EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューションのレビュー・感想・評価
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世界観を崩すな
こんなにアニメ映画で怒ったのは初めてです。
まあ、エウレカセブンの話の難解さなどはさておくとして。
正直余りにも目に余るクオリティーで途中席を立って帰ろうかと思ったほどでした。
まず作画が悪い。
話の中盤、エウレカがアイリスと逃走劇を広げるわけですが、カットごとに顔が違いすぎて毎回同じ人物なのか疑問に思ったほどです。
そして一番ひどいのが、デューイに追いかけられる時に、車の爆発から逃げる時に明らかに原画だけで作画が抜かれた状態のシーンが挟まれていました。
後半でも作画がガクガクとした動きで地上波でもこんな動きギャグシーンでしか見たことがないと思い、頬杖ついて眉をひそめていました。
戦闘シーンはマシですが、このクオリティのままキャラの顔を維持する努力はして欲しかったです。
次に作中に実際の企業のロゴが出るのがもう本当に興ざめです。
基地の司令室?のパネルに「ROLAND」って名前が出ていて、オーディオメーカーのロゴがシリアスなシーンに出ている上に企業のイメージが頭の中に先行してシーンと全く一致しないわけです。
アネモネとエウレカが話すシーンでも、エウレカがアイリスを奪われて自分を責めるシーンでも、後ろのパネルにEMOTIONのあのモアイの顔が出るわけです。
もうせっかくの雰囲気に、自分が小さい頃に見ていたあのモアイの顔が挟まれるだけで世界観への没入感が一気に消え去るわけです。
あと近未来的な世界観にあのバンダイナムコの暖色系のロゴを出さないで。Blu-rayの場合には必ず削って。
シーンが細かくぱっぱと切り替わり、その分話のテンポ自体はいいものの、キャラの性格や表情もコロコロ変わり、さっきそんな雰囲気でも無かったのになんでそんなに性格変わったのって印象が湧き、感情移入も出来ません。
あと、ラストにキャラの命無駄にしすぎ。
正直死ななくてもいい登場人物が特攻して死ぬシーンは逆シャアを彷彿とさせますが、何というか「そんなスーパーパワーで何とかなったのなら別にこのシーン挟まなくて良かったんじゃないのかな??????」と思ってしまいます。
ガンダムにおける登場人物で主人公の仲間が死ぬというのは、少年の成長や自覚を促すためのエッセンスとして成立していますが、あくまでもこの作品はエウレカとレントンがボーイ・ミーツ・ガールのシナリオ構造の中で成長して変わっていくさまを描くために必要なのであって、話の中での行動原理が理解できない物で納得が行きませんでした。
11/29追記:私は人の死をしっかり描いている作品としてよく富野監督のガンダム作品を例によく上げます。
人の死というのは非常に繊細でかつエネルギーを要するものです。
それは富野監督の場合モブキャラにですら重要視していて、戦争の恐ろしさ、亡くなる直前の爆発された感情、何よりもそれを経て他の仲間が成長したり、悔やんだり、後悔したりする様と言うのを根強く意識しています。
ただ、よりずっと長く生きているキャラと言うのは安易に死なせません。
これは推測でしかありませんが、監督自身の愛情なのか、作品の中核を無くした際の喪失感がダメージが大きいと思っているのかもわかりません。
ただ、主要人物の誰にも気づかれず同等のキャラが退場すると言う運びはしないのです。
タルホが悲しむと言った事も無く終わったのはどうなのと思ってしまうのです。
また、安易に可愛い人気の出そうなぽっと出キャラをさっと描ききらずに退場すると言う事もしません。
私は放映当時ガンダムSEEDで3人娘が退場するシーンを見て愕然としました。話のどこにも別に戦死する理由もされるフラグも立っていなかったからです。
しかもあの三人が亡くなった時に、誰も悲しまない様を見て「何の為に生まれたキャラだったんだ」と思ったのです。
だったら1話限りのキャラでいいですし、Vガンダムであったような「メカニック」の「女の子」が、「旧式機」で「最新戦艦」がパッと出てやられる、というそう言う言葉ではないフラグを立てて退場するべきです。
その点においても、あのアイドル視された6人のパイロットの日常描写であったり、成長物語なども一切ないまま随所に出て特攻して戦死するという扱いは、見ていてただの監督や脚本家のコマでしかないと言うのが見え見えなのです。
追記終わり
ホランドも説明セリフが多いし。
明らかに大河原邦男さんのロボデザインがコクピットのシーンと比較しても浮いてるし。
コクピットのエフェクトはトリガーが関わってるらしいのですが、そのデザインセンスが喧嘩していて、まるでメタルギアソリッドのUIが入った初代ガンダムのような違和感でした。
