ボス・ベイビーのレビュー・感想・評価
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表情が素晴らしい
吹き替え版を鑑賞。シュレックやカンフー・パンダなどを手がけてきたドリームワークス・アニメーションの最新作である。見かけは赤ん坊だが中身はオッさんという設定は面白く,一見子供向けのフリをして,実はかなりオッさん向けの作りになっていた。ドリームワークス・アニメーションをスピルバーグらと共同で設立したジェフリー・カッツェンバーグは,「ディズニーは子供と,大人の中にある子供心に向けて映画を作るが,ドリームワークスはフライシャー・スタジオの様な大人と,子供の中にある大人心に向けて映画を作る」と語っており,中には子供にはキツそうな描写や皮肉的な内容を持つものがあり,この作品も例外ではない。
話は,多少のサプライズはあるものの,非常にシンプルな作りで,ボス・ベイビーとは,赤ん坊のふりをしてこの世に出張してくるサラリーマンといった設定になっており,同業の者がすでに何人も地上で活動しているということになっている。両親と三人暮らしで両親の愛情を独り占めしていた7歳のティムの家に,新しく弟が誕生するというところから話が始まり,ティムとボス・ベイビーのやりとりに笑わされる。
兄弟が生まれた時の上の子の不安といったものがうまく描かれているし,まず何と言っても傑作なのが,ティムとボス・ベイビーの最初の対面シーンである。アメリカで誰かの下で働いた経験があれば,あの場面でのボス・ベイビーの数々の表情に大爆笑するに違いない。まさに,こういう上司いるいるというサンプルを片っ端から見せてくれるシーンの連続である。ただし,オッさんネタには不可欠なエロがらみのシーンが一切ないのは,ディズニーと同じスタンスなのかも知れない。
字幕版ではボス・ベイビーの声を名優アレック・ボールドウィンが勤めているらしいが,吹き替え版ではムロツヨシが勤めていて,いかにも目端が利きそうなやり手のオッさんという感じがよく出ていたように思う。ボス・ベイビーがバイバイする場面で「バハハーイ」と言うのにも笑わされた。1970 年頃にテレビから消えたケロヨンを知ってる人は,50 歳以上に限定されるのではないだろうか?周りの観客には子供連れの若い夫婦なども見られたが,彼らが無反応なのに私一人がバカ受けしてしまったのが痛快であった。
音楽はハンス・ジマーで,本気の音楽を付けており,子供の妄想がそのまま可視化される場面では,レイダースをはじめとする名作映画のパロディ場面が数多く用意されていて,いかにも,という音楽が聞こえてくるのが非常に楽しめた。また,物語の重要な曲として The BEATLES の Black Bird が使われているのも非常に気に入った。
演出には感服した。赤ちゃんの表情の純真さとオッさんの世慣れた表情が切り替わるところなど,非常に面白かった。また,様々な名画のパロディシーンも作りが上手くて楽しめた。ホロっとさせるところなどもよくわきまえた演出であったと思う。おそらく,年代や,子供を育てた経験があるかないかで評価が分かれると思うが,私は非常に楽しめた。
(映像5+脚本4+役者4+音楽5+演出5)×4=92 点。
愛に飢えた現代に送る、最高のスペクタクル・ラブ・ファンタジー
この作品のテーマは何か、
兄弟愛?親子愛?家族愛?
