心が叫びたがってるんだ。のレビュー・感想・評価
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メイン4人のバランスが心地よい映画
原作未見。
「Sexy Zone中島健人 主演」と謳われているが、実際は4人4様の青春のうまくいかなさが4人の演技へのアプローチが異なる若手俳優により描かれており、その点がとても心地よく、今作品の魅力となっていた。
いい意味でクセを抑えて丁寧に撮られているので、女性だけにウケるとか男性だけにウケるとかが無さそうなのも最近には珍しく、末長く語られる青春映画となりそう。
エンドロールが終わっても席を立たないで
中島健人くん目当てで初日に観に行って来ました。
芳根京子さんが本当に素敵な演技をする方で素晴らしかったです。
寛一郎さんも初めてお見受けしましたがめちゃくちゃ良い味を出しておられました…!
石井杏奈さんは独特の雰囲気でしたが、ダンス場面で人が変わったように踊っててビックリしたのですが、調べたらE-girlsの子なんですね(笑)
原作を知らずに行ったので主役が合っているのかは分からなかったですが、果たして中島くんで良かったのか…?そこだけは疑問でした。
彼の演技に関してはファン以外にも認められるように、もっともっと色んな役を経験してほしいです。
ストーリーの流れがゆっくりすぎて途中で少し飽きてしまいましたが、最後の最後がとても良くてほっこりしたので3.0で。
エンドロールで席を立たないで!青春が続きます
アニメ原作のファンです。アニメ実写化はあまり好まないのですが、この作品は原作に忠実に、それでいて原作よりもパワーアップした作品となっており、実写化した意味のある作品だと思いました。冒頭から引き込まれて涙してしまい、最後まで一気に青春が駆け抜けました。
芳根京子さん演じる成瀬順はあまり喋らない役ですが、目や表情がコロコロ変わり、心の中のお喋りや思いがたくさん聞こえてきました!ラストのホテルのシーンやミュージカルの歌声は圧巻。
主演の中島健人さんは普段の王子様キャラを封じて本音を言えないナチュラルな高校生男子を演じていました。ジャニーズの配役は不安もありましたが、ピアノを弾くシーンや彼の歌声には圧倒的な説得力がありました。順を見守る優しい微笑みには順だけでなくみんなキュンとしてしまいます!彼にしか演じられない納得の配役。役者としての将来がとても楽しみです。
石井杏奈さん、寛一郎さんも自然な演技で、高校生の時こういう人いたなー、と感情移入しながら観ていました。4人それぞれが心の中の言えなかった思いを言うシーンには泣けてしまいました。
エンドロール後の締めも最高!ミュージカルシーンが終わっても席を立たず最後まで見て欲しいです。何回でも映画館に足を運びたくなる、素敵な作品でした。
ミュージカルには奇跡
初めからスピード感があってストーリーに引き込まれました。芳根さんは喋ることが出来ない苦しさを上手に演技していましたし、中島君は王子様のキャラを見事に貫き、ピアノの弾き語りの場面が圧巻でした!野球チームもそれぞれ良い味わいを出していたし、教師も最高!悲愴の2楽章とオーバーザレインボーのコラボが素敵な曲になっていて驚いた。色々な世代の人が楽しめる懐かしい青春映画です!
ほろ苦い切なさが蘇る、心のデトックス映画
原作アニメは見ずに映画を拝見しました。
冒頭の重要な回想シーンから、
子供の無邪気さと大人の汚さに胸が痛みます。
疲れていたのか私はもう泣いていました(笑)
秩父の自然や夕日が印象的でどこか懐かしい映像。
高校の何気ない風景や、文化祭的なイベントごとを決める際のあの空気感…
そして片思いの楽しさや切なさ。
誰もが経験した自分の高校時代を思い出し、
登場人物の誰かに共感して映画の中に引き込まれます。
あの子の立場だったらこのセリフ、うわ〜!とか考えて、キュンとしたり切なくなったり、ちょっぴりほろ苦い。これぞ青春。
ヒロインの順はほぼセリフもない難しそうな役柄ですが、芳根京子さんが違和感なく演じていて、応援したくなります。歌声が澄み渡っていて綺麗。コロコロ変わる表情が本当に可愛くて大スクリーンで見る価値あり^^
拓実役の中島健人くんは、テレビで見せるキラキラオーラが全然ない、やる気のない瞳が印象的。ただ、あの優しい微笑みは罪だと思います。
石井さんも寛一郎さんもあまり拝見したことはありませんでしたが、役にぴったりでそれぞれの心情が伝わってつい感情移入してしまいました。
スリリングな展開や派手な演出はないけれど、静かにいつのまにか心を奪われ、涙し、癒されるようなそんな映画です。
素朴でゆるやかな景色に、登場人物たちの息遣いまで聞こえる歌声は映画館の大スクリーンと音響で見る価値があると思います。
カップルや友達と行くのはもちろん、疲れてぼーっとゆっくり映画を見たい人におすすめです。
疲れず自然と心が癒される素敵な時間を過ごせますよ〜!
