「さすがのソダーバーグ」ローガン・ラッキー Takashiさんの映画レビュー(感想・評価)
さすがのソダーバーグ
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アメリカ最大のモーターカーイベント、NASCARレースを舞台に、一攫千金を狙った計画に挑む強盗団の姿を、アダム・ドライバー、チャニング・テイタム、ダニエル・クレイグらの共演で描くクライムエンタテインメント。足が不自由で仕事を失い、家族にも逃げられて失意の人生を送るジミー・ローガンは、まもなく開催されるNASCARレースのさなかに大金を盗み出すという大胆な計画を練る。戦争で片腕を失った元軍人で冴えないバーテンダーの弟クライドと、美容師でカーマニアの妹メリーを仲間に加えたものの、不運続きな自分たちだけでは心もとないジミーは、服役中の爆破のプロ、ジョー・バングに協力を求める。
この大どんでん返し作品は思わず二度見したくなる。非常に良くできたオリジナル脚本は素晴らしい。ネタ切れ感もあるハリウッド映画でこれは画期的といっていいと思う。強奪した大金を全て諦めたように見せかけて誰も損をしないそれどころかリッチになってしまうという筋書きには思わずやられたと叫んでしまった。
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