嘘を愛する女のレビュー・感想・評価
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良い意味で意表を突いてくれました。面白かったです!
長澤まさみ実力を発揮しきれていない?
いいのか悪いのか良く分からない作品でした。いいと思ったのは、展開などがテンポよく、飽きさせない所でした。長澤まさみや吉田鋼太郎の演技も緊張感がありとてもいいです。感心しなかったのはストーリーが訳が分かりません。そもそも「嘘を愛する女」のタイトル通りの結婚詐欺や悪い男と知りつつ騙されたふりをしている女などではなく、ただ自分の信じたいものだけを見る自分勝手な女です。そんな女が一心不乱に彼の素性を追い求める動機は何だったのでしょうか。たどり着いた真実はあまりにも作り物めいた妻と娘の死の真相。どこをどうすればラストの病床での感動的なシーンが導き出せるのでしょうか。
おそらく作者のテーマは「再生」「再出発」にあるのでしょうが、工夫が足りなすぎると感じてしまいました。
長澤まさみがかわいい
純愛もの。おすすめ。
久しぶりの映画鑑賞。『8年越しの花嫁』と迷いつつ、実は純愛という記事を見て、こちらを鑑賞。結果、とても良かったと思う。
主人公・長澤まさみ 演じる「ゆかり」はウーマンオブザイヤーを受賞するほどの凄腕のキャリアウーマン。そんな彼女には結婚も視野に5年間同棲し続けてきた彼・きっちゃん(高橋一生)がいた。
母親との夕食に彼を呼ぶことになった晩。彼は何故か約束の時間になっても店に来ない。家に帰宅しても彼の姿はなかった。
布団につき、不安を抱えながらも寝ようとした矢先、ドアホンが鳴り、彼かと思い、ドアを開けたが。ドアの外にいたのはなんと警察だった。何が起きたのか。混乱を隠せないなか、警察と一緒に病院に行くことになったゆかり。
彼が家の近くの公園でくも膜下出血で倒れ、意識不明の状態であること、そして、彼の名前や免許証、職業であったと聞いていた医師の仕事が全くの事実無根であったことを知る。
いったいどういうことだ。彼はいったい何者なのか。彼の過去にいったい何があったのか。彼は私を本当に愛していたのだろうか。頭に浮かぶ様々な疑問を投げかける先を失ったゆかりは、知り合いの探偵(吉田鋼太郎 とDAIGO)に彼の身元捜索を依頼する。
捜査のなか、彼が通っていたカフェの店員であり、彼に密かに好意を抱いていた心葉(川栄李奈)に出会い、彼がいつもカフェでパソコンを打っていたこと、そのパソコンを密かにコインロッカーの中に隠していたことを知る。彼のパソコンの中には膨大な量の文章が残されていた。彼は密かに小説を書いていたのだ。その小説に描かれていたものとは?そして、彼はいったい何者なのか?
映画の伏線を予想するのがとても下手な自分であるが、今回もやはりまったく先を読むことができなかった笑 疑念を持ったまま話は進むが、少しずつ少しずつ、彼の過去が明かされていく。ラスト、彼の過去を知ったとき、主人公にとっての彼をとても愛おしく感じた。思っていたよりも彼の過去が重いものではあったが、彼が何を思いながら過ごしていたのかがわかり、とてもすっきりした気持ちになった。
男女の愛とは何かを考えさせられる作品だと思った。吉田鋼太郎が作品にいい味を出している。好きな俳優だなぁと思った。高橋一生はあまり馴染みがなかったが、とても好印象を持った。
印象が薄っぺら
長澤まさみの演技が良かった
予告編の勝利かな
予告が気になったのと長澤まさみが良さげなので観に行った。
つまらないとは言わないが・・・
生活感のない住居とか、
ストーカーめいた女とか、
ステレオタイプのオタク系?とか、
犬猫でも拾ってきたような感じの同居人とか、
身分証明書偽造が分かったのに、何らかかわりを持たない警察とか、
自分の子供に自分のDNAを見いだせない男とか(普通、どこか似てると思うが)、
その他もろもろ(ネタばれになるので書かないが)
リアリティがない。
ラスト、お涙頂戴的演出が蛇足に思える。また、そもそも共感できない。「二人の世界♪」はいいが、過去の清算は?
