「知略」女神の見えざる手 U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
知略
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なるほど見応えのある作品だった。
惜しむらくは、俺が合衆国の憲法や社会情勢に明るくない事だな。
本国の人達は、この作品をどおいう形で受け止めているのか知りたいところだ。
エンターテイメントなのか、それとも…。
ロビイストという馴染みのない職業が実在するのかどうかも知らず、その業務が作中で語られるものと同様なのかも分からないが…劇中に出てくる「偵察メカ」が、結構な分岐点で…この存在があるからこそ、かなり政治的な話に食い込んでいくものの、これが物語であるとの生命線を維持しているようにも思える。これが無かったとすると…フィクションとして成立するであろうか?
そんな内容である。
結果、銃規制法案の是非を問う形で作品は進むが、落とし所は汚職と癒着という民主主義のウミのような部分の摘発だった。
なかなかに技ありな作品で、本国の事に精通してれば、今の100倍面白い!と胸を張って言えたと思う。
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