海の彼方のレビュー・感想・評価
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台湾へは二回行った。確かに、台湾の香りは日本とは違う香りが漂う。こ...
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台湾へは二回行った。確かに、台湾の香りは日本とは違う香りが漂う。この映画の始まりの1991年の頃、初めて台湾のへ行った。その時の台湾の香りは『八角』だった。その後、父母と二回目の台湾旅行の時も『八角』の香りが漂っていた。
この映画の88歳のお母さんは、私の母よりも4歳歳上だ。我が母は87歳で5年前に天国へめされた。亡くなる三年前、丁度この映画が上映された頃、御茶ノ水にあった台湾料理店に母を連れて担仔麺を食べに行った事を思い出した。その店も『八角』の香りが漂っていた。
台南の路地の様な所にある低いとまり木に座って、担仔麺が出来上がるのを待つ。もう三十年も前で、台南旅行の経験も2回しか無いけど、あの時八角に混じって口の中に広がる『バクチー』の味が鮮明に思い出される。
今じゃその味も味わう事が叶わなくなった。
この映画に登場する人達はネイティブな台湾人だと思う。つまり、漢民族ではなく、セディクバレーの様な現地の民族。だから、この方に限らず、大変に苦労を経験された方達と思う。
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