「命の終わりとはいつか?」あさがくるまえに 猫シャチさんの映画レビュー(感想・評価)
命の終わりとはいつか?
文章にすると手垢のついたテーマに思えますが、実際に映像で少年のあまりに瑞々しい肉体を目の当たりすると、「ここから臓器を抜き出した瞬間に命が絶たれてしまう・・」という感覚を拭えず、脳死問題についてあらためて色々と考えさせられました。
この監督の作品はこれが初見ですが、静謐ながらも、色気や、時に迫力を感じさせるカメラワークや演出が素敵です。事故のシーンなどは、あー上手いなーと思いました。青を基調とした色彩もいいですね。またワンカットで凄く印象に残るシーンを撮られますね。いくつかのカットが未だに脳裏に焼き付いています。これは役者さんの演技も良かったと思います。
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