パーティで女の子に話しかけるにはのレビュー・感想・評価
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音楽とエル・ファニングだけはいい!
パンク少年と異星人が出会うラブストーリー。と思ってたが、SF要素も結構あってシュールな内容だった。
正直ストーリー的なものは共感したり感動できなかった。それでも、エル・ファニングのかわいさとライブシーン、それとラストはそれなりに響いたかな。
でもそれだけの映画な気が…。
SF要素要る?
邦題の感じが、思春期ボーイミーツガールを想像させたので、エルファニングだしと思って見てきました。
が、予想を超えるSF的なノイズが、私の見たいものを遠のかせてくれるので、はまれませんでした。
ウォールフラワーとかシングストリートとか?あるいはトレインスポッティングとかをイメージしてたので。
まあエイリアンやって最初からゆうてるんやし、勝手な期待がいかんのですが。
ザンの属するエイリアン世界が全然概要もわかんなくて、何が生殖行為だったから子供ができたのかわからんし、ついていけませんでした。
各コロニー(服に色で分かれてる?)のPTって人が、構成員の親で、親は子を食べるという歴史がある種族ってことよね。
で、男も女も素質のある人だけが子を産めて?
ああもうわかんない。
オレンジで団子ヘアーのコロニーでは女性っぽい人から男性っぽ人がにゅるにゅる出てきて?
なんのこっちゃですよ。
そういうSFノイズを無視しても、ボーイミーツガールとしてもちょっと書き込み甘い感じで、ロマンチック気分にはなれませんでした。
エルファニングがかわいいってことと、エンのお母さんの「私もクリトリスがある女よ」ってゆうセリフくらいかしらねえ。いいなって思ったのは。
1992年のエンが、ジョンレノンみたいな風体でなんでその扮装にしたよ?と思いました。
予想外に良くてびっくり!
まさかのSF
冴えないパンクキッズの青春初恋物語だと思って観に行ったら
まさかのヒロインがエイリアン設定で驚いた。笑
パンクとエイリアンの融合って意外な感じはしたけど
エイリアンたちの奇妙なしきたりが現代社会の閉塞感や若者の不安を極端に表してるところもあって
ヒロインのザンは誠にパンクがお似合いであった。
これを観たら、日本でももっかいパンク的なものがブームになる日も来そうだな、と感じてしまった。
あとはエルファニングの魅力が最大限に出てる。無邪気さもクールさも。そうか彼女はどこにいても異邦人感があるね。
ボーイミーツガールのお話として甘々なシーンも多々あり、くすぐったくて観てるこっちが照れるくらいの過剰なエモさ。イモいんだけど嫌いではない。
エルファニちゃん映画
エル・ファニングの魅力が爆発している映画でした。エルファニがとにかくかわいい。公園ではしゃいだり、パンクバンドで即興歌をうたったり、エンの母親と踊ったり。また笑顔が抜群にキュートです。
とはいえ、映画全体はガチャガチャしていて正直ピンと来ませんでした。エルファニ絡み以外のシーンはまったく心に残らない。B級のSFというジャンルが個人的に肌に合わないというのもあると思いますが…宇宙人の設定も古いSFイメージのパロディーなのでしょうが、そもそも乗れないため、特に感じるものはなかったです。
少年が異界に行き成長して戻る、というジュブナイル王道パターン映画とも見れそうですが、やはりガチャガチャした演出によって成長描写がよくわからない。15年後に飛ばれてもねぇ。
で、その15年後のエピローグは「さぁ泣かせに来ましたよ」みたいなあざとさを感じてしまい、乗れなかったですね。主人公が作家になるってのも、なんかね。ディーディーとかアリ・アップとかパンクレジェンドの名前をつけるのもなんか表層的で軽いんだよなー!