相変わらず歌がいい
アニメ通りなストーリー展開でしたので嫌ではなかったです。役者も違和感なく見れました。後半の二重合唱も迫力あり、心が叫びたくなりました(笑)。しかし、玉子のシーンがないのにミュージカルでは玉子の役者がいたのだけはアニメを見てない人はよくわからないのではと思いました。
劇中ミュージカル"青春の向こう脛(ずね)"が、より完成されている!
岡田麿里による、とてもよくできたプロットでありながら、アニメ版のキャラクターは好き嫌いが分かれた。良くも悪くもオーソドックスな"日本のアニメ顔"であり、アニメ嫌いのスイートスポットにストライクなのである。
デザインは、"超平和バスターズ"の田中将賀であるが、高校生としては幼すぎる。ちなみに田中将賀は歴史的ヒット作「君の名は。」(2016)にも参画している(オープニング作画)。思い返すと「君の名は。」も、登場人物とストーリーとのギャップを否定できない。その点、本作の実写版は実年齢どおりに近づけることができているのがいい。
劇中ミュージカル"青春の向こう脛(ずね)"が、より完成されている。アニメ的なナンセンスな設定(玉子の妖精とか)も削除され、流れもスムーズだ。これは単なるアニメの実写版というより、改訂版ないしは進化版(Ver.2.0)と言ってもいい。
オリジナルアニメ「心が叫びたがってるんだ」(2015)を原作に、同じアニプレックスが実写化。ここがミソ。アニメ原作を持つ同社が、実写制作を主導することは珍しい。それだけオリジナル製作者の意図が強く反映されている。
幼少時に起きた事件のトラウマで、しゃべると腹痛に襲われる女の子、成瀬順。クラスメイトの坂上拓実(Sexy Zoneの中島健人)も本音を押し殺し、無難に学校生活をやり過ごしている。高校3年生になった順は、拓実とともに、クラス担任から"地域ふれあい交流会"の実行委員に任命されてしまう。しかも担任の発案から、クラスの出し物はミュージカルに決まる。
そして、彼女と、舞台ミュージカルに挑戦する過程で、拓実は"しゃべれないなら、歌えば"と提案する。主演は、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」(2016)の芳根京子が成瀬順を演じる。
高校生がオリジナルミュージカルを書く・・・という設定ハードルの高さを、"もっともらしく"しているのは、クラシックや長く愛される名曲を使った、ジュークボックス・ミュージカルの一種であること。耳慣れた旋律が多く親しみやすい。しかも主人公の山本拓実にピアノの素養を持たせていることで、選曲の過程を自然にした。
また、しゃべれないがゆえに妄想癖を持ったと思われる(?)成瀬による創作世界の描写も控えめにしている。クラスメイトに振り付けを行う、E-girls石井杏奈のキャスティング(仁藤菜役)も見事で、演技力とパフォーマンス力の一挙両得だ。
さらに注目は、佐藤浩市の息子(つまり三國連太郎の孫)である新人・寛一郎が田崎大樹役で大抜擢されている。これが新人にしてはしっかりした役作りをしている。同じ実行委員の4人は、それぞれに心の傷を持っていて、それが徐々に変化していく。
観終わると思わず、"Over The Rainbow"と"ピアノソナタ第8番「悲愴」"を口ずさんでしまう。ああっ。
(2017/7/22 /ユナイテッドシネマ豊洲/ビスタ)
低レベルな印象
公開初日に鑑賞も観客わずか3人。内容も退屈でzzz…時間もかなり長く感じた。作品に入り込めたのはラスト30分。そのラストもミュージカルシーンが中途半端で低レベル。最後くらいは本格的に魅せて欲しかった。全てが低レベルな印象。
2017-100
心地よい余韻に浸ることができる作品
アニメオタクで声優オタクです。
普段はあまり実写を観ませんでしたが、行ってきました。主演お2人の演技、大変良かったです。特に芳根京子ちゃんの演技が圧倒的。心に響きました。中島健人さんについては、ジャニーズは詳しくないんですが、宮野真守くんみたいなイメージがあり、CV内山昂輝を演じられるのか疑問でしたが、全く違和感がなかったです。
下手に改変もなく、丁寧に作られていて、こういう実写ならたまにはいいかなと思います。
アニメの実写化の成功例
