽譜読めないまま半年の猛練習で身につけたというハイレベルのピアノ演奏には、何年も弾いていても上達が乏しい自分との比較で、唖然とさせられた。中川大志演ずる喧嘩早いが心優しい不良も良かった。中学のころ交流があった大柄な不良学生への憧れの様な気持ちを思い出した。ドラム演奏も悪くなかった。ただ、エンドタイトルにドラム演奏者名あったので、一部は吹き替え?。
小松菜奈、予想外に脇役的な設定で多少驚いたが、相変わらず表情の作り方が実に上手い。ラストの方、知念と2人で中川の居る教会へ向かう時に見せた彼女の表情の動き(知念への愛を再認識した上での行動決意をした様に思えた)には魅せられてしまった。ただ最後、歌位出す直前で、ストップモーションになってしまったが、My favorite thingsを歌う姿も見たかった。
そして、大河ドラマ五代友厚役で初めて知ったディーン・フジオカ、難しいはずの中川が憧れるカッコ良い役を見事に演じ、更に素晴らしいジャズ・トランペット演奏と歌唱(曲はチェット・ベイカー演奏・歌唱で有名な「But Not For Me」)を見せつけられて、そのマルチタレントぶりに驚愕させられた。
原作小玉ユキ、脚本高橋泉。エグゼクティブプロデューサー豊島雅郎 、上田太地、プロデューサー八尾香澄、田辺圭吾、 岡本順哉、ラインプロデューサー森徹。
撮影小宮山充、照明保坂温、録音矢野正人、美術花谷秀文、装飾鈴木仁、スタイリスト望月恵、ヘアメイクプランニング池田真希。VFX菅原悦史、音響効果伊藤瑞樹、スクリプター
古保美友紀、編集穗垣順之助、音楽鈴木正人、音楽プロデューサー安井輝。主題歌小田和正
助監督を見せる成瀬朋一、制作担当藤野尚美。
出演、知念侑李(西見薫)、中川大志(川渕千太郎)、小松菜奈(迎律子)、真野恵里菜(深堀百合香)、山下容莉枝(伯母)、松村北斗(松岡星児)、野間口徹(千太郎の父)、
中村梅雀(迎勉)、ディーン・フジオカ(桂木淳一)。
モニモニ
食堂喫茶ライムライトに行ってみたか~などと思いつつ、彼らのジャズに対する情熱に目頭が熱くなってしまった。境遇は違えど家族の中での疎外感は同じだった薫と千太郎。ピアノとドラムだけのセッションもさることながら、律子の父(中村梅雀)がベースで参加し、東京で学生運動をやっていた淳一(ディーン・フジオカ)のトランペットが入ってくると音楽的完成度がさらにアップ。セッション・・・すごい。プロ級。
音をぶつけ合えば気持ちは伝わる。これこそインプロビゼーションの神髄だ。アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズの「モーニン」は60年代に日本にもジャズファンを増やすきっかけとなった名作ではあるけど、ビッグバンドよりもシンプルな楽器の構成の方が心地よい。あらためて気づいた。そんな「モーニン」は当時そば屋の岡持を持ったあんちゃん達も口ずさんでいたという話をラジオ番組で聞いたことがあります。
そして『サウンド・オブ・ミュージック』の中の名曲「マイ・フェバリット・シング」も数多くジャズメンによって演奏されているけど、この曲で小松菜奈演ずる律子の心にも繋がり、一体感が増してくる。学園祭においてタイガースもどきのバンドからいきなりの二人のセッションには震えが来たほどだった。ただ、クラシックで培ったピアノの才能が多彩なテンション含むコードで弾くのはやりすぎだけどね・・・
教会とか神父というのも「モーニン」に合っている。朝じゃなくて嘆くという意味のmoaning。作曲者のボビー・ティモンズは牧師の息子であり、ゴスペルの影響を強く受けているのもうなずける。
好きだとか嫌いだとか、危うく脆い三角関係も好きな音楽が続けられるのなら演奏の瞬間は吹き飛んでしまう。そんな彼らのジャズ心にはのめり込んで見てしまったが、ストーリーは予測可能。だけど事故までは予想できたけど、ラストはちょっと意外。ラスト、息を飲み込んで何かを叫ぼうとした小松菜奈が発した言葉は??と気になるところでエンディング。「大好き!」だったと想像するが・・・
全編通してアフレコというのが欠点といえば欠点。結局、演奏もアフレコでプロがやっていることもわかるからそうしたのだろうか・・・そして、アポロンの意味も音楽の神だとか美大生百合香の説明だけでしたが、調べて見ると医術の神とも言われているようで、そこんところをもっと絡ませてくれれば尚良かった。
アオハル・セッション
Amazon Prime Videoで鑑賞。
原作は未読です。