まったく合わなかった作品ですが、エルファニちゃんファンとしては避けて通れない映画であり、エルファニだけに焦点を合わせれば充分に魅力ある映画だった、と思います。
特典の星2つ分はエルファニちゃんの存在感だけにつけました。エルファニじゃなければ、この映画は持たなかったと思いますよ、ホント。
そしてパンクについて。
確かに作中では抑圧に対してノーと言ったり、エンが魂の叫びのような独白をしたりと、それらしさはありました。しかし、作品が本当にガチャガチャしているので、主張が断片的にしか伝わらず、なんか説得力に欠ける印象です。ライブハウスの女主人あたりにもう少し明確な哲学が垣間見れると少しは違ったかもしれない。
そこまで魂レスなファッションパンクとは思わなかったものの、かなり薄くて物足りないというのが正直な感想。20センチュリーウーマンのような熱気を期待して観に行っていたら、かなりムカついたと思います。ただ、そっち方面の期待はせずに観たので、ガッカリしなかったのは救いというか、良かったです。
ネオンデーモンといい、エルファニングはアバンギャルドなクリエーター...
★★★★
2017年ベストエンディングソング
なんだか変ですごいものを見てしまったというのが正直なところ(笑)
ただエンディングソング「Between the Breaths」が流れ始め、気付くと涙が(泣)歌詞はザンの思いを表している。
「あなたは私のこと(正体)を尋ねない」
そう、主人公のエンは彼女が何ものであるか決して尋ねない。属性や立場など関係なしに受け入れてくれる寛容さが彼にはあった。
なんだかよくわからないまま親や社会に反発していた時期、そんな人を受け入れてくれる受け皿は人それぞれだが、本作のエンにとってはそれはパンクであった。
そんな時代を経験した人にとってのプレゼントのような映画です。
パンフレットには劇中では説明がなかった異星人の各コロニーの解説や、村尾泰郎氏による「パンク入門」、ファッションのリアルさ、エンのイラストを描いたアーティスト ダッシュ・ジョーの劇中に出来たマンガなど、本当に充実している。
オタク少年がレイア姫に恋をする
オタク少年がぶっ飛んだ不思議少女に恋をする
1977年のロンドンで出会ったエンとザン
2人は恋に落ちるが、ザンはよそ者で、数時間後にはロンドンを立たなければならない…
パンクでクレイジーなところが面白かった!!
ザンがレイア姫と同じ髪型してるあたり、これはエンが描いた夢物語かなと思わせつつ、最後にキチンとオチがある
最近は、70年代、80年代カルチャーをオマージュするのが流行りだけど、ロンドンもその頃は、堅苦しい伝統から脱却するパンクパワーに溢れていたんだなと思う
最初は浮ついていた少年ザンが、愛を知って現実を見据えた大人へと成長していくのも良かった
何も予習をしないで観ると、いろんな驚きがあって楽しいと思う
ニコール・キッドマンのクレイジーっぷりも良かった
パーティで女の子に話しかけるには
2017年117本目の劇場鑑賞。
1970年代のロンドン郊外を舞台に、
冴えないパンク少年がパーティで出会った異星人の美少女相手に繰り広げる奇妙で甘酸っぱくて切ない恋の行方を描く。
宇宙人襲来ものとして多いのが、
宇宙人が地球を侵略してくる「インデペンデンス・デイ」や、
宇宙人が地球人に何らかの技術や知識を付与しに来るという「メッセージ」なんですが、
本作もかなりSF色が強くなっていて、
独自のコロニーを持つ宇宙人が地球に飛来しました。
しかし、
侵略するわけでもなく、
何らかの技術や知識を付与するわけでもない全く異なるSFでした。
SFなのか?恋愛なのか?音楽なのか?
ザン演じるエル・ファニングは可愛かったけど、
そこまでタイプではないです。
めっちゃ好みでもキスしてる最中に嘔吐されるのは無理。
チープでありながら壮大なぶっ飛んだ音楽映画でした。
なんなんだ?
色々考えさせられる
BOLLOCKS!
とにかく【ヤバイ】の一言
トホホ...
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