坂道のアポロンのレビュー・感想・評価
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アート・ブレーキーの『モーニン』が効いています。
映画『坂道のアポロン』を観てきました。まったくノーマークだったのですが、皆さんの評価が高いので見る気になりました。もっとしっかり宣伝をすればいいのに、という感想をもつほど、出来はいい作品です。
青春と音楽と友情という、当たり前のテーマですが、舞台は1966年の佐世保です。つまり昭和の青春ですね。それが、私のような年齢の者には、しっくりきます。ともに、家庭に居場所がない青年二人の友情も描かれます。アート・ブレーキーの『モーニン』が効いています。特に、多くの方が語っているように、文化祭でのセッションは感銘を受けます。
わたしは初めてみましたが、中川大志はいいですね。小松菜奈もキラキラしていていい。知念君は頑張っていますね、といった印象です。
物語の最後も、必要以上に悲劇にせずに、またハッピーエンドでもなく、淡々として感じで良いですね。
泣けました!
アニメも観ていたので、最初から、涙が止まりません!
原作は、読んでないので、ストーリーが、正しいのかわかりませんがアニメのストーリーとは、若干違い、かなり、話を端折っているようですね。
千太郎は、ほぼイメージ通りでしたが薫役の知念侑李は、身体が小さくて、演技はそこそこでしたが少し残念でした。せめて、律子役を彼と同じか、小柄な女性をキャスティングしていればよかったような気がします。
あと、エンディングテーマを小田和正が歌っています。とても良い歌なのですがJAZZをテーマにした映画なのにエンディングは、JAZZでしめて欲しかったですね。残念です。
ともあれ、映画としては、良い出来ですが、元ネタのマンガ、アニメの認知度が低かったのでしょうか、客席が少し寂しかったのは、残念ですね。
もっと流行っても良いと思う良い映画でした。
もっとJAZZをおくれ
1番の映画!
優秀作品だ!素晴らしい‼
ちょっと肩透かし。曲数少な過ぎ。
アニメは数話観た事があるぐらいで鑑賞。
ある事情により、医師を目指している西見が転校先にて仙太郎と律子と出会い、ジャズセッションの魅力にハマる物語。
ジャズをあまり聴かない方にとってはアート・ブレイキーのモーニンや、マイフェイバリットシングスは耳に残る「どこかで聞いた事がある」名曲で高感度大だと思いますが、ジャズも好きでレコードを今でも店で探している私にとっては初心者登竜門的「ド定番」ソング。
ここが「モーニン良かったね〜」とは私としては行かない所。
(他数曲ありましたが短く、)上記二曲を繰り返し使いまくり、音楽のメイン部分を乗り切ろうとするこの映画には肩透かしを喰らいました。
俳優演技的に悪くは無いんですが、セッションをウリにしているならばもっとシーン&曲を増やすべきだったのでは?と思いました。
(レコード屋地下室にて、4人のセッション開始には「おおっ!」と思っていたのに残念です。)
青春ストーリーは普通です。
あー、もう少し他の曲聴きたかったー!
原作頼りの無難な作品作りに不満有りですので、この評価です。
監督さん。冒険して下さい。
期待以上でした
本当にとてもよかった。最近見た映画の中でいちばんよかったといっても過言ではない。映像、演技、構成、音楽、ストーリー、キャラクター、キャスト、全ての面でとても私の好みだった。
そして正直観る前は少し不安だった知念くんの演技についても、安心してお話を楽しめるものだったのでとても満足だったし嬉しかった。
ありがちな結末で終わらない満足感と、それでいてわかりやすく誰もが感動できるラストのすっきり感、天才。スタオベ。
小松菜奈様は、安定して物凄い透明感。透明すぎて本当に生きてる?あれ?人間?って感じ。だが、方言が馴染みすぎてて耳を疑った。ギャップな!!!!!
