劇場公開日 2017年7月22日

  • 予告編を見る

心が叫びたがってるんだ。のレビュー・感想・評価

全106件中、101~106件目を表示

4.5『歌』ならOK♪

2017年7月12日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
機微団子

5.0実写化の成功例

2017年7月12日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

人気の原作はなんとなくミュージカルシーンに自分の気持ちがついていかず、うーん、という感想でした。そしてそれを実写化。どうなることかと思っていましたが、結論として、大変良かったと思います。
メインキャスト4人の「言葉」に関わるトラウマを昇華しながらたどりつくミュージカルのクライマックスシーンは、原作には響かなかったわたしの心にも厚みと深みをもったメッセージをズドンと届けてくれました。よりメッセージ性の強い作品に仕上がったのだと思います。このシーンがネックになると思っており、そして期待はしていなかったのですが(笑)、まさかいい意味で裏切られるとは!という気持ちです。ミュージカル、大変よかった。
鑑賞後、電車に乗りながら Over the Rainbow が頭から離れませんでした。とても心地よい帰り道でした。

中島健人さん、銀の匙の時もそうでしたが、素朴でナチュラルなお芝居が素敵です。テレビでお見掛けする姿とのギャップがすごい。幅広いお芝居ができる方なのだろうなと思いました。両手で違う曲を弾きながらお話しするシーンは大変難しいのでは?と思い見ていましたが、さらりとやっておられて驚きです。

芳根京子さん。「べっぴんさん」でとても上手な女優さんだとはおもっていましたが、本作もさすがの一言。原作では共感しにくかった順を、彼女のお芝居でぐっと身近に寄せてきてくれたと思います。彼女の演技力なくしては成立しなかったシーンがたくさんたくさんあったと思います。本当にすごい。今後も彼女の作品はみていきたいなと思います。

寛一郎さん。これがものすごくハマる。どんどん彼が演じる田崎が好きになる。存在感と親近感が共存するとても素敵なお芝居でした。一番泣いたのは彼のシーンです。

石井杏奈さん。一歩間違えるといけ好かない優等生になりがちな役を、いやみのない清楚さと抜群の透明感で成立させていたと思います。

青春のまぶしさと、言葉の持つ重みをしっかり感じることができ、またお金を払って見に行きたいなと思いました。これから見る方にはぜひ、エンドロールで席を立たず、最後まで見届けてほしいと思います。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
壱

5.0これは相当良い

2017年7月10日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

幸せ

ジャニーズ主演の青春映画に有名俳優の息子がコネで出演・・・
と言ってしまえば、そこまでだけど、原作の持つリズムとテンポ、プラス女優陣のおかげで、いい映画になっている。
芳根京子は相変わらず上手。原作の実写でやるには無理がある設定をうまい事を表現している。
石井杏奈は秀逸。dビデオのCMの時からこのキャラしかやってないやないか!と言えばそうなんだけど、殻を破りたいのに破れない、はじけたいのにはじけられない女子高校生やらせたら、今の日本に並ぶものが無い。
今回はこの二人の表情の演技、しぐさの演技にやられました。

セクシーサンキュー中島健人が見たい人向けにも、あふれる王子様感満載。
超ご都合主義なストーリーも、昨年の君の名はでみんな免疫ができた。

中高生にはキュンキュンくるし、オジサンオバサン層は油断していると映画館で泣いてしまいかねない。
これはヒットしそうな気がする。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
nori

5.0言葉を大切にしたくなる

2017年7月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

芳根京子ちゃんが、ひたすら可愛い。
黒目がちのあんな瞳で一途に語りかけられたら、誰だって応援したくなりますよ〜(*≧∀≦*)
あ。話せませんけどね;目が語ります。

言ってしまった言葉、言えなかった言葉。それぞれ言葉に対する後悔を抱えている4人が中心となって物語がすすみます。

おばさんなので、はるか昔の青春を美化してキュンキュンしちゃうのですが、
この映画はそれだけでなく自分が現在使っている“言葉”についても考えさせられました。

なにげなく使っている日常の言葉。
瞬発的なノリで口から出てくる会話の中には、クソだの死ねだのが枕詞のように使われていたりすることも。
言葉は一瞬で空気に消えてしまうと思いがちだけど、聞いた相手の心には深く残る。。。
ヒロインは話すことが難しい分、心の中には言いたいことが溢れていて、絞り出す一言にはとても重みがあります。
口に出す前に、丁寧に言葉を選びたくなる…
言葉を大切にしたくなる映画でした。
会話だけでなく、ネットに匿名で無責任な言葉が飛び交う現代には、特に大切な事に思えました。

