女神の見えざる手のレビュー・感想・評価
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出来る女
アメリカ映画の得意技
もはや一瞬たりとも見逃せない緻密なドラマ作りであるが、アメリカ映画の得意技2つを織り交ぜた非常にゴージャスな脚本であるのが嬉しい。
1つは、「法廷劇」であることだ。
法廷とか裁判というのは、シャークスピア時代の超古典から欧米の主流的演劇要素であるが、特にアメリカ映画では傑作を多く輩出している。本作も被告と裁判官のやり取りが非常にスリリングである。
もう一つは、「逆転劇」であることだ。
法廷劇の多くが逆転劇であるのだが、法廷でのそれと、ロビー活動でのそれを二転三転させる仕組みが新しいと思った。つまり、どちらが、あるいはどちら側が、より役者なのかとうところだ。
映画の構造は、後発の法廷劇をまずは提示させ、時間を過去にずらしたロビー活動とそれに伴うサスペンスとアクシデントを並行して提示し、やがてそれらを収束した形でラストへ持って行くやり方で、途中のヤマ場のアクシデントを機会にヒューマニズムを滲ませるという、極めて緻密なもの。
これには舌をまかざるを得ない。良かった。
強く、痛々しく、美しい
レビュー
素晴らしく素晴らしく興味がある内容
個人評価:4.6
まずはジェシカ・チャスティンが、本作でオスカーを取れなかった事が不思議でならない。
日本でこの役柄を演じれる女優が誰がいよう。
本作は2つのテーマが巧みに絡み合っている。神の手腕をもつロビイストのエリザベスの人物をサスペンスとして描く本筋と、それを繰り広げる舞台として用意されたのは、国内外誰もが興味を持つアメリカの銃規制の法案の賛否。この2つのテーマをエンターテイメント作品として、素晴らしく秀逸な脚本でまとめている。
社会派な映画は数多くあるが、ここまで分かり易く問題提議としてアメリカ銃社会を批判し、そしてある意味で中立で描き、エンターテイメントとしてまとまっている作品を他に知らない。
信念の辣腕ロビイスト
わかる!
とにかくカッコイイ
タイトルなし
2度目のトライ
美しい!
サイバネティックス・ロボ・ローチ
ルカによる福音書14章10節
物事をよく知っておかないとチャンスを逃す
ピアジェの時計をしたままするとは
相手が切り札を切ってから自分の札を出す
勝利依存症。頭脳明晰で野心家。勝つことに執着するが、じつは心はもろい。
脚本家のサクセス・ストーリー:初めて書いた脚本が1年でハリウッド映画化される。
「RAW & ORDERロー&オーダー」はみていないがニュースルームはみていたのでキャストかぶりが楽しい。
ブラインドスポットのリッチドットコムも出てた。
ジェシカチャスティンのファッションが見どころ
映像がクリア過ぎてTVドラマっぽい
ヌテラ税の話かと思いきや銃規制法案やった
いかにもアメリカらしい本格派社会派作品
計算され尽くされた計画はどこから
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