「喪失と転生」あさがくるまえに 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)
喪失と転生
私達の日常は、たった一つの出来事で砕けるほど脆い。今、平穏に暮らしていることが、奇跡のようです。
人はいつか脳死さえ、克服するのかも。臓器は、細胞を培養して取り替えるのかも。ただ今は、出来ることに全力を尽くす。限りある世界で、永遠を求めること自体、間違いですが、それでも全力を尽くす。結果、多くの人の想いが残る。それが、本作のような映像になるとすれば、限りある世界から、永遠に輝く何かを残すことが、できるかも知れません。
個人的には、大切な家族を喪う親御さんの想いに、もう少し寄り添って欲しかったですけど、喪われし想いと、新たなる朝、その境目を垣間見たような、不思議な体験でした。
ところで、運転免許の裏に、○X 記入しました?。あれに書き込むの、勇気要りますよねぇ。
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