勝手にふるえてろのレビュー・感想・評価
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最高のカップル
映画史上こんな可愛らしい応援したくなるカップルいましたか?と言うくらい魅力的なカップルだった。
謂わゆる腐女子みたいな人の脳内を見てるようで、仕事柄面白いけど、怖ぁと思って観てました。
好きなモノにはとことんのめり込み、勝手に好きが増幅し突っ走り、そのモノがあればどんな世界でも輝いたキラキラした世界になるし、一回裏切られると世界は崩壊し、他者に対し攻撃的になる様は映画的には面白いけど、リアルだとこわすぎかた。
二役の渡辺大知くんもとてもナチュラルで良かった。あの存在がこの映画を救ってるようにも思えた。自然体で誰も傷つけない純真。とても愛らしかった。
そして松岡茉優!変わった人と言うイメージだったけど、素晴らしかった。ヨシカそのものだった。
不器用で狂ってて純粋で、感情を爆発させたり、1人悩んだり、泣いたり笑ったり、ヨシカ自体は苦手な人種だけど、可愛かったもの。
松岡茉優の魅力をたっぷり見せつけられました。
とても良い映画でした。
松岡茉優、そして監督の他の作品も注目していきたいと思います。
この彼女の世界はヤバい
普通に働く一般経理女性の物語。
彼女の性格はアンモナイト好きとかタモリ倶楽部好きとかマニアック一直線。かなり変わっているし、男性目線で言えばかなり笑わせてくれる。
この性格である程度周りの人間と付き合えるんだ〜と感心していただけに、後の展開は衝撃的。
CMなどでも魅せる松岡茉優の天真爛漫な演技で無ければ、この作品は魅力的に映らなかっただろうなと思うし、脚本はかなり優秀。
残念なのはラスト1/4が精神的に病みすぎて怖い。
惜しいなぁ〜。今までの3/4の展開が勿体ない様な。
「勝手にふるえてろ」よりは「勝手にもがいてろ」感がある本作。機会があればどうぞ。
綿矢さんと大九さんの慈しみがいっぱい
経理部長のあだ名がフレディ、とオカリナの表札にはゲラゲラと笑えた
We wil rock you のリズムをデスクで刻むとか、兎に角笑ってしまった
妄想をメタファーとして表現してて、あの歌唱シーンは圧巻だったし
ラストに使われていた卓球のラリー音、演出が上手くて大九監督に感嘆してしまった
拗らせ女子の切り口で人間の不完全さを滑稽さを添えて描いているんだけど、そこには嫌悪感は皆無で、綿矢さんと大九さんの慈しみの情がいっぱい詰まってる作品だった
ヨシカも二もくるみも、みんな自己中なんだよね、みんな自分大好きな似た者同士
ヨシカのそれは 自己愛キツめで 自己領域をひたすら護ってきたけど 現実を知り打ち砕かれると
程度の差はあれど 誰しも通る道、それを笑いに包んで提示してくれた佳作だった
話の内容は意外とよく、松岡茉優さんの演技すごい
初恋の人が忘れられず、自分の空想の中に閉じこもっている江藤。
現実で、江藤のことを好きな人、二が現れ告白された。
しかし、江藤は初恋の人が忘れられずにいたので、再開する努力をして再開するがフラれるような出来事があった。
そこで、江藤のことを好きな二と付き合うことを決心する。
しかし、二が江藤の秘密を友達から聞いていたことにショックを受け、周りの人たちを信頼できず、自分の殻に閉じこもってしまう。
自分の殻に閉じ持ってしまったが、孤独に耐えられず二に連絡し、本音を二人ともぶつけ、仲良くなるという内容だった。
まず、松岡茉優さんの演技はすごいなと思います。
テレビなどで、いろいろな役をしていますが、今回のは一層にあっているなと思いました。
話は、江藤がいろいろな人と話しているシーンがあるのですが、実は違っていたところは驚きました。
個人的には、江藤と僕はよく似ている気がします。透明だと自分が思っているところとか。
名前を知らないということは、その人のことを覚えていないというのは、正論だと思います。
風景の一部としか、見ていない気がします。
夢女子具合がリアル
松岡茉優の演技が目立つが監督の観察力あってのキャラの厚みを感じた。「面白い人間をとことん掘り下げて描けば面白くなる」を体現した映画だ。監督もきっとヨシカのような思想に共感できるところもあるのだろうが、行き過ぎていないところがいい。松岡茉優もそうだが自己投影と客観性のバランスが素晴らしい。
雨のシーンがちょっとワザとらしかったのと、泣くシーンが多かったのにやや辟易した。
靴を履くことで物語を運ぶ演出はよかった。
中盤の暗転には驚かされた。イチのあの一言で「今まで自分がやってきたこと」がどんなことだったかを突きつけられるシーン。大切な人からの裏切りに加えて自分で自分を否定しなくてはならないフルコンボ、辛い、、しかし結局人はそう簡単に変わらない、人を傷つけることに鈍感で自分の傷には敏感なヨシカ、二は大変だと思うが頑張ってほしい。
松岡茉優あっぱれ
ストーリー展開もさることながら、主演の演技にあっぱれ。
夢見るOL、クールで変人、マイペース、そんな言葉が当てはまる印象の女の子。彼女の空想と現実の狭間がひっくり返る瞬間はハッとしたし、ひとりの女性として成長していく姿は、趣味に仕事に人生に満足していても、恋愛に関しては奥手で男性経験のないことに劣等感を感じる、そんな等身大の女子を見事に描き出している。
相手役「二」の最後のかっこよさにも痺れた。
最後のエンディングソング、黒猫チェルシーの「ベイビーユー」も、映画の後味にしっくりきすぎてて。
