勝手にふるえてろのレビュー・感想・評価
全287件中、241~260件目を表示
物凄い見応えあります!刺激が強い!
笑いもあります。
松岡の演技が本当に素晴らしいです。
ストーリーも強烈でした。
ラスト1時間くらいは黒ーい感情に心が支配されてしまう強い影響力があります。パワフルな映画です。
鑑賞後の自分の感情を見て★を計上することにしていまして、私は★少なめとしたのですが、こういう訴えかけてくる映画が好きな人には確実にオススメできます。私には刺激が強過ぎまして、少し苦手でした。
松岡茉優最高かよ!
拗らせ系映画の最高峰だ。
松岡茉優は高い期待を更に上回り、石橋杏奈も無難に良い。来留美と仲直りして欲しいなぁ。
北村匠海演じるイチ、なんか分かるなぁ。虐められ方は様々でヨシカと共鳴できる訳もなく。殆ど話さず端見じゃあ名前を覚えられる訳もなく。(あそこで逃げ出さず1歩踏み出せば進展もあったかも?)
そして、渡辺大知が演じるニのダサ良いウザ良いイタ良いの三拍子揃った役柄が絶妙だった。(渡辺大知って何者だ!?)
みんなイマイチ(どころか全く?)冴えないのにみんな魅力的なんですよこれが。
それにしても、若手女優が放送禁止用語をこんなに叫びまくる閉鎖的かつロックな映画を見られるとは思わなかった。
勝手にふるえる!
少々めんどくさい女性と、お馬鹿な男性に、とても微笑ましく、愛着が湧きました。
人は日々孤独と闘っているのだとわかっていながらの主人公の心の葛藤に、なるほど!となりました。
ワンルームでヘッドホンを爆音で聴いている場面は何度見ても良いです。
笑ったり泣いたりする映画に出逢えたのは久しぶりです。
小説と、綿矢りささんも気になります!
イタイイタイイタイイタイ
イタイ。でもその本質を本人も他人もわかってる風味で生きているのが、人間社会なんでしょうね。
そんな世界を、更に拗らせちゃった人達(そう、主人公だけではない)が拗らせプリンセスの爆発によって、混乱と認識を果たす物語。…と、書いてみると今一つなんだけれど、素晴らしかったなぁ♪まぁ何しろ主演が素晴らしいが、回りのイタイ人達もとても魅力的でいとおしい。
そして、自分に落とし込むとオソロシイ。中々の重さをもった変化球で、暫くしたらまた味わいたくなりそうです(笑)
DVD買います。
小説が大好きでこの映画を知って今回鑑賞しました。
だいたい2次創作を実写化すると悲惨なことになりますが、これは小説に劣らない出来になっていました。というより最高でした。
松岡さんの演技が素晴らしく魅力的で
でも色んなところに共感できるところがいっぱいあって
最初はうざかった二も最後はそのうざさを含めて愛しく思えました。
もう一度観に行くしDVDも買います。
勝手にふるえてろ
個人的にかなり◎でした。松岡茉優ちゃんのこじらせぶっ飛び具合が最高。原作を読んでるのに、くすっと笑えるところが多く、飽きる箇所が殆どなかった。そして、個人的には三枚目の立ち位置の二(渡辺大知さん)がタイプで笑。ウザいけど優しくて人間的に良く、ぎゅんぎゅん心を掴まれてしまった。最後のシーンもキャーーーって感じでした笑。観て良かったです。
松岡茉優オンステージ
松岡茉優が凄いの一言につきる。
めちゃくちゃ笑えるシーンのはずなのに、どんどん笑えなくなってくる、暗黒ラブコメという感じ。
ありえないようで、こういう人はリアルに結構いる。一方向のコミュニケーションしか出来ない人。ツイッターとかに結構いる。男でもいる。僕も孤独を拗らせてそうならないとは、いいきれない。そう考えると、笑い事じゃない現実を描いたホラーとも思える。
最後のシーンが妄想でないと誰も否定出来ない終わりが、ザワザワする。これを終始笑って見れる人は、とてもリア充だと思った。
松岡茉優さんの代表作!
『桐島、部活やめるってよ』の演技がとにかく印象的で、「この人は誰だ?」という感じで名前を覚えた松岡茉優さん。
最近だと、『ちはやふる』のクイーン役も素晴らしかった。
顔立ちは整っているのに、いけずな性格で私服がダサいという、まさに漫画的なキャラを完璧に演じきっていて、心から素晴らしいと思った。
そして、ついに彼女の初主演作となる本作が公開された。
とは言え、実はそれほど関心があったわけではなく、たまたま時間が合ったので観てみようかな…と思った程度だったが、これが予想に反して素晴らしい作品だった。
脳内で10年以上にわたって初恋をこじらせているという、なかなか厄介な主人公。
普段は会社の経理として地味に暮らしており、仲の良い同僚はいるが、単調な毎日を送っている。
日々は単調だが、脳内妄想は過剰という、なんとも奇妙な(でも共感できる)キャラを、実に豊かな演技力で見せてくれる。
褒め言葉として言うけれど、松岡茉優さんはちゃんとスクリーンの中で「ブサイク」に見える瞬間がある。
彼女のように整った顔立ちの人を主演にすると、こういう「ブサイクさ」がとってつけたように見えることが多いのだけれど、本作は違う。
「うわぁ、この人めんどくさい…」っていう厄介さと、でもどことなく漂うチャーミングさ。
これをスクリーン上で映像として両立させているのが、本当に素晴らしい。
世間との関わり方を、実に厄介な方向にこじらせている彼女には、しかし心から共感する。
「うまくやっている人々」を妬みつつ、でも他にすべがなく、途方に暮れている時もある。
告白されて有頂天にもなり、不安にもなる。
周りから見たら異常としか思えない言動も、彼女の世界の中では「やむにやまれぬ」ことが理由なのだ。
松岡茉優さんの表情は、劇場のスクリーンという大画面に充分耐えうる者だし、彼女にしかできない演技だと思う。
「大嫌い!でも大好き!」みたいな相反する感情を、実に見事に演じきっている。
これは間違いなく彼女の代表作になるだろう。
2017年の映画収めにふさわしい1本になった。心からオススメ!
