「バリカン…」あゝ、荒野 後篇 kazzさんの映画レビュー(感想・評価)
バリカン…
満を持して後編、観させて頂きました。
やはり、イクチュンさんの、陽である新次に憧れやがては新次以外の誰とも「繋がれない」バリカン健二の、陰となる演技に尽きます。
菅田くんはじめ、他の演技者たちのそれぞれ掛け替えのない役柄も圧巻でしたが、見終わったあとに思いおこされるのはバリカン健二の仕草や表情。
そして、悲しいけれどバリカンにとって幸福な終闘の時を迎えることが出来たと思いたい。
最後まで新次を「憎みきれない」バリカンが愛しく切なかった。
その時の登場人物の涙は其々意味が違うかもしれないけれど、与えた感動はカウントアップしきれません。
『ありがとうバリカン』
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