劇場公開日 2017年12月23日

「打ちのめされた」勝手にふるえてろ たけやんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0打ちのめされた

2020年3月27日
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泣ける

笑える

楽しい

ダメだ、面白すぎる。
どんでん返しの連続で、息つく暇もない。
最近見た邦画では、万引き家族、宮本から君へ、と同レベル、いやそれ以上の傑作だった。

途中、一時停止ボタンを押して、笑う時間を設けなければならなかった。
あと、あまりにも松岡さんの表情が良すぎ。
怒りを通り越して侮蔑の感情の時の彼女の目が、ほんとに死んでいて、惚れ惚れした。光を当てていない時の黒目がやばい。

そして何度も泣いた。
しかも感動した後の、裏切られる感じ。
さっきの涙は何だったのか、と。
宮本から君へ、を観ているので最後の2人の絡みはあそこまでではないが、総じて良い。
あれは流行ってるのか?

とにかく、見終わるのが、惜しかった。
あっという間の2時間。
そんな映画体験だった。
なんとなく園子温監督の愛のむき出しも思い出した。
原作も読んでみようと思う。

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たけやん