LUCK-KEY ラッキーのレビュー・感想・評価
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ユ・ヘジン七変化…
シリアスからコミカルな演技まで何でもこなす、そして何とも憎めない表情ユ・ヘジンがてんこ盛り。殺し屋と売れない俳優が入れ替わってしまうことから、互いの人生が大きく変わっていく様が面白い。
以前から評判が良かったので期待して観たけどはまらなかった。
役者さんは好きなんだけど、いくらコメディーでも脚本が悪すぎる。所々笑えるけど、やはりおかしなところがめだちすぎ。
自殺まで考えてたジェソンが、たとえ一時の豪遊とばかりに他人に成りすましたとしても恋愛までしてしまうのは正直乗れないし、いくらなんでも能天気すぎる。
また一番の本作の売りである記憶喪失の殺し屋という設定。いや、殺し屋じゃないんかい。だったらリナから去る必要ないでしょ。まるで自分は裏家業の人間だからリナには相応しくないみたいなことにならんよね。
娯楽作品だから脚本は雑でも許されると思ってるのか。娯楽作こそ脚本は緻密でなくてはならない。多少のご都合主義は許せても許容範囲を超えるご都合主義は観客の目を覚ましてしまう。
これではオリジナルの日本映画はまず見ることはないだろう。
ラブストーリー要素が多め
韓国版「鍵泥棒のメソッド」と聞いて観てみました。
オープニングからどこか「点描のしくみ」を感じさせる楽曲からスタート。最初の“仕事”も同じですね。
香川のアクの強さには及びませんが、ユへジンも中々良い味を出してます。
あとヒロイン役はチョ・ユニが可愛い。あと向こうにも丸亀あるんですね?
伏線の張り方が見事だったオリジナルより、こちらはラブストーリー要素が多め。
ラストは偽装した意味が全くないのでは?と思いながらも、何となくそれが許せる仕上がりでした。
テンポが良く作られていて、隙間に観るのにちょうど良い作品でしたよ。
難しい御託、屁理屈ならべて、小難しいのをよしとしてるように見える日...
難しい御託、屁理屈ならべて、小難しいのをよしとしてるように見える日本映画に比べ、韓国映画は、シンプルだけど、人情味、ハートがあるり、心温まる、優しくなれる作品が多いように思う。
バイプレーヤーから主役へ!
脇役から主役に抜擢されるパターンはなぜか嬉しいものです。ユ・ヘジン出演作はかなり見てるつもりですが、犯人役が多い印象でした。この内田けんじ『鍵泥棒のメソッド』のリメイクも彼の俳優人生そのもののような気がして好印象。俳優として活躍する姿よりも、ナイフを使った芸術的食材や氷アートなどはほれぼれしてしまいます。
救急隊員リナ役チョ・ユニが清純派で徐々にユ・ヘジンに心惹かれていく様子がとてもよかった。日本の女優で言えば小西真奈美似か。借金取り立て、年齢差、色んな要素が絡んでくるけど、終盤での目のウルウル度にはこちらまでキュン死してしまいそうに・・・
本家『鍵泥棒のメソッド』をもう一度チェックしてみたくなりましたよ。
ぬかりない面白さ役者が達者
韓国映画の奥深さよ。
ストーリーも人物設定も面白く何というても、ユヘジン氏の実力が光る作品。わかりやすく微笑ましいラストのオチ最後のエンドロールのアニメーションまで抜かりなく手抜きなくエンターテイメント。素晴らしい。
リメイクだった
銭湯で転んだシーンで、ん?と思ったらリメイクだったのですね。
オジサンで殺し屋のヒョンウクに対して、若くて美人のリナ、
不釣り合いの設定にチョット嫉妬・・
韓国の人は老若男女問わず肌が綺麗に感じます。キムチ効果でしょうか。
人は変われるということか
主役を記憶喪失の殺し屋に決めた。
そして役者としての話もうまく活躍させたりでだいぶ話が面白くなってる。
殺し屋とはいってるが、最後は安心していられるので、二人に増やした女性陣をどうするのかを楽しんで見れた。
そして主役の人がいい。
怖そうな顔してるけど、どこかそれも抜けた雰囲気出して微笑ましい。
しかし人は地は何にでもなれるということだろうか。
自分が役者目指していたと思えばそれに向かっていける。
知り合った人の影響でいくらでも真人間になっていける。
なんか可笑しい中にもそんな希望があって見ていてほっこり。