正直僕はレイトショーで安いじゃないか、とウキウキで見に行ったのですが、これなら1400円を返してもらってさっさと帰って風呂に浴びて寝たかったです。
音響も今YouTubeで観られる冒頭15分は良かったものの、戦闘シーンも明らかに広がりが減ってクオリティに違いを感じました。
全くもってオススメ出来ません。
11/29追記:今更ですが、この作品のエウレカに対する描写とか、大筋のシナリオ運びとか、そもそもエウレカセブンのシナリオ自体が難解であるとか。
そう言う部分は僕は気にしていません。
むしろ他作品ですが映画のテネットですら「ああこう言う雰囲気のこんなシナリオなのね了解」で済むような人間なので。
ただ、この暗いアンダーな雰囲気が漂う作品だからこそクオリティが重要視される傾向になるので、その中で安易にロゴを出したり、顔の形が変わったり、とにかく違和感を出すなといいたいのです。
アニメ作品というのは所詮嘘でしかありません。
嘘の中に本物っぽい、現実でもありそうな何かを織り交ぜる事で嘘が成立するわけです。
ただ、嘘は嘘として丁寧に嘘をつかないと、それは単なる傲慢で楽しませるための嘘とは別次元になります。
この作品においてはロボの戦闘シーンは意外と少ないのですが、戦闘シーンは良くてもロードムービーとなるシナリオ中盤はアイリスとエウレカの二人の喧騒を描いてます。
嘘をつきにくいシーンなのです。
その箇所で雑さを感じたら、いくら名塚さん等声優さんの演技が良かったとしても、違和感を与えます。
違和感を感じるという事は、それは世界観への没入感が削がれ、感情移入もしづらくなり、結果愛せなくなります。
追記終わり
特攻大作戦
シリーズ通して劇場で観るのは初めてです。予習がてらアニメシリーズを完走しました。ほぼほぼにわかな状態です。
まず作品オリジナルの言葉が連発しており、シリーズを一気見しただけなのもあり、困惑する場面が多かったです。あと文字が起こされて説明されるシーン、登場人物の名前や職業を書き起こす分には良いのですが、状況まで書き起こしているとドキュメンタリーを観ているような気分になりました。少し違和感。全体的にエヴァやマクロスΔの雰囲気が醸し出されていたのもうーん…。
次に作画、前半部分はまだ落ち着いていましたが、後半になるに連れ、カクカクした動きが増えていったのが残念です。アニメーターが不足しているというのもしょうがないのですが、劇場版というのも加味して作り込んで欲しかったなと思いました。あと泣き叫ぶシーン、完全に細田守監督作品だなと思うくらいそっくりでした。あとこれは劇場の問題なのかもしれないのですが、泣き叫ぶシーンの音量がバグっているくらい鼓膜を刺激してきました。泣くなと思ったら身構えてしまうくらい疲れてしまいました。
あと企業ロゴが多すぎる問題。「STAND BY ME ドラえもん2」でも思ったのですが、露骨に企業ロゴを出されまくると冷めてしまいます。ひっそり潜ませたり、タイバニの様に全面的に出していくスタイルならまだしも、シリアスな場面にもどーんと映り込んでいるので集中力が削がれます。
戦闘シーン。ここは悪くはないのですが、今年公開された「シン・エヴァンゲリオン劇場版:II」「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」「劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!」らと比べるとどうしても見劣りしてしまうなと思いました(予算はかなり差があると思うので一概に批判はできないのですが)。ロボに魅力が無いのもなんだかなという感じです。
アイリスとエウレカのロードムービー。ここはそこまで悪くないかなと思います。ただ2人が互いを理解していくのが急速だったので、どうせならこの2人にフォーカスを当てて描いて欲しかったなと思いました。
最後の戦い。ここは正直ギャグなのかな?と思うくらいの自決、特攻祭りでした。特にホランド、素人目に見ても分かる意味不明の特攻。その後にエウレカがサラッと問題を解決しているのでガチで意味のない無駄な死でした。勇姿を見せるという見せ方としては大失敗だったと思います。デューイの部下たちの自決もなんだかモヤモヤします。戦いを終えた後にレントンが何故か登場し、エウレカと再会しキスを交わし、ハートマークが出来上がってサヨウナラってどういう事?と常に疑問符が付き纏っていました。アイリスにエウレカの意思が継がれるというのも雑なまとめ方…
総じてまだ鑑賞歴が浅い自分にダメージは少なかったですが、初期から見ているファンの方にはとてつもない作品だったのではないかなと思います。ロボットアニメとして本当に微妙な作品でした。お粗末。
鑑賞日 11/27
鑑賞時間 16:40〜18:50
座席 N-17
一番の違和感は
集大成なのか?