最初から最後まで楽しませてもらった。
圧倒的、松岡。
ドラマなどを経て、
満を辞しての主演を務める松岡茉優。
現実と妄想を行き来きしながらも
自分の芯を貫き通す主人公と絶妙にマッチしている。
テンポ良いストーリーに、
ノリの良いギャグが合わさって、
観終わった後にほっと元気になれる作品。
女優松岡をあらためて好きになった。
妄想女子の気持ちを軽々しく「わかる、わかる」なんて言うつもりはないけど、”に”の気持ちだったら結構わかる。ヨシカがちょっと不思議ちゃんぽく見えるところが、妙に可愛くて放っておけないんだよね。FBのアカウントがなくて狂喜したりとか、何ごとかにつけちょいちょい吐き出すつぶやきとか、ああいう子の生態には気持ちが持っていかれるわ。
そんなヨシカ。一人に慣れているんだけど、やはり誰かとつながっていたい。自分の方こそ、人の名前も知らないくせに、いざ自分がその扱いを受けると傷つくなんて遅いよって思う。でもそこ、こっちもグサリと来た。ヨシカの虚構の世界がどんどん崩れていくのが痛々しく、だけど、それを乗り越えて「霧島」の名を呼ぶところが、また可愛いんだよな。自分を好きでいてくれる人の幸せを感じたラストには、ちょっと嬉しくなった。
松岡茉優、素晴らしい初主演作品
2018年1本目の作品。
2人の男性イチと二の間で揺れる良香のこじらせ恋愛ストーリー。
イチは三次元の存在であるが、良香の脳内では完全に二次元化している。ホント完璧すぎるこじらせ具合。
私だけを見ていると思っていた良香に、イチの「名前なんだっけ?」の一言でイチへの気持ちが終わった。
ミュージカル風に街の人々と歌いダンスするのも全て妄想。可愛そう…と同情してしまうがこれまたヤケクソ具合が最高過ぎる。
突然産休って…笑
一度は距離を置いた二だが不器用ながらも良香に想いを伝える姿が素敵だった。
松岡茉優大活躍
松岡茉優さん素晴らしいです。ここまで見せて次回きつくないか心配になりました。石橋杏奈さんはここからコントが始まるんじゃないかと考えてしまいますね。すみません。時間長めの映画ですが充実していました。
その気持ちわかる
公開当初から予定が合わず観れませんでしたが、高評価でロングランしていてようやく観ることができました。
ずっと観たかったので期待値も高かったですが、期待を裏切らない面白さでした。
面白いと思った理由は、ヨシカに共通点がいくつかあるということが大きかったです。
あ、これ自分だ!とら思う瞬間が何度か。
観ていて自分が恥ずかしくなるような映画は久しぶりでした。
高評価ということは、ヨシカのような人間は実は多くいるのかな?と気になりました。
また、ヨシカの歌唱シーンからの展開がまあ現実的で最高でした。
ヨシカを演じた松岡茉優さん最高です!
二を演じた渡辺大知さん、最高に面白かったです。
見たことあるな〜と思っていたら歌手でエンディングを歌っていて、演技も歌もいいなと思いました。
ただ、カメラでの表現の仕方で気になるシーンが何点かあったのと、自分的に題名がそこまでピンとこなかった(原作のある作品ですが)です。
元気なくなったときに観たいと思う映画でした。
出てくるキャラ全員に嫌いなトコがある……けど胸にえらく響いた
告白された同僚のニと中学から(勝手に)想ってるイチで揺れ動く妄想暴走乙女のラブコメ。
出てくるキャラ全員に嫌いなトコがある……けど胸にえらく響いた。
コミカルもシリアスもいける松岡茉優の演技は素晴らしいです。
憎めるけど、ちょっとした仕草にキュンとくる。
妄想と現実の境目が見える演出はなかなか。
めっちゃ笑えるってわけでもなかったけど、独自の世界観を持ってしっかりコメディしてるのは見事
しかし胸が痛い映画だなぁ
まったなんだこの映画
20回以上というとてつもないリピーターが現れるのもわかります
見る前は「そんなにかよw」と少々軽く思ってるものがありました……ごめんなさい………
当初"松岡茉優初主演映画"ということで知り、映画館で見たいと思い続けて3月までいたら、まだロングランしてる映画館があったじゃないですか。偶然立ち寄る機会があったので見に行きました。半端ないです。
まぁ最近よくある感動系圧倒系ではありませんよ。期待しすぎて幻滅という方ももしかしたらいたんじゃないでしょうか笑 それでもこんなに愛されているというと、幻滅しかけた人までしっかり回収しているんだな、と思います。
リピする時間があればしたいですが、パンフ、原作、ブルーレイ(ちょうど今日発表でしたね笑笑)で我慢します。
あと、みんなはまり役なんてずるいですよ監督!!あの妄想女子も隣のオカリナも釣りしてる人も好きな人にしか目がないやつも……。
レビューになってなくてすみません
「オトナ女子のリトマス試験紙」
コレを観たオトナ女子に感想聞いてみ。
どんな生き方してきたか、分かるから…
こじらせ女子(だった人)は、必ずどこかで
傷を抉られて、イタイイタイ・・・(涙)ってなってるから。
人によってシーンは違うけど。
「面白かったけど、共感できる所がナイ」
そんな彼女は、スクールカーストの最上部で生きていた人です。
断言します。
ついでに断言するけど、この映画とか『ゴーストワールド』に共感するオトナ女子(というかBBA)は、
たいてい、正直しんどいです。
This is me だから、断言します。
↑※『グレイテストショーマン』
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