「終わり方が不満。」はじまりの街 突貫小僧さんの映画レビュー(感想・評価)
終わり方が不満。
アンナとカルラが、仲の良い友達であると判ったが、彼女たちが、知り合いになった過程、接点が描かれていない。夫の暴力に耐えられずローマからトリノへ移り住んだ母子。すぐに新しい環境に慣れることはない。その生活は、ありきたりで退屈した。ラストの2カットの「でかい気球」の場面は、なにを意味していたのか。私には理解が出来なかった。一部「R指定」にすべき場面が有り。モレッティ監督の作品に出演していたマルゲリータの魅力をもう少し曳きだして欲しかった。作品中、ビストロ役のマチューは、スパイスの効いたキャラであったと思う。
最後の展開は、雑すぎないか?もっと丁寧に描くべき。
コメントする