ジャズのことは全然知りませんけれど、「美の壺」の曲(タイトル忘れた)は聴いたことあったし、「マイ・フェイバリット・シングス」のアレンジはカッコいいなと思いました。
それはさておき、セッションって相手と波長が合うかどうかと、己のセンスが問われるものかもなぁ、と…。相手が提示するものに対応して、自分も的確かつその場でつくり出される音の中で最良のものを奏でて、相手に投げ返す…。信頼感があって、息が合っていないと出来ない芸当だよなぁ…
薫と千太郎の友情が奏でるセッション…。そこに律子も加わって、素晴らしい青春のハーモニーが奏でられました。一時不協和音が流れて、ギクシャクしてしまっても、「友情は一生もの」―。そんなもの乗り越えてしまう…。たとえ10年の空白を挟んでしまっても、セッションがあの頃の自分たちに戻してくれる…。秀逸なラストシーンでした。
[余談]
小松菜奈の方言良かね~♪
水着姿も良かね~♪
律ちゃんが死ななくて良かった
ストーリーは至って平板。
ただ、知念侑李さんと中川大志さんのセッション場面は見事。
「四月は君の嘘」の山﨑賢人さんのピアノの演奏シーンが酷かったので、本当に弾いてるみたいと思ったら、なんと吹き替えなし。
それを聞いて、尚更見事だった。
ただ、知念さんの感情を抑えた内向的な薫の演技、悪くはないけど、違う役者が演じていたら、もっと感情移入出来たかも。
でも、オーバーで演技力のないジャニーズの中では好感が持てた。
原作未読で、予告編だけ見ていたので、千太郎が死ぬのかなと思ったら千太郎は軽傷で、逆に律子が意識不明の重体。
ここ10年あまり、「大切な人の死を乗り越えて前へ歩いていく」という東宝の"青春感動映画"路線からみて、今作の"生け贄"は律ちゃんだったんだと思ったら、律ちゃんが見事復活で、最後は爽やかなハッピーエンド。
取りあえず、「僕は明日、昨日の君とデートする」と「恋は雨上がりのように」でお気に入りの小松菜奈さんが生きていて良かった。
(でも、最近の観客には誰か死なないと物足りなかったのかも)
最後に、友情物語がメインテーマの映画だとは思うけど、薫と千太郎の間で揺れ動く律子の恋が中途半端。
2時間の映画では、やっぱり詰め込み過ぎで
"胸キュン"のカリスマ・三木孝浩監督にしては消化不良だった。
大味
原作はさわりだけ、アニメ版を前半の方観たのちの鑑賞。
中川大志は朝ドラでしか知らず、ぼやけた演技のイメージが強かったが勢いのある今作の演技は良かった。ちと大げさ気味ではあったが、キャラクターだからとすれば納得。
ただ、全般的にもうちょっと細部を丁寧に描いて欲しかった。
特に10年後。
百合香夫婦が薫の勤務先をナゼ知っているのか、立派になったと言われているのだから久しぶりだったはず。
百合香たちが地元を出る時に薫とやり取りがあったようには見えず、それまでの関係性から連絡を取り合うほど親しくはないはず。
で、薫が律子に逢いに行くが、律子が教師になったコトを知らないのは不自然ではなかろうか?
(もしくは、教師になってから連絡をしてなかったコトが)
映画内では律子が事故で意識不明から回復した場面で終わっているが、彼らはその後高校を普通に卒業したはず。
こちらは原作を読んでいれば不自然ではないが、この映画しか知らないとちょっと悩むところ。
初めてムカエレコードで律子の父親と顔を合わすシーン、原作ではぎこちなくもしっかり頭を下げて挨拶をしているが、映画では当初は知らんぷりをする薫。
初めてみんなが集合して地下室でセッションするシーンでは店番を律子に頼まない父親とか、
千のロザリオは最初から分かるようには原作で描かれてなかったし、
とかとか。
別にそこは原作に忠実で良くない?みたいな細部がザックリした描写になっていると観る気力が萎える。
まだ友情がそんな芽生えてない時期の薫神社に拉致されすわっ暴行?!を千が助けるシーンは入れといてもらった方が友情の成立を語るのに納得しやすくない?とか。
色々難点はあるが、千が教会で生い立ちを語るシーンや、
文化祭でのセッションなど、泣けたところはあったので、細部を気にされない方なら感動作品となるでしょう。
しかーし、これは連ドラにしてもらって、
丁寧に描き直して欲しい。
千と薫の配役は良かったが、
律子に小松菜奈は合わない気もしました。
「恋はいつも雨上がりのように」のヒロインに小松菜奈はピッタリでしたが、彼女は現代的なクールビューティではないかなと。
今作では美少女だけども素朴な雰囲気を出せる女優さんが良かったかな、と思いました。
平坦な三人
わざとだろうか?