それぞれの女性陣も美しく、ロマンスもいいとこで収まった。
45歳でも希望はあるということ。
価値あるスターダム
バイプレーヤーのヘビーローテーションを感じるときがある。
なまじっかスター俳優よりもよく見るからだ。
とりわけ日本や韓国では頻用と汎用の度合いが大きい。
おそらく他の国も、そうなのであろう──と思う。
日本ならば遠藤憲一や光石研や山本浩司etcといった俳優で、韓国は名前も知らないが──お、またこの人出てる感は、他国に倍してはなはだしい。
みんな味わい深いおっさんたちだが、イケメンをはるかに凌駕する出演率である。
気になるバイプレーヤーの名を調べてみた。花嫁はギャングスターのイウォンジョン、シルミドや食客で見たとっちゃん坊やなイムウォニ、おもしろい映画というタイトルの映画のキムスロなどは楽しかった。この独自性の高いコミカル路線で近年はペソンウが味わい深いと思う。
ギラギラ系ではオールドボーイや悪魔を見たのチェミンシク。殺人の追憶や甘い人生で見たキムレハもよじれたギラつきが個性的。
やたら顔がいいタフガイのマドンソクはさいきんは主演もはる。
この主演となったユヘジンも昔っから見るバイプレーヤーだった。
白人顔を偏重する日本社会では、その顔がアングロサクソンに近いのか、モンゴロイドに近いのかで、だいたいの美醜が決まる。
が、世界の映画業界では、むしろ露骨な蒙古顔のほうが生き延びる。ソンガンホ、マシオカ、ヒロユキタガワ、ダニエルデイキム、ケン・チョン。サンドラオー、ルーシーリュー。
この映画の主役、ユヘジンもそうだ。
顎前突、厚い唇、はれぼったい薄い目、四角い顔面、低身長、五頭身。
民族の標本のような外見で、まず忘れない。
親近感とリアリティ。とうぜん、イケメンより役者として使いでがある。主役を見たのは初めてだが、ヒョンビンと出たコンフィデンシャル(2017)も楽しかった。おそらくヒョンビンよりも忙しいはずである。
隠蔽捜査、ベテラン、黒く濁る村、どつかれて転げたりする、身体を張った役回りが多く、かつては、小物か悪漢か変人一辺倒だった。
が、同じく悪役一辺倒だった遠藤憲一が近年はコメディや真面目な人物として登用されるのと同じ理屈で、きっともう悪役はやらないだろう。
あまりに見慣れていると悪は出来なくなる。人相の悪さがネタになってしまう──わけである。
映画中TV撮影で、映画中TV女優に「顔怖すぎます」と言われるシーンは本気で笑った。
見始めるまで知らなかったがこれは堺雅人と香川照之の鍵泥棒のメソッドだった。あれは堺雅人(売れない役者)が主役で、香川照之(暗殺偽装請負人)が準主役だったが、韓国版では暗殺偽装請負人のヘジンが主役。プロットも微妙に異なる。
ゆえに見比べも面白い。個人的には日本版のほうが映画として手堅いと思ったが、こっちはこっちで別種の楽しさがあった。
ナイスアレンジ
「鍵泥棒」の余韻冷めないまま鑑賞。
前半はほぼ「鍵泥棒」に沿った作り。
女性陣の関係が微妙に違うのが、後半に効いてくる。
日本版では売れない役者が主役だったが、韓国版は記憶喪失の便利屋が圧倒的な存在感。
このユヘジンという役者、「タクシー運転手」の時も良い存在感だった。
売れない役者はほとんどカタルシス無かった(日本版でもそうだった)が、親父さんの話持ち出したのにはやられました😭
別の殺し屋を雇わなければ、の時に、一斉に携帯が鳴り出すのも巧い作り。
特筆すべきは、女性陣が概ね超美人。
今回の見比べ。
構成としては韓国版が巧いと思うが、韓国版は後出しなので元々日本版が巧く出来ていたと思います。
どちらも面白くて満足でした😊
韓国の役者さんの演技力、素晴らしい!
日本の作品のリメイクであること、後から知ったのですが、こっちのがずっと面白くて役者のレベルも高いのでは?と、日本の見てなくて勝手に思いました。理由はキャスティングです。あと、チョーお金持ち、リッチな家の内装、調度品はどんなもんか、というのは、韓国の映画の方が熟知している印象があるからです。
貧乏系は、日本の映画はすごく得意だと思います。
でも、日本の鍵泥棒も見るといいよという、アドバイス頂けたら、見ます!
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