「慈悲とは」喜望峰の風に乗せて mikirokkuさんの映画レビュー(感想・評価)
慈悲とは
原題は“The Mercy”
観終わったあとだと考えさせられるものがあります…主人公にとっての慈悲とはなんだったのか。
あんなに苦しめられた孤独によって、その“選択”が最後にできたということ…?
うーん…
実話らしいということしか知らず、悩める中年男性の感動冒険ものだと思って観はじめたら まんまと打ちのめされました。
そりゃ自然は厳しいだろうけど、主人公がこの境遇に陥るに至った原因は ほぼほぼ人災よね。
準備大事。リスクマネジメント大事。
映画としては地味なんですが コリンファースのどんどん追い詰められていく演技が見事。
疲労と孤独と罪悪感から 少しずつ主人公の精神が衰弱してく様子が見て取れて、後半は怖いくらい張り詰めてました。
いや〜、でもなぁ…
自分は妻に一番感情移入して観てしまいました。
こういう、言い出したら聞かない旦那持つと大変だよね泣
コメントする