芝居というには稚拙。
高校生の瑞々しさを演出するためだろうか?
山下さんの意地悪おばさんも徹底されず尻切れトンボ。
言うことはきついけど、外にも出してくれるし、ピアノも自由にさしてくれるし、あんないいとこ住んでそこそこ恵まれてるだろう。
それで千太郎の家見て羨ましがるとは。
でも友情、愛情、尊敬の念とか学園的な雰囲気の中でそれなりに感じ取れたので、観賞後は悪くない。
意外と良かった
アニメ観てたので楽器演奏どうすんだ?って
そこが心配だったけど、1年弱の練習であそこまで
よくできたな。特に中川大志。一皮も二皮も剥けたな。
アニメの切なさまでは微妙に描ききれてなく、
ちょっと半端だったかな…
小松菜奈かわいいんだけど、演技力の無さがひっかかったな。
それでもアニメの実写化ってただでさえ難しいのに
良くやったと思う。
ジャズ最高!
何ヶ月もかけて練習し、本人たちが演奏している文化祭のシーンは何度観ても鳥肌が立つくらい心が動かされた。青春、いいなぁ。
作品鑑賞後にアニメを見たが、忠実に再現したんだと感心するくらい配役も完璧だった。
小松菜奈さんのりっちゃん最高!!
クオリティ高い
原作の漫画アニメ共に見てすごく綺麗な物語だなと思い映画も見ました。
まずキャスティングが素晴らしいです。
りっちゃんは、さておき、中川大志は顔が似てます。
体格がもっとがっしりしてれば完璧でした。
Hey!Say!JUMPの子も透き通った肌の白さはシルエット、似てます。
じゅん兄役のディーンさんもそっくりでした。
ストーリーも全体的に原作と近いものになっていて、原作を読んだ後でも楽しめる作品でした。
すごく好きなストーリーか?と聞かれれば違いますが、相変わらず綺麗な作品でした。
ラストで、お!歌うのか?と見せかけて
小松菜奈うたわせないんかーーい!!!
ってなりましま。笑
最後まで、、、
小松菜奈が最後まで歌わせてもらえない。
(T ^ T)
聴きたかったなぁ3人のセッション。
千太郎が居なくなって、見つかって、
はい。おしまい。
なんでロザリオ?を置いて行ったのか
とか気持ち的な想像はできるけど、
ちゃんと描いて欲しかった。
セッションシーンが素晴らしい
青春音楽映画に目がなく、ファンである真野恵里菜が出演しているため鑑賞しました。正直期待していませんでしたが、期待していたくらいは楽しめました。
音楽を通じての薫と千太郎の友情は見事に描かれていたと思います。授業中に机を叩く薫の空ピアノと千太郎のビートが絡むシーンは、ここから2人の物語が始まるのか、と予感させてとてもドキドキしました。すごくいいシーンです。
セッションのシーンはおしなべて良いです。学園祭の2人だけで演奏したマイ・フェイバリット・シング〜モーニンは思わす涙しました。素晴らしい。エンディングの教会での再会セッションも最高でしたね!
