「空想好きの少年✖️ベイビーコープ」ボス・ベイビー akkie246さんの映画レビュー(感想・評価)
空想好きの少年✖️ベイビーコープ
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すぐ空想にはまる7歳半の一人っ子の長男と、ある日タクシーでやってきた黒スーツを着た赤ん坊との冒険譚。
どこまでが空想で、どこが現実なのかはよくわからないつくりになっている。メン・イン・ブラックならぬベイビー・イン・ブラックのような作品だ。
MIBは、アメリカに居住する宇宙人の存在を隠すために奔走する世間に対し極秘任務を背負った男たちの話である。
こちらは、ペットとくに可愛い子犬にとられてしまう愛情と時間を赤ん坊たちのもとに取り戻すために黒スーツを着ている赤ん坊と7歳半の少年二人がラスベガスまで乗り込むというややこしい物語になっている。少年の妄想にしては、出来過ぎている感はある。赤ん坊とペットを同一視している感もある。もちろん、最強のペットを販売するという計画は崩され、赤ん坊の地位は安泰になるのだが、
ベイビー・コープの設定は、奇想天外すぎる。特別なミルクを飲めば、知性と理性を取り戻すことができるというアイデアは笑える。おしゃぶりがバーチャルワールドへの入口というのも。
そもそものベイビー達がどこから生まれるのかは不明。このベイビーコープ社を経営する宇宙人などがいるのかも。すべて同一のクローンではなく、女の子であったり、体がでかかったりするユニークさを肯定している点を評価する。
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