何だ何だ
177本目。
スゴイ面白かった。
会話がスゴく面白く、言葉選びのセンスを感じた。
普通に撮ったら痛い女になってしまうんだろうけど、そうならないギリギリの所で撮ってるのがいいし、それを演じた松岡茉優かいい。
監督が女性ってのもあるのかも。
今年観た日本映画と言っても大して観てないけど、一番面白かった。
願わくば賞を取って欲しい。
まぁ個人的にはエンディングの曲がもうワンテンポ早く入ってたら良かったかな。
☆☆☆★★★ 断言したい。 今年の主演女優賞は松岡茉優で決まりだ!...
☆☆☆★★★
断言したい。
今年の主演女優賞は松岡茉優で決まりだ!
原作は未読。
絶滅危惧種属痛い系妄想ブチ切れ承認欲求女の、10年の長きに渡る恋愛闘争記は、こちらの予想を遥かに超えて来る。
とにかく喜怒哀楽七変幻…いや二十変幻くらいの表情を見せる松岡茉優。
特に、一途に想い続けていた彼からフッと言われた一言から、暴走を始める辺りの物凄さは圧巻の極み。
ストーリー性の面白さだとか、技術面でどうだ!…とかは最早二の次。
彼女がスクリーンから発する全てを受け止め、その痛い女に自分を投影し乗り移る。
そう、スクリーンに映し出されているのは自分自身の姿でもあるのだ!
ところで♫ナゲットちぎって父ちゃん♫は、空耳史上最強だよなあ〜(^^)
2017年12月30日 イオンシネマシアタス調布/スクリーン8
現実と妄想の世界に、ミュージカルありと忙しい映画 前半のストーリー...
現実と妄想の世界に、ミュージカルありと忙しい映画
前半のストーリー展開に比べ、後半詰め込みすぎ
松岡茉優圧巻‼︎
ボヤ騒ぎを起こし、死ぬ気で同窓会を開くと考えるが、他人を語り人集めをしたり、バージンなのに産休届けを出すなど破茶滅茶で、ちょっと性悪な役がハマっていた
脇を固める、片桐はいりや石橋杏奈などの個性的な雰囲気も映画を引き立てていた
映画音楽も素敵だった
上映館が少ないけれど、なかなか良い出来の映画
キメゼリフ決まってます❗
松岡茉優ワールドという斬新な作品でとても良い作品でした。名女優への足掛かりになりそうなターニングポイントの作品かもしれないです。
茉優ちゃんファンは必須だし私的には今年のベスト10入りの作品の一つです。
エンディングが気に入ってます❗
是非映画館で❗
「ふるえ」とは
自分がふるえていることを相手は知らない。自分がこんなにふるえているのに分かってもらえていないと気づいたとき、人は激しく落ち込み無力感に苛まれる。
そんな体験をしたからこそ他者の「ふるえ」を自分から感じ、声をかけることが大事だと伝えてくれる作品でした。
茉優さんによる茉優さんでないと。
昨年から気になっていた松岡茉優さん。
東京国際映画祭で観客賞を取ったことも知らずに鑑賞。
のっけから脳内なのかなと思いながら引き込まれて行きました。いやいや面白い!
二を演じた渡辺大知も登場シーンと最後では別人のように良かったですが、やはり本当に松岡茉優さんによる松岡茉優のための、松岡茉優でなければならない素敵な映画でした。大九明子監督ありがとうございました。フレディのくだりは最高でした。
勝手に震えました!
松岡茉優の才能開花!
涙が出る作品でも無いのに心が打ち震えた。
出演者の全員がうざい、めんどくさいのに
スクリーンに釘付けになってしまった。
ここまで茉優ちゃんの演技が素晴らしいとは!
観てよかった久々の秀作。
松岡茉優さんを堪能!
たまたま時間が合い,松岡茉優さんが好きだったので,軽い気持ちで鑑賞してきました。主人公ヨシカのジェットコースターのような感情の起伏や毒のあるツッコミがめっちゃおもしろかったです。原作未読のため,展開が読めず,イチとのハッピーエンドがオチかと中盤あたりで予想していたら,とんでもなかったです。むしろ,そこからが本作の主題。ヨシカを通していろいろなことを考えさせられます。
ヨシカの妄想理想世界が崩れたとき,序盤から気になっていた,「なんでこんなに明るく開放的なかわいい子がこじらせてんの?」という疑問が,一気に氷解しました。多かれ少なかれ誰もが抱える心の闇や毒,願望の妄想が,これまでの彼女の言動と重なり,胸が締め付けられるようでした。
フレディ,オカリナ,ニなど,身近な人でさえ名前で呼ばないヨシカが,皮肉にもイチからは名前で呼ばれない。自分と他人を区別し,同時に結び付け,一個人としての居場所をそこに与えてくれるものが「名前」なんだなと強く感じました。最後に「ニ」を「霧島」に昇格させて,ヨシカの変容を描いているのは印象的でした。
それにしても,松岡茉優さんの演技はすばらしいです。これまでもテレビドラマで何度も見ているので,演技の幅が広いのは承知していましたが,中でも本作のヨシカは秀逸です。自分の中にある強い思いで突き進むような役は,彼女の真骨頂ではないでしょうか。女優松岡茉優をたっぷり堪能できる一本でした。
全287件中、241~260件目を表示