番宣では一ミリも恋の要素を感じさせないちねんくんとななちゃんだったのに、劇中では薫がりっちゃんに恋してるのが一目瞭然であるのに驚いた。そして、知念くんの一目惚れの演技、とてもよかった。女性に『見惚れている』男の人はこんなにも魅力的なのか、とこちら側も見惚れてしまった。ぴゅあぴゅあなふたり。
大志くんは、もう流石としか言いようがない。肩幅を大きくみせ、ガサツさをアピールするために歩き方や仕草に気を使ってるのが多少不自然にも見えたが、セッション中の『純粋』そのものな笑顔や興奮を見事に表現されていて、つられて胸が高まった。ガサツで喧嘩っ早い男の子の中にある、綺麗で純粋な部分を出していくのがほんとうに上手だった。
この作品には冒頭から心を掴まれていて、その理由が映像のセンス。レトロな街並みをオシャレに映しながら、洋画のようにクレジットしていたのがカッコイイの一言。ハガレンのタイトルの出し方くらい好いとーと!!!
とりあえず、最高な作品でした。素直に出会えてよかった作品です。ありがとう!!!
バラバラな文章で申し訳ありませんが、多くの人に愛されますように。
魅力もあるが
また観に行きたい
原作者が太鼓判を押していたので観に行きました。
漫画のイメージを崩すことなくすんなりと入れてすごく面白かったです。千太郎の存在感は漫画に劣ることなくスクリーンでも再現されていて、不器用で繊細な感情にグッときた。薫は少し鈍臭くて調子に乗るところに笑ったし、細かい感情の表現力がすごく良かった。りっちゃんは見た目も控えめな演技も美しくてただただ見惚れました。
見どころのセッションは、千と薫があまりにも楽しそうなので、観ている側も自然と笑顔になってしまう。この映画のために一から習得したとは思えないクオリティだった。ディーンさんの歌もすごく良かったです。
今は、またあのセッションが見たいなぁと思い出しています
映画館で鑑賞して良かった
原作ファンでもそこそこ納得できる?
原作は大好きですが、予告の青春群像劇!!感が無理だなーと思ってしまいました。結果的にはプロモーションが下手なだけだったと思います。笑
【良かった点】
・役者さんが最初から最後まで自身で演奏されている。当て振りだとしても誤魔化せない距離感で撮られていて、長回し。リアルなセッションだった。
・キャスティングがほぼ完璧。
・ストーリーも無理して原作エピソードを入れるわけではなく、映画としてきちんと収まるように工夫されている。(人によっては収まりが良すぎて納得できないかも)
・長崎の景色を知っていると更に楽しめる。
【悪かった点】
・メイン3人の身長バランスが悪い。西見さんの学生服のサイズ感が微妙…
・役者さんによっては九州弁が気になるような。たまにあれ?ってなりました。笑
・知念くんの演技力???(特に嫌いではありませんし、顔自体は西見さんに合っていると思います)
悪い点も挙げましたが、
身長バランス以外で突出して気になる点はありませんでした。やはり演奏シーンにあれだけ力を入れてあると見応えも倍です。役者さんの努力が見えました。
ただし原作ファンは、映画サイズとして纏まってるね〜or尺に合わせすぎ!!のどちらかに割れそうです。前後編だと間延びしそうだし、私は一作に無理やり詰め込むよりも映画としてのまとまりを重視してくれて良かったと思います。セッションシーンが映えるので。
いずれにせよ漫画原作の実写化では珍しい、2回目もアリかなと思える映画でした。
2回見ちゃったよ。
青春は王道で良い
美しい絆を感じた
始まりから終わりまで、とにかく最高。
すべてが美しくて、儚くて、力強い
それでいて、心温まる映画でした。
とくに劇中に出てくるジャズ音楽、セッションのシーンは
ただただ圧倒され、興奮しました。
また、実際に観た人にしか分からない余韻も楽しめると思います。
薫さん、千太郎、りっちゃんの3人の関係性
それを取り巻くキャラクターの関係性
すべてがとにかく綺麗でした。
観終わってから、また観たくなるような映画!
何回観ても、色々な見方、感じ方が出来ると思いました。
(わたしは思わず連続して観てしまいました)
小田和正さんの曲「坂道を上って」が流れると
より「坂道のアポロン」の良さを感じることができました。
ほんとうに素敵な作品!
ぜひ一度観て、アポロンの世界観に触れてほしいです。
今まで見た映画の中で一番感動した!
劇場で鑑賞
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