ハイ・エボリューション1作目でレントン、2作目でアネモネ、そして今回はエウレカ。
それぞれに焦点を置いているんだろうなとは理解できるけど...、
ゲッコーステイトのメンバーにも見せ場を作って欲しかった。
TV版で感じた、さりげなく現実の身の回りにある商品が物語の中に存在する自然さとか、メディアミックスの良さもどこかに忘れ去られて、
アニメに限らず今の日本映画衰退の黒幕である「制作委員会」方式の一番悪いところが物語を食い散らかしたような作品になってしまったのがとても残念でした。
★1つにしたかったけど、最後にレントンと再開させてくれたので1つ追加。
前作でどんな内容でもエウレカという説明は済んでいる
テレビシリーズはスパロボやアナザーセンチュリーズエピソードであらすじを追った程度、ポケット〜は未視聴、エウレカAOとハイレボはリアルタイムで観ているという、多分かなり珍しいタイプじゃないかと思う自分の鑑賞状況です。
だからそこまでエウレカシリーズに思い入れはなく、フラットな状態かつ最低限の知識を持って観ることができたのではないかと思います。
絵柄がこれまでのシリーズと雰囲気が違うような気がして、パトレイバーの劇場版を観たときのような気まずさを感じてはいたのですが、結構楽しめました。最後は正直超有名ロボットアニメ劇場版になっちゃって、エウレカのラストシーンもハッピーエンド風にしてますがそうなのかなあと思わなくもない感じではありました。
ただなあ・・・シリーズ完結の最後の最後が変態紳士クラブって、歌流れる度結局エウレカの最後は変態で終わったって印象になっちゃったんですが・・・。
エウレカの成長に……
エウレカ…アネモネ共に、10年の歳月がながれて、新たなるエウレカ(アイリス)を守って逃避行!そして……エウレカの危機にレントンが帰還…心が洗われる様でした。大団円なのか?視聴者の感性に委ねる終わり方でかなりよかったと思いました。
酷評ばかりでしたが、自分的には鑑賞してよかった!
16年になるエウレカシリーズ…エウレカとレントンに……拍手喝采を!
ホントのオシマイ
観ないほうがいい、時間の無駄
もしかしたら………は無かった
ポケ>ハイエボ>ANEMONE>EUREKA
何をしたかったのかが全く分からない
熱意すら感じられなかった
以下は個人的見解です
《いらない要素(最初の20分ほど、新キャラの部分、襲撃×2)を削りロードムービーにすれば少しはマシになったハズ
チャンスの6回中3回やっておいて2回をダイジェストにするなら他の2回もカット
むしろ暴動で発現したのなら襲撃すら不要
攫うなら部下のほうが優秀》
「もう終わる?」「つまんない」作中で丁度良いタイミングで代弁してくれる
頻繁に登場する企業ロゴが現実へと引き戻してくれる
ドダイや何にも乗らず飛べてるのでサーフィン要素も無し
ホント何観せられてたのか分かんない
これでスッパリとエウレカの続編から離脱することが出来ました
ちなみに私のネームから分かるようにエウレカセブンは大好きです
最後に辻谷耕史氏、藤原啓治氏、両名のご冥福をお祈りします
2人の名優に捧ぐ
今作のクレジットと「ANEMONE」のクレジットでも出たように
ホランドを演じた藤原啓治さん、デューイを演じた辻谷耕史さんに改めて感謝を。
今作でエウレカセブンが最後だというなら、ノヴァク兄弟の最期を見届けれて満足です。ありがとうございました。
さて感想でまず一言、
やっぱりハイエボの世界線はよくわかりませんでした。
ガンダムダブルオー(軌道エレベーター倒壊)と
逆襲のシャア(地球に落下を特攻ど阻止)と
エヴァ(何言ってるかわからない固有名詞)の要素が
垣間見えて「もうこれエウレカセブンじゃなくね?」と思った人も多いと思います笑
TV版の質素なコクピットにメカメカしい武器を使わない戦闘がLFOだと個人的に感じてるのですが、ついにファンネルと全天周囲モニターとやたらハイテクになり、トラパーの波は出たけどサーフィン技も最初だけでしたね。
キャストが同じで世界観だけが別の作品は説明セリフがないとついていけません。
冒頭のホランドもやたら説明セリフばかりでもうちょい活躍を見たかった。
前作の「ANEMONE」から舞台が現代の地球になってからどこか見慣れた街並みばかりで目新しさが無くなりました。
TV版の架空の町のベルフォレストの谷でトラパーに乗って、
カットバックドロップターンをしてたあの時が1番ワクワクしていました。
TV版、「ポケ虹」、「ハイエボ1」、「ANEMONE」と観てきましたが
レントンが死ぬ描写っていつありましたか?
