「ジャズセッションな青春」坂道のアポロン lynx09bさんの映画レビュー(感想・評価)
ジャズセッションな青春
学生運動の激化していく60年代の長崎は佐世保。この辺りで思い出されるのは、村上龍の「69」。あれも中々の小気味良い作品だったが、これも相当に震えた。
自分はもう少し後の生まれだけれど、この当時のもつ、ある種の野暮ったさはとてもいとおしく、魅力に溢れているなぁなんて思ったりして。
美しい風景と時代の彩り。そこに駆け抜ける青春よろしくジャズが奏でられる、気持ちの良い逸品でした。エンディングもジャズでお願いしたかった所ではありましたが(笑)。
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