「どこまで正気で、どこから狂気?」女神の見えざる手 Miedaさんの映画レビュー(感想・評価)
どこまで正気で、どこから狂気?
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まるで将棋かCHESSのゲームを見ているようだった。
ここ2年この映画が封切られてからも米国の教育機関デモの銃の乱射は続いている。
「なぜ?銃を規制しないのか?」
これは日本における電気原発事業にも近い匂いがする。
国を支配するほど余りに企業が巨大化したために、
正義は見えなくなってしまったという舞台背景。
そこに単なる冷徹なロビーストではなく、
人の命、地球のために必要な法整備や投票数を稼ぐという、
本質は人間的なハートを持つ壊れた女性の主人公が、
目に焼き付く。
最後のドンデン返しにどこまで計算していたのか?と背中がぞーっとするほど、見ている側を裏切ってくれる。
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