ポケ虹に出てきた花も伏線みたいでしたけど
ポケ虹の世界線では無いんですよね?
ちょっとその辺りの情報が整理できなくて…。
まぁとりあえず、誰かの解説まとめを見ることにします笑
なにはともあれ三部作をやり遂げた制作スタッフの皆様にお疲れ様でしたと。
過去作全て観てますが…
前作のアネモネが好きで観にいきました。
が、とにかく意味不明という言葉に尽きます。
アネモネとエウレカの絆やシーンは良かったですし、アイリスとの絡みもエウレカが母親になったような一面が見られて新鮮でした。しかし、感情移入できないほど設定やセリフが入ってこない。シーンに?がいちいち付きまとう。
気付いたら終わっていた…という感覚です。
理解力がないからなのでしょうか。
シリアスなシーンでエウレカが甘酒飲む意味って何だったのでしょうか。
いろいろ気になるわりにどうでもよくなる不思議な映画でした。
古いロボットアニメの様
TV版エウレカセブン(50話)は未観でしたが、劇場版は友人と1本だけ見に行った事があったのですが、記憶に残っておらず。。。
「本作は別物!」という間違った情報? の元に、予習なしに本作を観に行ってしまった。。。。。
本作が始まってから、前回(1作目? 2作目?)を観ている時に、ストーリーが解らずに つい寝てしまって、一緒に観に行った友人につねられた事を思い出したのですが、時すでに遅し。。。
今作もストーリーが解らず、睡魔と戦い続けました。
本作の世界観を最後まで理解できなかったが、ストーリー展開でのカット変化も軽快で、テンポよく、
色数を絞った人物・建物・風景の作画は素晴らしかった。
しかし グフ&ドダイ(ガンダム)のようなロボットをはじめ、ロボット等のデザイン性がまったくなく、
ストーリーに対して、そもそもロボット兵器が登場させる必然性さえもまったくなく、不要。
単に おもちゃを作って売るための玩具メーカーの為の”仕掛け”でしかない。
そのほか、SF作品としての各種設定や斬新制や独自性もない。
本作にでてくる”宇宙エレベーター”に関してだが、
本作では地球とは太い金属パイプのような構造物でできているが、
重力に逆らって、地上からその様な長大な”バビルの塔”を創るのは非化学的で不可能。
実用化される場合は
地表からではなく 宇宙ステーションから地表に多少伸び縮みする強靭なケーブルワイヤーと
それに対するカウンターケーブルワイヤーを地球とは反対方向に伸ばす
5万~10万キロに及ぶ長大な長さのものになるだろうとされているが
例えアニメであっても、その辺の知識の元に作品を創って欲しかった。
その点ガンダムのコロニー等に対する理由付けに見習ってほしい。
”神風攻撃!”をする場面が多々あるのだが、
この映画を観れば、
現世1944年~45年時に行われた神風攻撃に志願した
英霊達の気持ちを少しは理解できるのだと思う。
エンディングは イデオン(劇場版 発動編)の方が哲学的に明快で好きです。
藤色の瞳
TV版とは異なるストーリーで展開するエウレカセブンの劇場版三部作の第三部で、前作から10年後、新たなEUREKAの少女アイリスを護り旅をすることになるエウレカの話。
アイリスの能力を巡りデューイ・ノバクに狙われるアイリスを保護すべくエウレカがA.C.I.D.の命を受けて展開するストーリー。
今作は前作にも増してほぼ書き下ろしの映像とストーリーで構成されているけれど、前作から大分話が進んだところから始まって行くから、始まって暫くは繋がっているのか……?と迷子になりそうになる。
相変わらずと言えばそうだけど、TV版を知らないとわからないところが多いだろうし、知っていると設定が異なっていたり一致していたりがちぐはぐで引っ張られて、やっぱり迷子になるけれどw
そして、一見カッコ良さげではあるけれど、ホランド&ゲッコー号の実はやっつけ的な使い方、もうちょいなんとかならなかったかなあ…。
結果、ちゃんと繋がっていたし、何ならポケ虹も入っていたし、面白かったんだけど、二人だけで涅槃にってこと?結局のところどういうことなのか解る様な解らない様な、腹に落ちないところが結構あった…自分の理解力が足りないだけ!?
