「松岡茉優のための、松岡茉優にしかできない映画」勝手にふるえてろ momokichiさんの映画レビュー(感想・評価)
松岡茉優のための、松岡茉優にしかできない映画
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誰だキャスティングを決めたのは。絶妙じゃないか。
松岡茉優の「ちょい不思議系でおもしろかわいい魅力」を最大限に活かしている。
“二”が言う台詞が主人公にささる。
「バラすつもりなくても、人の秘密をバラしちゃうことってあって!
そこに少々のイジワル心がないというのは嘘かもしれないけれど。。
でも人間ってそういうもんじゃん!」
自分の都合のいい妄想の中に生き、清廉潔白で傷つくことを回避してきたその結果である“処女”を、傷つきながらも清濁いろいろある現実世界を受け入れて手放していく。
赤い付箋が剝がれて水が染み込んでいくのは「受け入れていく」ことの表現か。
個人的にはそれでも処女ということをバラシてしまったことは許せんやろ、と思う。(笑
※エンディングに流れる渡辺大知の歌も良い。
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