薫が初めてセッションに加わるシーンもグッときました。何気にあの場面の前に薫がモーニンを譜面起こしをしてシンコペーションを研究するシーンがあり、それが効いていたと思います。音楽映画では、音楽と孤独に格闘するシーンがないとどうも嘘くさい。
しかし、本作において上記のような良い演出は少なく、むしろ雑さの方が目立ちました。雨のシーンとか子役使いすぎとかノイジーです。
しかしそのような些細なウザさ以上の問題は、言葉の説明と演出とのズレです。事前に千太郎の家族団欒シーンを描いていたクセに家族内に居場所がないってのは説得力ゼロ。背景に重いものがあっても、シラけてしまう。
街を出るディーンと真野ちゃんが千太郎とすれ違うときに言葉も交わさないとか、関係性の演出のちぐはぐさが目立ちます。この手のダメ演出は個人的にかなりシラケます。
部分部分は光るものを感じました。しかし、全体的には概ね雑であり、薫・千太郎・律子の関係の描写も今ひとつ深まらなかったように思いました。惜しいなぁ、とも言えますが、もともとストーリーには期待してなかった上、期待通りに音楽が良かったから割と満足しています。
あと、小松菜奈が最高に良かった!以前から気になっていたのですが、本作で初めて見ました。想像以上に色気があって、清楚さと妖しさが同居しているような多面的な魅力を感じました。パーツはクセがあるのに、不思議と正統派美人にも見える。今ではすっかり小松菜奈の魔性にヤられてしまいました。若手女優の中では、天才・松岡茉優に次ぐ贔屓です。
当初の目的である真野ちゃんは出番が少なく残念でしたが、デカいスクリーンで見ることができたのは眼福でした。
二人のセッション聞きたか~
音楽の力って凄いなと
感じるひとときでした。
人と繋がる
人を癒す
自分を高める
いくつものシーンで、
自分ならと考えたり
音を通して高まる気持ちで
知らないうちに
目の奥が熱くなりました。
折れずにやり過ごしてきた
自分達の境遇をぶつけ合って
仲間になるシーンは、
胸がつまりました。
笑顔で過ごす今の過去には、
沢山の辛い経験がある。
大なり小なり皆さんが経験する事
なんじゃないでしょうか。
かけがえのない人生の
きらめきがまぶしくて、
まぶしくて、いつしか、
その世界観にはまってました。
友達と過ごす地下のセッション
突然めぐってきたキスのタイミング
文化祭のセッション
そう、
特に良かったのは
糸電話でのシーン。
"許さないよ。
初めてだったんだよ。~"
話してくれてるところで
もう、
許しているような気がしたけど
それもまたいいんです。
楽しくて、苦しくて、嬉しくて
たくさんの気持ちを抱えて過ごす日々がスクリーンから溢れてきて、
いつまでもこのままでいたいなー
とおもってた時を過ごせました。
なので、
事故シーンは憂鬱に。
このノスタルジアな雰囲気のまま
でまったりしたいのに。
バイクに2人乗りの時点で
何かありそうという気配がして、
予定調和なインサートに
感じてしまいました。
だけど、
後半のストーリーで、
そのアクセントが深みを生んで
見終わった後、
幸せな気持ちがぶりかえしてくる
ワンシーンに。
こういう作品に出会うと
生きててよかったなー
と感じてしまう。
ちょとおおげさかな。
小松さんの歌声が聴けそうで
おあずけに。
切り方が潔いです。
おすすめ。
独特な空気感を持った映画
ストレートな友情に自然と涙がこみあげました。対照的に見える二人が近付く姿、セッションの際に2人がお互いを見つめる様子が微笑ましく、最高に羨ましかった。りっちゃん目線で見ちゃいますね。色んな逆境にも立ち向かい真の友情を深める様が眩しい。
そして本作のハイライトである文化祭のセッションでの高揚は半端ない。心地よすぎてりっちゃんの表情が全て物語っていて、逆にラストの展開が不安になるけど、最後までよかったです。そして、歌わんのかい!と笑
街並みが美しい。田舎と昔の心地よさを感じつつ、リアルさが出ていました。後、ジャズセッションが題材だからでもありますが、よい意味で変わった雰囲気でした。音楽のおしゃれさと田舎の素朴さ、でも海軍がいてエキゾチックで、学生運動時代の危険な香り等色々ミックスされていて独特でした。
小松菜奈ちゃんが可愛すぎてもう。周りに馴染めなかった幼馴染みに友人が出来る嬉しさすごく伝わってきました。繊細な心を見事に演じられてて、2人の男の姿をみて感動するけど、彼女の表情を見てより深まって、その深めさせる演技だったと思います。そして再び可愛すぎます。中川大志くんもあの豪快なキャラクター演じられる人は若手俳優では少ないなと思わせられるほど決まってました。