絶句
楽しみにしていた映画でした。
が、ビームス夫妻、ホランドとタルホの扱いがひどすぎ。
前作ラストで出てきたドミニクとガリバーはどこへ?
最後の最後でレントンが出てきてくれて、このがっかり感をすべてひっくり返してくれるだろうと期待して観てましたが、え、これで終わり?という幕引きでした・・・
せめて最後にエウレカ&レントンとニルバーシュでグリーンアースの世界を作り直すとかだったら難民問題も解決できたかもしれないです。
もしくは二人消えてしまうのなら、「少女の終わり。少女の始まり。」という言葉通り、レントンと再会した時に少女に戻っても良かったのではないでしょうか。
何か物足りないと思ったら、エウレカセブン代名詞ともいうべき劇中曲の印象が薄く、全く交響詩篇ではなかったです。
嫌いじゃない。けど、これじゃない
目的の為に2人(大人の女性と少女)が旅をする。最初は反発していても、次第に打ち解け、やがて少女はこんな大人(女性)になりたいと思うようになっていく。女性も旅を通じて立ち直っていく。ざっくりした内容はこんな感じで内容自体は嫌いじゃない。
けど、なんだろう観たかったのは多分これじゃない。
以下不満に思ったこと
・全体的に説明不足が多い。
前作からエウレカがどういう経緯で今の状況にいるとか、アイリスが狙われる理由とかをもうちょっと丁寧に説明してほしかった。時間の都合もあるけどさぁ〜
・個々のキャラの扱いが酷い(なんかヤダ)
スーパー6←世界を守るために特攻
ホランド←生まれてくる子どもの為に特攻
(おそらく)サムナ←エウレカに文句(予告でも流れたセリフ)を言った後、すぐにオーバーキルされて肉片に
(おそらく)ルリ←デューイの計画の為に、自爆(?)
エンドウ←確か、aoで出てきた人。デューイの計画の為に、自爆。
デューイ←エウレカとアイリスに何回も襲撃を繰り返すも、途中からダイジェスト。時間の都合があるから仕方がないけど
アイリス←新しいエウレカになると決意。だけど説明不足のせいで、だからと思う。
レントン←もう少し出したれよ。あと子どもまんまかよ
・逆襲のシャアみたいラスト&ラストも設定不足
ラストが逆襲のシャアみたい。台詞でも「昔のロボットアニメみたい」と言ってるし(笑)
最後にレントンに会えたエウレカがどうなったのか説明(描写)が欲しい。
以上
今後製品化された時にディレクターズカット版とか出て説明不足なところとか補完して欲しいなぁ〜
残念という言葉におさまりきらない
嫌悪感すらある。
なんだ?ホランド。あんなホランドは知らない。
エウレカを肉付きの良い中年女性みたいなエロ描写してるのが気持ち悪い。ガーターベルトとかスクリーンにポップコーン投げつけたくなるほどムカつく。
女の子がダダをこねた時とかコミカルになる時にまるで違うアニメの顔をはめたような性別も変わるほどなうるささに何か作品全体のズレを感じる。
いや、もう感想を書けない。許せない。ホントにアニメ50話やった人の想いが入っていたんだろうか。誰がエウレカセブンをぶっ壊したんだろうか。犯人すら捕まえたい。
2人が幸せならOKです・・・で良いのか??
