劇場公開日 2018年5月4日

「監督があかーん」ラプラスの魔女 じきょうさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0監督があかーん

2020年4月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

寝られる

まず褒める
広瀬すず:原作を知らなければ、あれでいいのかもしれない。特に目の演技は他の人にはできないようにも思う。

トヨエツ:狂った映画監督としては他に思い浮かびない。大げさであざとく、ゲスな監督役はピッタリ。

櫻井くん:つまりは狂言回し。その意味では合っていた。

あかーん
三池監督:最近、某プライムで東京バンパイヤホテル(園子温監督)を見た。いかにもセットの、廃墟の空気感が同じ。なんだろうね。このタイプ
カットを長めにして、意味有りげに撮るところも同じ。そのせいでサスペンスが消え失せ、崖の上の告白くらいの陳腐さが巻き起こる。巻き起こってほしいのは、そんな事ではないのに。全体に、説明不足で、原作をしっかり読み込んでの脚本演出なのか本当に疑問(私は読んでいません)。
CGや壮大なセットを作らなくてもサスペンスは作れるのに、「安い話を無理やり大袈裟に広げました。そんなもんなんですよこの話はね。依頼されたから受けたけど、このオレが撮りたかったのはこんな話じゃないのさ」みたいな印象さえ受ける。大作なのに無駄遣い。

キャスティング:
志田未来に胸元を開けさせる意味は?どうして演技力のある彼女をちょい役で使う?
高嶋政伸は研究所の何?なぜ公安と戦う?
佐藤江梨子の役はなんのため?
櫻井くんでなくてはならない意味を感じない。もう少し、大学の先生らしさがあっていいし、何より重要な役なのに単なる巻き込まれただけの人になっている。
檀れい:どこで起きた竜巻か知りませんが、飛ばされて終わり。同じシーンの回想で何度も出演。単価がいいと言えるね。
本当に福士くんで良かったのかなあ?らしさがちっとも出ていない。

じきょう