アニメの出来が良かっただけに実写化にあたり文科省推薦映画的で予算を大分ケチった俳優陣だったので心配していたが、出来はすこぶる良くコストパフォーマンスは抜群だったんじゃないかな、しかしスターで客を呼ぶことが出来ないため、あとは口コミを期待せざるを得ないと思われるが、充分人に薦められる映画になっていると思う。ストーリーもほぼアニメと一緒で最後のミュージカルの終わり方は、ご都合主義だったアニメより整合性が取れているように思う。このアニメの実写化が成功したんだから「君の名は。」の実写化の期待も出てくるのではないかな、その時はもう少し豪華な俳優陣でお願いします。
面白かった
実写映画ってあまり良いイメージが無くて、正直全然期待せずに観に行きましたが、始まってあっという間に映画の世界に引き込まれて食い入るように観ていました。とても良い映画だったのであと何回か観ようと思っています(笑)ぜひ幅広い年代の方に観ていただきたいですね。
芳根京子はすごいわ。
超平和バスターズ原作の2回目の実写化。
前作はフジの地上波で、なかなかの快作だったもののもう大人の事情で見られなくなると思うと残念。
今作もフジの製作だが、不調のドラマをよそに「帝一の國」などいい作品を生み出してきている。
今作も原作に忠実な、良作となっているので安心して観に来て欲しい。
ヒロインの芳根京子は「オーディション荒らし」の異名を持つが、今作でも喋らないからこそ際立つ、眼の演技が素晴らしかった。
そしてそれだけでなく、最後の透明感ある歌声も見事。
主演の中島健人は、優しい王子様キャラが板に着いていた。
個人的にあまり好きじゃないジャニーズの配役も、歌唱力も含めこういった説得性があると納得させられる。
隣のおばさまお二人は、始まる前のアニメの予告は全く興味が無さそうだったが、
最後のミュージカルシーンで泣いており、満足して帰られていた。
こういう年配の方たちも、原作に興味を持ってくれて、結果的にアニメの再評価をしてくれるようになってくれれば、それこそ実写化された意義も大きいというものであろう。
幅広い世代に
既婚・子持ち・アラサーである私には、青春モノや恋愛モノは共感できない場合が多いのですが、この映画は「言葉の大切さ」「人を傷つけてしまった痛み」を主題にしているので、アラサーの私でも共感して見ることができました。人に傷つけられたり、傷つけてしまったりする痛みに鈍感になっている大人にこそ響く映画だと思います。
原作アニメも素晴らしいですが、順と母の関係性の変化の丁寧な描写や、順の表情のいきいきとした変化は実写ならではの良さがありました。芳根京子さんの演技が素晴らしかった。
若者だけでなく幅広い世代にオススメしたい作品です。
無言の順に圧倒
アニメの方は未見。コミカライズは見ました。なのでストーリーはある程度理解してました。
アニメ実写化ですがアニメ版のスタッフが関わってるそうで、配給もアニプレックス。逆になんで実写化したの?という気も少し。
実写に合わなそうな要素はトリミングして実写化のお手本はこうだということを示してるのでしょうか。
そんなことより何といっても芳根京子さんの演技が素晴らしい。他の3人もなかなかにぴったりな感じがします。仁藤さんがちょっと大人っぽすぎる気はしますし、全体的に高校生?って感はありますが、成瀬さんはマンガで見たキャラがまさにそこに居る感じ。アニメよりはるかに情報量が多い実写ではそこがノイズとなって逆にソレジャナイ感が出てきますが、それを感じさせない。マンガっぽい表現もあまりわざとらしく感じさせないところにびっくりです。
最後に一言。お前らなんてことしてくれる!って言ってるやつが一番余計なことしてる(笑)。気を利かせたんだろうし、キャラもあって憎めないんだけど。
実写もよかったです。
感動しました。
好きなストーリーです✨
ミュージカル、芳根京子のみ登場シーンからとても素晴らしいものでした。
転勤で館山に引っ越したのですが、館山市に映画館がないので、高速バスで新宿に来て池袋で鑑賞しました。
完成度が高いです!
アニメーションの良さの再現度は、かなり良かったです。芳根京子の成瀬順は、最高です!一応ファンですが…。ミュージカル、廃ラブホのシーン等アニメの原作と同じレベルで、ミュージカルのシーンで目頭が熱く、涙がでてきました!
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