「オープンワールド」ザ・サークル 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
オープンワールド
世界ナンバーワンのシェアを誇る超巨大SNS企業「サークル」に就職した女性主人公に巻き起こるお話。
お話の巨大企業はアメリカ的に理想的な企業で夢はあるが、途中途中関わる人々による「?」と面倒くさそうな展開に映画を観る人は気付き始めるだろう。彼女の管理・監視されていく異変に。
そして開かれた世界へ利用されていく。
企業が企業だけに映画の展開が読め、正当性や批判的意見の主張も一部一部あるのだが、映画の面白さに繋がっているかと言われればNOであった。
とくに中盤までが酷い。
公共的に良い事を言うが、最終的には企業に100%利益が発生する話にうんざりだし、主人公も裏があると考えずメリットしか考える事が出来ない。社会貢献、会社貢献出来てると勘違いしちゃってる。全体として物が見れない性格にうんざりした。
(頭良さそうなエマ・ワトソンだから余計に。)
まぁ、そう思える事は制作者側の思うツボなのだが、巨大企業がこんな人間1人で成立するのならガッカリだw
人は馬鹿でも無いんだよね。
馬鹿を2/3観せられる映画は辛い。
最後もあり得ない企業展開。
少し脚本を練ってもらいたかったな。
現代社会を利用し掲げる問題をテーマにしてはつまらない。
お暇ならどうぞ。
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