「小松さん、中川さん、そして知念さん」坂道のアポロン やきすこぶさんの映画レビュー(感想・評価)
小松さん、中川さん、そして知念さん
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原作未読です。
大好きな映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の三木孝浩監督と小松菜奈さんのコンビ、好きな若手俳優の中川大志さんの顔ぶれだったので、とても期待していました。
そして、実際鑑賞してみると期待以上の作品でした。
小松さん、中川さんやはりいいですね。加えて相乗効果もあるのでしょうか、知念さんも良かったと思います。
笑顔が増える薫、親友だから本気で感情をぶつけられた薫、逆に親友だから気持ちを抑え込んだ薫。
そんな薫に、知念さんが自然になりきっていたと思います。
本気で感情をぶつけられる親友、掛け替えのないものですね。
私は音楽に詳しくないですが、セッションも本気で音をぶつけるから良い物が生まれるのでしょう。
友情とジャズを上手く組み合わせて魅せてくれた、良い作品だと思います。
それから雨のシーンについて、晴れている様にも見えますが、私は良かったと思います。
屋上のシーンは、薫の目には千太郎は輝いて見えたはずで、雨の中で光が当たっていてもいいんじゃないかと。
また、次の雨のシーンは、雨と晴れ、相反する二つの事柄が二人の複雑な胸中を 匂わせてくれている気がします。
因みに、私は映画については細かい事を気にしないタイプです。
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