劇場公開日 2018年1月6日

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「女性版ハードボイルド?ひょっとして男性版?」レディ・ガイ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0女性版ハードボイルド?ひょっとして男性版?

2020年5月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 女性といっても元は男。ミシェル・ロドリゲスの低めの声だからこそ成り立ってるようなもの。そんな彼女も主演にして大胆なヌード。自分の胸を確かめる光景はまるで大林監督の『転校生』でした。下を向くと、あ・・・ない。

 ハードボイルドとは言え、主人公フランク・キッチンのみならず、変態医師ジェーン(シガニー・ウィーバー)にまで多く語らせているのが失敗なのだろう。過去のシーンも多く登場するので、時系列はややこしくはしてるが、要は復讐vs復讐という構図であり、感情線はわかりやすい。ちょっとひねったSF作品ならジェーンの正体もフランクだったというどんでん返しがあるだろうと、オチを期待しすぎてしまいました。

 平坦に冷血主人公の性格を描いてはいましたが、元闘犬ポンチョにだけは笑顔を見せるロドリゲス。犬を預けるところなんてグッときてしまいましたし、もしかすると犬好きにはたまらない映画だったのかもしれません・・・

kossy