ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命のレビュー・感想・評価
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動物園は、平和の象徴
動物園物?と思って観たら。
1/4ほどは動物園や動物の話で、第2次大戦時のドイツ軍の、ポーランド侵略の話。つまり、戦争にまつわる話でした。
戦争で動物園が攻撃され、動物が逃げ「危ないから」と銃殺される。
そして「ユダヤ人だから」と列車に乗せられてそれっきり。
人間はなんと愚かな生き物なんだ!と、激しく憤りました。
動物園の大切な動物を失った夫婦。夫が「動物園を通過駅に」と、人を匿い、偽造パスポート(身分証)を作り、準備ができたら逃がす。
粛々と進む作業に安心していたけれど。
「僕だって外に出たい」と父についてきた息子の行動で、非常にヤバイ雰囲気になっていくのが。ハラハラドキドキ。そうだよね、地下にずっといるのも、限度がある。
夫と妻がそれぞれ外と中を守る、役割分担をしていく中で。
ドイツ軍の動物学者・ヘックが。最初いい人なのかなーと思わせながらも、その見かけと裏腹に悪いやつぶりを出していくのも、ドッキドキでした。
史実で知る、平和の意味。動物園がある限り、そこは平和ですね。
素晴らしいご夫婦
戦争と愛と動物
狂気と慈愛
動物園は平和の象徴なのだろう、動物たちが人間の身勝手さで殺されてゆく悲しさに始まり罪のない人々が蹂躙され、死んでゆく様を見て、この感情のゆらぎに軽重はあるのか自問自答した。
美談を売りものにするような邦題やプロモーションには賛同できないが辛くとも見て欲しい映画というものがあるとすれば本作はその一本である。しかしながら既に心優しい人たちほど観て落ち込み、ほんとうに見て欲しい人たちには端から見向きもされないのだろう。
・動物好きにはなかなかにしんどい ・校長先生が出る場面ではホッとす...
ズー・ギャング
つまるところ戦争や災害といった逆境においては、まずは人間の救済が優先されるわけで、その他の動物はないがしろにされてしまう。もちろん主人公夫妻に非はない。冒頭象の子を救う感動的なシーンがあるだけに、ユダヤ人救出の一方で動物たちがどれだけ犠牲になったのかが気にかかる。ま、所詮動物園は「狭い空間での生活を余儀無くし、飼い殺しにする、人間中心の施設」ではあるのだが。
ヤヌシュ・コルチャックとの束の間の邂逅も印象的だ。両手を挙げて列車に抱き上げてもらうのを待つ子どもたちの表情がせつない。
それにつけても、ホロコーストの惨劇を経てきた挙げ句の、イスラエルのパレスチナに対する仕打ちはどうなのか。
観て良かった
公開当時「女神の見えざる手」とほぼ同時期で、ジェシカ・チャスティンばっかり観てられないよ、的な程度で済ませていたので、京都シネマ名画リレーでやってくれて良かった。
ドイツ軍のユダヤ人迫害の映画はたくさん観たし良い映画ばっかりだったが、この映画はその中でも「シンドラーのリスト」「戦場のピアニスト」に次ぐくらいの映画じゃないかと思うほど。役者も良いし、ストーリーも分かりやすいし、中だるみもない。唯一、息子役の突然の変貌に少しビックリ。
ワルシャワの話なので、主役のジェシカ・チャステインはアメリカ人だがポーランド人っぽい英語をしゃべる。彼女は日本人好みの美人ではないタイプだけど声がチャーミング。ドイツ人将校のダニエル・ブリュールは、冒頭では良い人っぽかったが、動物を譲り受ける話で夫のヤンが疑った通りの人物。彼から疑われないように主人公は彼の気持ちを上手く利用する。夫は匿うユダヤ人を迎えに行くために毎日ゲットーで悲惨な目に遭っている人達を目にし、彼女の苦労には気が及ばない。
ドイツ兵に暴行を受けた少女が初めて名乗る場面と、ヤンがユダヤ人を助けに行ったのに、そこで唯一できることとしてゲットーから強制収容所送りの列車に乗る子供達を抱っこして持ち上げてあげるシーンに涙。
感動
深い愛情
動物かわえぇ
動物達が爆撃や拳銃で撃たれて
殺されちゃうシーンは
見てて辛かった...
ジェシカに抱っこされてる
ライオンの子供とか
ちょっと見ててヒヤヒヤしました。
引っ掻いたりなんて
しないんだけどね
ペットのスカンク?や
ワラビーにうさぎちゃん
かわえぇ〜
ラストは
息子も撃たれず
旦那も元気に帰って来て
300人?程
助けたユダヤ人達は
宿で射殺された女性2人以外は
無事逃げれたって
ホント実話?ってぐらい
ハッピーエンドでした。
いやホントに生きてて
良かったんですけど
あの流れだと
息子は撃たれて
旦那も帰って来ないって
感じでした。
思わず生きとったんかぁ〜いと
ツッコミ入れちゃいました。
もちろん心の中で...
先生と生徒が
列車に乗るシーンは
グッときちゃった
小さい子供達が
あどけない顔で
両手を上げて
乗せてって...(泣)
じんわりと、くる
命懸け
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