ハイエボはコレで3回目のレビューになりますが
前回はついて行けなかった部分が多数あり
自分の中での最終着地は「アネモネが元気そうでなにより」で落ち着きました💦
そして今回ですが
困惑しています
先に良いところ書きますね。
アイリスとエウレカの道中
あんな顔するエウレカは見てて嬉しかった
アネモネ
大人になり艦長になってた姿は
「〇〇ンジくん、あなたはもう何もしないで」
とか言うのかな?と心配していましたがとっても愛らしい素敵な24歳のおばさんでした。
前回からエウレカとアネモネの関係性が絆に成長している様子はテレビ版からのファンとしてキュンキュンしました。
こんなところでしょうか。
では苦言にまいります。
ビームス夫妻を生かした意味ってなんだったんだろう
確かにレイとエウレカの確執は本編で解決しませんでしたし、今回である程度は和解したのかな?
彼女が言う「子」は身体的にエウレカに負わされた結果ではなくレントンの事なのね
次にホランド達ゲッコーステイトのメンバーですがハイエボには登場する必要を全く感じなかった
冒頭の戦闘シーン、本当にお前ホランドなのかと疑いました弱すぎる
最終決戦前にムーンドギーがKLF2機用意したと言っていた気がするんですけれど、お前乗らんの??
別にデビルフィッシュを出せとは言いませんけれど・・・。
新月光号も見せ場ほぼ無いし、ミサイル足りないって言われてんのに何してんの?
俺は粗暴で弱くて不器用な男が少年たちの未来のために銀河号へ突っ込んだあの特攻が見たかったよ!!
そもそも
グリーンアース側のKLFのデザインはなんです?
すっげえダサいw
と言うか今回のメカデザイン全部微妙
河森正治氏とは思えない
エウレカに合体とかいらん!
○クエリオンじゃないんだよ
文句しか言わなくてすみません
まだあります
ハイエボ1はテレビ版の映像そのまま
ハイエボ2はテレビ版と謎のCG
ハイエボ3は・・・作画の力配分なんとかなりませんでしたかね?
たしかハンブルグだったかな?
暴動から避難するように指示され、車から降りたあとエウレカの左側に映る機動隊、モブだけどあからさまに酷い崩壊でした。
アイリスがスカブを出しちゃってデューイ3号に見つかり、彼が月牙天○したときに起きた砂煙から逃げるエウレカの動きがありえない事になってました。
待たせた割にこんなのあるわけ?
はい次
ACIDに言いたい
そんなに大事ならさっさと助けに来んかい!
せめて直ぐには行けない理由を教えてくれよ
ベルリンへ向かう道中、アイリスが両親に電話したが着直ぐ切られてしまった〜ここでアネモネサイドの様子見せて説明できたでしょ?
だらだら旅見せられても
それとデューイのライフ6機もいる?
途中ダイジェストだったじゃんww
しかも全部使い切らないしwwww
あとね
これは日本に生まれ、ロボットアニメがある程度好きな人ならば
「巨大質量の何かが地球に飛来し、敵対していた者同士がソレに向かって一丸となる」
この展開はとある作品を思い浮かべてしまうのが性。
このアクシズ現象には驚きました。
だいぶ前から匂わせがあるならまだ許容出来たんですけど急でしたね。
あと落ちてきたアレって仮にスカブコーラルが広がってなかった場合、あの被害と同等な規模になったのでしょうか?
デューイは「こんな事もあろうかと」と言わんばかりてましたけど想定してたのかな??
あの世界のゼネコンに言いたい
起動エレベーターが落ちるような事故は想定しないのですか?
「その地域はもう手遅れだ」って可愛そうだよ
最後に
レントンよ
君に会えるのを何年も待ってたんだけどお前一体なんなんだ!?
死んだの?それも立派に??なんで??
じゃあ今の君は?
もしかしたらハイエボ1って既に今回の世界線では死んでいて
なんらかの形でエウレカが生み出した世界から円環の理から出て
そのタイミングで上手くいかなかった事象をフラッシュバックして最終的にニルヴァーシュになったのかな?
いや、書いててよく分からんな
再会できてよかったねハート♥️
じゃねえわ!!!