予告編が気になるなら、観たほうが良いと思うが、最初と最後のほうだけ観て、中間は退屈と思えたら寝てても良いと思われ。
吉田鋼太郎は良い(一部の演出は好きになれないが役者と言うよりり脚本その他の問題)。
ぐっちゃぐちゃ
やはり予告編で騙された様な?
唐突なジャパニーズホラー演出が怖い
これから見る人にまず言っておきたいのは、この映画、ミステリーではありません。
予告で語られる謎っぽい語り口とDAIGOや川栄李奈のエキセントリックな風貌に意味はありません。全てはミステリっぽいふうに見せるためだけの演出です。
中身は長澤まさみが見せるビタイチ共感できない感じの悪い始終イライラした女(長澤まさみはこういう役ホントうまいですね)と、高橋一生の優しげな男プロモーションビデオです。
途中物語は無意味などんでん返しを繰り返しながら進み、真相らしきものに近づきますが、そこから何故かこの映画ジャパニーズホラーのような不思議な演出を多用しだします。
あまりにも不穏な空気を漂わせたり、
突然主人公視点になって部屋の中を見渡したり、役者の演技を妙に引きで撮ったり、演者の奥に変なものが映り込みそうで気になって仕方ありません。
そして主人公たちの行動も全く理解できません。なぜ彼女たちはあの家に入ったのでしょう?
あの家は子供が溺死し、直後に母親が事故死した家ですよね。
その中で主人公は、本当は自分と幸せになりたかったんだ!と、「彼の真の想い」に気付き泣き崩れます。自分は見てて、ああ、これは呪われるやつだわとどうでもいいことが気になって仕方ありませんでした。
最後には物語の間に挟み込まれる、高橋一生優しげPVが本当にあったことなのか、長澤まさみの妄想か?
なんてことまで疑ってみてしまう有様でした。
最後の涙は感動の涙というよりも、この女から逃げ切れなかった、高橋一生の悔し涙なんだと思えばまだ話として飲み込みやすい気さえしています。
一生様が…
なんとか寝落ちせず
何か足りない
予告編で気になっていたのでさっそく・・・
もっと、スリリングな感じかと思っていたのでがっかり。
過去を捨てることになった出来事への男性の思いが全く描かれていないので、彼女との5年間で気持ちに変化があったのかどうか全くわからない。なんだか一方的な前向きさだな~。
サブストーリーの探偵(吉田鋼太郎)の99.99%の話の方が面白かった
ぐらい。
都合よくはいかないのだ。
彼女にとって彼はベストな同居人だったのだ。自分の方が優位で、自分の生活も仕事も邪魔はしない、居て欲しいときに側にいる。おかしいとは思っていたはずだが、問い詰めて居なくなるのは嫌だったのだ。どうでもよかったのだ。すべてにおいて「都合が良かった」から。都合よく結婚してくれるはずだった。そして彼にとっても彼女は間違いなく都合のいい女だった。いつ出て行ってもいいはずなのに、出行ていけなくなったのだ。
彼がついた出会った時の小さな嘘に悪意はなかった。
嘘の名前と身分証で手に入れた
彼女、に与えられた、緩やかな日常をただ暮らしていた。秘密を打ち明ける術もなく。結婚というキーワードがリミットを告げ始める。彼が倒れてからは、今度はすべて彼のせいで都合よくいかなくなる。暮らしてた彼と横たわる彼といままでの自分を見つめながら、本当の彼を探すために彼女は走り回る。
長澤まさみと高橋一生は素晴らしいが、
戻ってからのパートがなんだか残念。
彼女が、仕事と自分との折り合いをどうつけたのか描いて欲しかった。
彼の目覚めさせ方で作品の印象が変わっただろうに。
川栄とDAIGOはなかなか良い味だったから、だらだら出さずサクッと短めでもよかったはず。吉田さんと奥貫さんも。
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