そして、人を好きになるパワーって凄い!おばさんには眩しいっす(≧。≦)
伝えたい!というヒロインの勇気が3人に影響し、更に他のクラスメイトの心まで動かしていく。
でも、ヒロインの勇気のきっかけとなった王子は、自分も彼女の頑張りに影響された一人だと思っていて…。
実は皆んなお互いに、良くも悪くも影響しあって成長していってたんだなぁ。
尊い(。-_-。)
きっと、リアルな高校生じゃないおばさんだから、余計に沁みているんだと思いますww

その後、ミュージカルの準備にクラスで打ち込んでいくわけですが…
一銭にもならないことに情熱を傾けている時間。実はそれが一番贅沢な時間なんだな〜と感じたり。
実際、文化祭でペンキを塗った時間が大人になっても思い出に残っていたりするし。
そんな一銭にもならないことへの関わり方が“今の自分”を作っていったような気がします。

あと、野球部のバディ感が素敵。(〃ω〃)
気持ちとは裏腹な後輩の、目ヂカラも良いですわ〜。
クラスメイトもそれぞれのキャラが魅力的でした。
王子の王子っぷりがハマりすぎてて…歌や舞台では、どうにもジャニーズ感が…(^◇^;)
いや。むしろ、それがお目当の方もいらっしゃいますよね。失礼しました;

コメントする (0件)
共感した! 9件)
shiron

4.0ミュージカルは奇跡が起こる!

2017年7月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

アニメで話題になった『ここさけ』。

『あの花』で有名な超平和バスターズ原作のお話です。

正直、アニメ好きだったので、実写はあまり期待していなかったのですが、迂闊にも目がウルウルしてばかりでした。

小さい頃に、自分のおしゃべりによって家族を崩壊させてしまった成瀬ちゃん。

それから彼女は一言も声を発せなくなったしまいます…。

高校3年生になっても変わらず、喋ろうとするたびにお腹が痛くなってしまうのです。

そんな彼女を救ってくれたのが、クラスメイトの坂上君。

成瀬ちゃんの気持ちを次々に読み取って、彼女の心の支えになってあげる姿が素敵です。

「地域ふれあい交流会」でミュージカルの実行委員となった2人は、この活動を通じて仲良くなっていきます。

野球部のエース田崎君と優等生の仁藤さんも加わって、歌を完成させようと頑張る姿に、心から応援したくなりました!

普段話すことができない彼女ですが、ミュージカルの歌を通して気持ちを伝える姿に感動です。

思ったことを「言葉」にするのはとっても簡単ですが、それが想像以上に相手を傷つけてしまうと考えると、簡単に発言するのが怖くなります…。

でも怖がって心を閉ざしていたら、自分のことを誰もわかってくれません。

でも、きちんと考え、相手のために選んで発した「言葉」は、ちゃんと相手にも伝わるのですね。

勇気を持って心の声を叫んでみることは、お互いを知るチャンスなんだと実感しました!

補足(笑)
エンドロールの後に、一人一人が自分の思いを空に叫ぶ姿が良かったです。

ちょっと青春チック満載で、30代の大人には、所々恥ずかしくなってしまいましたが、この感動の気持ちは幾つになっても変わらないです!

最後に…
中島健人さんのピアノの演奏に驚きました!
全て実際に弾いているのですから!
彼にあんな特技があったことに感動です!

コメントする (0件)
共感した! 5件)
ガーコ

5.0実写版もよかった

2017年7月7日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

言葉は、人を傷つけることがある。
でも、言って伝えないといけない言葉もいっぱいあるんだよね。
アニメ版もよかったけど、実写版もよかった。。
人の思いを察する坂上も小動物系の成瀬他実行委員のキャラは見事。
異質な成瀬を中心にみんなが前向きになって「ふれ交」に参加していく感じは、楽しそうでいいですね。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ken9004160