史上最大の問題作
なんでこんな事になってしまったのか。
監督及び脚本家の仕事を疑うレベルであり、エウレカセブンというコンテンツが大きく傷つけられた瞬間であったように思えてならなかったです。
箇条書きですが問題だった点を記載します。
※ネタバレを存分に含みます!読むときは気をつけてね!
※あくまで個人の感想です。理解に及んでいない部分はご了承下さい。
■シリアスギャグ漫画日和
以前までのエウレカにあったアーティスティックかつサブカルな可愛さ・美しさは一切ないです。登場人物も名前が出るまでマジで誰か分からないし、キャラの正確も崩壊気味です。ホランドってこんなワタワタしてたっけ?起用している声優もあいまって、顔面の作画がちょいちょいギャグ漫画日和がよぎります。
■ヒスママエウレカ
今回全てのキャラにおいてですがとにかく全員極端にヒステリックです。突然大声で泣きます。しかもその際の作画は、ジブリか細田守作品を連想させるようなものです。トトロのめいちゃんっぽいです。作中にエウレカがキレて女の子の携帯をぶっ壊すのですが、クラウドにデータがあるから・・・と新しい携帯を買ってあげそれが親子の絆を作るきっかけになってます。マジで・・?
■草薙エウレカ少佐
エウレカは少佐になりました。キャラデザもあいまって完全に攻殻機動隊の少佐みたいです。大人エウレカの趣味も酒と筋トレみたいなのでメスゴリラ感満載です。別名、鋼鉄の魔女(マジ)
■機能オタクしゃべり
とにかくLFOの性能や機能について死ぬほど説明します。とにかく早口で説明するので全く頭に入ってこないし、とにかく長いです。
■車内映画
宇宙という広大な設定があるにもかかわらず映画の大部分は車内です。車とバスで移動するシーンが映画の5割くらいあります。
■協賛ロゴ地獄
とにかく協賛の企業ロゴが死ぬほどできてます。その演出自体は今の現実世界とリンクしてる感じで嫌いではないのですが、シリアスなシーンでもバックモニターにガンガン表示されます。めっちゃ気になってシーンどころじゃないです。
■デューイ死亡ダイジェスト版
設定で6回まで魔法が使えるデゥーイ・ノヴァクですがエウレカに返り討ちにあいます。4回目と5回目はエウレカのセリフの下、一枚絵でダイジェスト版の死亡となっています。完全にギャグシーンです。なぜかターミネーター2のパロっぽい死亡シーンがあるのですが、話的にはかなり緊迫する部分だっただけに狙いが全くわかりません。あとデューイの魔法はエウレカいるところにワープすることです。
■アクシズ落しとサイコフレーム
マジで怒られるレベルで同じことをします。対象が惑星基地から軌道エレベーターと連結してた宇宙船にかわっただけです。デカい宇宙船が地球に落ちて人がたくさん死ぬようなので両軍が一斉に特攻して頑張って軌道を変えようとします。
エウレカが、みんな命を無駄にしないで!と叫びますがエウレカさんその前のシーンでめっちゃ敵兵殺してる気がしたんですが。(一応、エウレカが強すぎて相手を殺さずに制圧できる設定が今回から追加されたので敵兵は生きてるかもしれません。)
■レントン3分
レントンは最後の3分くらいしかでません。雑にエウレカと再開して概念になりました。あと、でっかいハートはとりあえず出しました。サイコフレームです。
■新キャラ
新キャラでマクロスΔのワルキューレみたいなのがでます。合体してでっかいロボットになってアクシズに特攻して死にます。
■ホランド雑に無駄死
ホランドはタルホとの間に子供を授かってます。(フラグ)出航前に勝手に名前を決められ「文句があるなら生きて帰ってこい」とタルホに言われます。(フラグ)アクシズに雑に特攻して死にます。(回収)
その後は結局エウレカが何とかしてしまうので無駄死にになってしまいます。あとゲッコー号には以前のメンバーが乗っていたのですが、特に特攻前の涙の別れシーンもなくいつの間にかみんないないです。ぬるっと下船してホランドに特攻させます。
今回の映画でエウレカから排除された要素は、
ボーイミーツガール
宗教と戦争
アートなキャラデザや作画
テクノミュージック
恋愛要素
追加された要素は
家族愛
です。
最後に良かった点を上げますね。
戦闘シーンの作画とマシンのギミックは近年のアニメ映画でもトップクラスに素晴らしいものでした。
