「とてもよかった」勝手にふるえてろ 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
とてもよかった
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背景のような存在の女の子が本当は特別に思われていたいという自尊心があって、でもやっぱり背景にすぎず、その受け入れがたい現実を受け入れる表現がふざけたミュージカルになっていてとても面白かった。その後、好いてくれている彼とつきあって終わるかと思ったら、そこから更に大きく展開してひどいことになっていくので驚いた。人には言っていい言葉とそうでない言葉があることがよくわかった。あんなふうに一生懸命好いてくれる人がいるなんて素晴らしいではないか。彼女の場合は、誰に対しても全然優しくしておらず自分本位で、うざいことをしないだけで、欲しがるばかりだ。もっと死ぬほど人々に嫌われて痛い目にあった方がいいような気もして、都合が良すぎる感じがしたがハッピーエンドでよかった。
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