違う。ヒトの心の底にある全ての愛だ。
若き発想のオープンワールドに過ぎ去った少年時代を重ねて懐かしさまで沸いてくる。
ボスベイビーのプリティーな仕草だけじゃなく、この作品にちりばめられてる愛の仕組みをしっかりと観てほしい。
そうすれば一つの愛にきっと気づかせてくれる。
子供向け
最近パディントン2がよかったし、予告は面白そうだったので、アニメもいけるかと思い挑戦しましたが無理でした。
まるっきり子供向けの映画です。
しかも最初に10分ほどの短編アニメが始まり、スクリーンの場所間違えたかと思いました。
半分は寝たので、悪党とのやりとりも理解できぬまま。
貯まったポイントでの観賞だったのがせめてもの救い。
愛
ボスベイビーの愛らしいキャラが良い。
冒頭のベイビーがあふれているシーンは、可愛すぎてとても癒されました。
物語りが進むにつれ強くなっていく絆と子供の成長。
あの映画のあのキャラクターも登場します♩
子供から大人まで安心して観られる作品ですが、特に子供を持つ親の方に観てもらいたいなと思いました。
ラストは感動もの
ベビートークのアニメ版の様な作品。赤ん坊がタクシーで現れるのを自然と受入れている両親が不思議。
目の前では見られない赤ん坊の姿を、この作品の様に想像すると愉しい。
ボス・ベイビーの表情や仕草や話し方がとても豊かで秀逸で愉しい。
ラストのシーンは感動もので、予測と違う結末がとても良かった。
感動の後で、エンディングが始まると途中で帰り出す人が多過ぎて、ザワザワとして最後まで愉しみたい映画大好き人間としては、観客が一番残念…
家族大好きの最たる映画
たのしい、かわいい映画でした。
これといって深みや物語性は感じませんが、最近のアメリカ映画の『家族大好き』の最たる映画だったという印象です。
個人的には、家族関係がケンカして仲直りして大団円。。というのは嘘くさくて深みがないのであまり好みませんが、娯楽作としてキャラクターがかわいいをたのしむなら、娯楽として最適です。
赤ちゃんとおっさんへの切り替わりのギャップが何とも言えずかわいくヒットにつながっているのだと思います。
観て損はない❗
ストーリーが、凄い発想と感じたけど、少しマトリックスの世界が感じられた(自分には) 。
我が家のボウズはポップコーンをむさぼるように食べながら食い入るように観てました。
面白いし、笑えるけど、家族とか子供と一緒に観る映画かな。
観る人を選ぶ。一人で観に行く方は…となる気がする。
顔芸と渋ボイスに大爆笑
「美女と野獣」より現地アメリカでは評価が高かったともいわれる作品が1年遅れて日本上陸!ということでかなり高い期待を持って3/24映画館へ観に行きました。
【感想】友人たちとグループで観るorデートムービーとしてオススメです。
最初から最後まで笑える映画でボスベイビーたちの憎たらしい所作に声を出して笑ってしまうことが何回もありました。
ストーリーもスジが通っていてわかりやすく、置いていかれることもありませんでした。
ちなみに英語(3/24)・吹替(4/1)両方とも観ましたが、面白さだけでいうなら英語(字幕)の方が笑えると思いますので、吹替で面白いと思った方は字幕ver.も鑑賞をオススメします。
思考が好きじゃなくてハマらず。キャラクタービジュアルも好みじゃなく...
思考が好きじゃなくてハマらず。キャラクタービジュアルも好みじゃなくて可愛いと思えず。
子犬じゃなくたって犬はずっと愛されるし、赤ちゃんと共存する度量だって持ってるわいとイライラ。
サイコーに面白かった(^^)
ただ面白い映画だと思っていたがそれだけでなく兄弟愛とか親の大変さなどいろいろ感じれました!
この映画を通して兄弟愛というのは大切な存在なんだと気付かされました!
声優はあまり知らないけど宮野真守という人が何役もやっていたので驚きすぎてこの人プロだと思いました
初めて声優が好きになれたかもと思いました!
久々に釘付けになりました!!
僕は基本ホラー映画しか見なく、こういった平凡すぎる作品はあまり見てなかったのですが(トイ・ストーリーとシューガーラッシュくらいです…)、予想を上回る面白い&感動する作品でした。
忘れていた子供心、家族の愛、そして主人公が『お兄ちゃん』になる成長等を見ることができます。
言葉ではうまく表せませんが、一人一人のキャラの表情もすごいよかったです。
是非是非、観ることをおすすめします(ง˘ω˘)ว
お兄ちゃんの成長
主人公のティムがお兄ちゃんへと成長する姿を描いたストーリー。ティムの妄想シーンでは子供らしさを感じる。ボスはおっさんの様な仕草をするが、赤ちゃんの容姿なので可愛らしい。ドキッとするシーンもあれば、ウルッとくるシーンもあり、観ていて楽しい作品だった。
アップテンポで見やすい
吹き替えでのムロツヨシの声のハマり具合が可笑しくて笑笑
ボスベイビーのキャラクターがとってもチャーミングです。赤ちゃんが生産されるシーンは愛らしいですが、ボスの場合生まれた時からボスって…
中身もお金で解決するずるい大人のようで、見た目とのギャップがまた滑稽さを引き出していました。
子供には結構早いスピードでビジネス的なことを言われるのでついていけるのかな?と疑問に思いました。
一応子供向けですが大人の方がクスリと笑ってしまうところが多かったように感じます。
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