問題は手長ニルヴァーシュがどうしてもダサく感じてしまうのと、かっこよかったLFOは総じてガンダムだったことです。
以上つらつら書いてしまいましたが、私自身、今までのエウレカセブンのコンテンツは全て楽しませてもらいましたし、一人のファンでもありました。
前回のANEMONEで「今まではエウレカの見てた夢。次が本当の話、本当のエンディング。少女の終わり。」とのメッセージを勝手に受け取り、どのような、今まで見たことの無い様な、アニメ界の歴史に一石を投じるような・・・。そんな期待を持ってしまったのも事実です。
設定を全て理解すればまるで魔法が解けたように面白くなる・・・というのもあるのでしょうが、正直その限界を超えていると思います。とにかく細部の話が全然つながらない状態で話が続くので展開はギャグだし、顔の作画もギャク感が出てしまうのでシリアスなストーリーとの乖離を強く感じました。
今回このようになってしまった事が残念という気持ちが大きいです。
お疲れ様でした。
エウレカっぽい何か
まず、本当に完全新規絵です。
それに関しては、やっと完全新作が出たということで星1です。
一応、TV版、AO、ポケット、ハイエボ1.2観てます。
感想を雑に書きます。
まあ、特報の時点であまり期待してなかったけどその期待もこえてこなかったなーという感じ。
・何を伝えたかったの?
全編通してメッセージを感じなかった。
エウレカとアイリスの絆を描きたかったのなら、下手過ぎる。2人ともそれぞれ個人の描写が少ない。
アイリスに至っては、スカブコーラルになったのかスカブコーラルから生まれたのかさえよくわからん。なんかよくわからんワガママ幼女スカブコーラルがなんかよく分からんうちに力をコントロールして、特に劇的な展開もないのにエウレカと親密になった。というのが率直の感想。
人型スカブコーラルの印象はテレビ序盤のエウレカなので、感情的なのも違和感。
愛がテーマだとしてもお粗末。
マッケンジー一家の過去描写は無く、序盤に登場したのみ。
ホランド、タルホも特に感動的な場面は無く、またハイエボ全体を通してどういった経緯なのかもわからないから感情移入しようもない。極めつけはホランドの特攻。
意味なくね?脱出出来たでしょ?俺の知ってるホランドはタルホと子供を残して死ぬような奴じゃない。
ホランド特攻からの、逆シャア アクシズショックのオマージュは興醒め。特攻するな、ミサイルを打て。
ビームス夫妻も似たような感じ。
なによりも失望したのは最後。なんでレントン出てきたの?勿論、レントンとエウレカが幸せになってくれることをなによりも望んでるけど、この2時間のエウレカの苦悩はなんだったのか。
(ノヴァクさんって、人間の尊厳?みたいなのに固執してた気がするから能力バカスカ使ってなんかも生き死にすることに違和感。)
・どうでも良いところの主張が強い点
エウレカ機はモビルスーツ、ニルヴァーシュはウルトラマン、ラブレス?はマクロス(メカニックデザインが一緒やからしょうがないけど)を雑に真似た印象を否めない。もっと洗練されてれば、オマージュとしてこちらも喜べたので残念極まりない。
あと、スポンサーか既存企業のロゴ出過ぎ。気が散る。ああいうのは、存在を消すくらいで丁度良いと思う。見つけた時の喜びにもつながる。
書いてたら止まらなくなってきたから、中途半端やけどこんな感じです。
超個人的には主題歌である「eureka」は挿入歌として流れ、エンドロールには「虹」、「sevenswell」のアレンジが流れたらそれだけで評価してたと思うので残念。これはただの個人の趣味趣向です。
間違った解釈もあると思うので、御自身で見てください。
サントラのジャケットは過去一で良いと思う!!!!
なんか色々
これはどうなんだ?
色んなアニメをオマージュしてるのか、パクってるのか
途中でアニメ版の回想とか入れてるけど、そこで感動するとでも?
とりあえず、ガン○ム、ギ○ス、エ○ァ、マク○スΔ?、最後にウ○トラ○ンみたいなニルバーシュ?作画と脚本になるのか?パクリすぎにも程があると思います。
あとスポンサー入れすぎ。タイガー&バニーかってレベル。
口直しに帰ってアニメ版のバレエメカニック観ます
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