「実に良い」坂道のアポロン META坊さんの映画レビュー(感想・評価)
実に良い
良かった。
実に良かった。
近年の邦画は、高校生が主人公の漫画の実写版が多く、石を投げれば当たるほどなので、よほど惹かれるものがなければ観たいとは思わないが、これは大正解だった。
中心となる役者さん達は、メインとなる高校生時代と、その10年後を演じることから、どうにも高校生には見えない、ひどく大人びた高校生を演じていたのと、冒頭の屋上の雨のシーンが不自然で残念だが、その辺は大目に見ないとイケナイだろう。
じゅうぶんに練られた奥行きの深いストーリーもいいし、音楽もいい。
文化祭のセッションのシーンが最高にカッコよく、無くても良いようなエピソードが霞んでしまうほどだ。
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