「回りくどいが、伏線回収が見事でスッキリした。」トレイン・ミッション ひろっぴさんの映画レビュー(感想・評価)
回りくどいが、伏線回収が見事でスッキリした。
「トレイン・ミッション」字幕版で鑑賞。
*概要*
会社から突然、クビにされた保険セールスマンのマイケルは、ドン底の中、いつもの電車で帰る途中、車内で謎の女から話しかけられる。女は、電車が終点に到着するまでの間に、100人の乗客から1人のある人物を見つけ出せば、マイケルに多額の報酬を払うという。妻が人質に取られていることが発覚し、女性からの依頼を受けざるを得なくなったマイケルは、絶体絶命の状況下で1人の人物、通称・プリンを見つけ出そうとするサスペンス。
*主演*
リーアム・ニーソン
*感想*
リーアム・ニーソンの作品を観るのは久しぶり。この映画を簡単に言うと、列車版「フライト・ゲーム」みたいでした。(^^)
列車という密室空間で巻き起こる非常にシンプルな設定。謎解きに関しては、劇中で様々な伏線が張られていて、「フライト・ゲーム」より盛った感じがして、面白いと思いました。
いつもの日常、いつもの列車、いつもの乗客とのやり取り、しかし、今日はいつもの日常とは違ってた…あの女が座るまでは…
あの謎の女が座ってからのストーリー展開がハラハラしました。次はどんな展開が起きるの?え!こいつがプリン?いや、やっぱりこいつがプリン?って、もう…乗客全員が怪しく見えてしまって、終始ドキドキしましたww あの女がマイケルをどこで監視してるのか不明ですが、やり方が結構回りくどくて、少しイライラした。(笑)
動機の中身については、政治的だし、犯人も黒幕もストレートだったけど、アクションシーンも見事だったし、列車が脱線するシーンは圧巻。朝一番で観ましたが、眠気が一気に覚めました!(^^)
マイケルの家族が命を狙われている恐怖と、ある事件の目撃者、通称・プリン探しがハラハラしたし、笑い所もあるし、展開が二転三転としていて、個人的に「フライト・ゲーム」を超えた印象。
多少、気になる所もあったけど、謎解きの伏線回収が見事だったし、最後はスッキリした!\(^^)/