恋愛を後回しにした男の友情物語ってすごく珍しい気がします。面白かったです。
坂道のアポロン
1949年佐世保生れ(1966年は高2)の佐世保北高OBで、『クラシック(鑑賞&アマオケ演奏)もジャズライブハウス通い』も現役の名古屋市民です。
『”佐世保が誇る絶景” がふんだんに出て来る筈』と勝手に思い込み、原作もアニメも見ないまま『どうせ “青春モノ” だから』とストーリーにも期待しなかった1年ぶりの映画でしたが、3/21と3/23(来月中学入学の孫娘も一緒)の2回も観てしまいました。
『展海峰からの九十九島』や『白浜海水浴場の広大な砂浜とその先に広がる紺碧の海&高島&黒島』、そして『黒島天主堂の威容』等『佐世保出身者にはたまらないシーン』は “想定内” というより、“スポット選定&撮影時刻&映像時間&映像頻度” が物足りない『若干、期待外れ』のものでしたし、ストーリーも “想定内” でしたが、『1966年当時と変わらないエレガントな制服を纏った小松菜奈の(87点の)佐世保弁』は “想定外” で、北高OBには『もう〜、たまらんバイ!』の一言に尽きます。
そして、極め付きは、学園祭の体育館フロアに置かれたグランドピアノ(知念侑李)とステージ上のドラム(中川大志)のセッション。このセッションの間、どういうわけか、(年甲斐もなく)、涙が溢れ続けました。そして、10年後の黒島天主堂でのドラムと簡易ピアノのセッションでも。
この理由、3/21の帰宅後にネットを見て解ったんですが、この二つのシーンの音は(恐らく)他の演奏シーンとは異なり『プロによる吹き替』ではなく、ナント『二人の俳優の生(実)演奏』だったんですね!! 両名とも、元々『演奏には無縁』だったのを、この若くて器用な二人の男優の情熱による『 “演技力” や ”急ごしらえの演奏技量” の限界を遥かに超越した “本物のセッション(コラボ)“』。 納得です!!
この『(高校生の趣味としては)本物を超えるジャズセッション』 と 『中川大志の “完璧な(99点の)佐世保弁” + “物凄い演技力” + “男も惚れ惚れする程の溢れ出る魅力”』が(小生にとっては)この映画の真骨頂ですが、二度目を観終えて、知念侑李の『自暴自棄気味の孤児』、ディーン藤岡の 『学生運動崩れの挫折青年』等、全体的にも 『極めて上質で、趣味の良い映画』かと思います。
同じ映画を2回も観たのは、小生、初めての事です
2回目に良さが分かる
単行本もアニメも知ってるだけに原作の先入観がのせいか、納得行かないと初回に観た後は思うも、2回目に観たら凄く良い映画ということにやっと気が付きました(笑)
もう1回観たい。
あんまり面白くないと思った方は2回目がオススメです。
JAZZが良い
医師として忙しい毎日を送る西見薫のデスクに飾られた1枚の写真。そこには笑顔の3人の高校生が写っていた。10年前の夏、薫は転校先の高校で誰もが恐れる不良である川渕千太郎と運命的な出会いを果たす。ジャズのドラムを叩く千太郎と、幼いころからピアノを弾いていた薫は音楽でつながり、千太郎の幼なじみの迎律子を交えた3人で過ごす日々の中、薫は律子に恋心を抱くようになっていた。しかし、律子が恋焦がれるのは千太郎であることを薫は知ってしまう。三角関係に思い悩みながらも、千太郎とのセッションを楽しむ薫だったが、そんなある日、千太郎が薫と律子の前から突然姿を消してしまう。2人はバイクで事故って律子は意識不明、千太郎も怪我をしてしまう。そして10年後、ある事がきっかけで再会を果たし、2人でセッションして友情を確かめ合うのだった。思わず泣いてしまった。やっぱりJAZZはいいな~。
☆5多すぎない…?
高評価だったから期待して見たのに、見おわった後のがっかり感が半端ない。
正直、☆5はサクラかと思ってしまうレベル。
薫が千太郎に「自分の家に居場所がないやつの気持ちなんてわからないだろ!」と怒鳴るシーンがあったけど、何故それを千太郎に言うのかわからないし、ただの八つ当たりだよなあと思った。
知念君の英語の発音がよくてバカにされるシーンも、特別発音いいってわけじゃなかったし、ツンデレキャラ?があってなくてただの棒読みに感じた。
あと千太郎がハーフっていう設定ならもっとハーフっぽいキャストがよかったと思った。
小松菜奈ちゃんが終盤で突然薫を好きになるけどなぜ好きになったのかわからないし、全体的によくわからない映画だった。
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