「一生ものの一瞬」坂道のアポロン 時計の小人さんの映画レビュー(感想・評価)
一生ものの一瞬
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作品の肝となるジャズが一切の妥協なく描かれていてとても嬉しくなりました。
千太郎役の中川大志さんは中学生の頃にドラムを経験していたそうですがジャズドラムは初めて、薫役の知念侑李さんに至ってはピアノ自体全くの未経験で2人とも8.9ヶ月かけて猛練習して挑んだとの事でしたが、とても未経験での挑戦だったとは思えない素晴らしいクオリティで文化祭のセッションシーンでは涙が止まりませんでした。
演奏シーンだけでなく、長崎佐世保の街並みや雰囲気、登場人物の心の機微がとても丁寧に描かれていて、原作に愛をもって作られた映画だと思いました。
パンフレットをじっくり読んで、もう一度見たいと思います。
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