「スパイスが足りない」サバービコン 仮面を被った街 sallyさんの映画レビュー(感想・評価)
スパイスが足りない
ジョージ・クルーニーの監督作品で、コーエン兄弟の脚本で、主演をマット・デイモン、ジュリアン・ムーアと大変豪華で、何とも別の映画を撮った方が良かったんじゃないか位に思える本作品。
本作品を一言で言うと、「甘みもなければ、苦みも酸っぱみもない映画」と表現した方が良いかな・・・・
題材もいいし、内容も単純なんだが、今ひとつスパイスが足りないかな・・・
「あっ」と言うシーンはありますが、しかし、淡々と話が進むだけで・・・
子役のノア・ジュープ、本作品がデビューになりますが、結構いい感じで将来が楽しみな演技力だったな・・・
ま、監督、出演者が違えば、本当にB級的な作品であり、内容ですね。
当初、タイトルの「サバービコン」の意味が分からなかったのですが、映画が始まれば意味が分かり、本作品テーマとは違いますが、実際に起きた人種差別も本作品に盛り込まれていますが、ある意味、人種差別と本作品の内容がどう結びつくのかちょっと意味が結びつきません。
本来なら、人種差別の面を絡ませて、本作品の内容を脚色して作って貰えれば面白かったかな・・・
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