人生はシネマティック!のレビュー・感想・評価
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カトリンの前向きな眼差しが素晴らしかった。
舞台が戦時中だからか、イギリス映画だからか映像が鮮明で綺麗でした。 戦時下だからなのか脚本家が描きたい作品ではなく描ける作品を要求される苦境の時代。だから作品の想像力が必要とされる。 カトリンとトムの関係が、ある出来事でプッツリ切れる所は、どうだろうか。 ケトルの男、双子の姉妹と一人出演するアメリカ人、映画『おみおくりの作法』の男性、個性的な人間が出てきて飽きさせない。 そんなことより、主役のカトリンを演じたジェマ・アータートンの常に前向きな眼差しが素晴らしかった。
もっとメロドラマでもよかった
このメロドラマ感を期待していたので満足なのだけど、前半はなかなか渋い展開。そしてお約束のような事故で主人公が大きなものを喪失してから、そのメロドラマは勢いにのり、、で、やはり自分は観客がスクリーンを見上げるシーンが好きなんだろうな、そこでは問答無用に泣けてくる、という形で終わる
映画愛に溢れる作品
ドイツの空襲を受ける戦時下のロンドンが舞台。ひょんなことから実力を認められて映画の脚本家として頭角を現すことになる主人公カトリン。その才気と機転で気難しい役者達を纏めながら、多くの英国人に愛される作品の完成に漕ぎ着ける。でもその作品と引き換えに彼女は人生の大切なものを犠牲にしていた... 映画以上にドラマチックな主人公の生き様を英国流の抑制の効いた描写で楽しむことが出来ました。Their finest one hour and a half と言う小説が下敷きになっているそうですが、その至高の1時間半(の作品)のために人生を賭した主人公の心意気と、このセンス溢れる邦題を考案された方に乾杯です。
映画作りと言うより1人の女性の物語
予告編で期待しすぎたせいか 良かったには良かったのですが うーんと考え込んでしまいました 1人の女性の生きざまを映画作りを通して描かれているとは 思うのですが 色々お話を詰め込みすぎていてどこに視点を置いて観ればいいのか とまどってしまいました 恋愛なら恋愛 映画なら映画にもっと焦点をあてて作ってくれたら もっと面白かったかなと思いました しかし 戦時中のお話なのでいつ死んでもおかしくない世の中を描いていて どんなことがあっても今を明るく生きることの大切さを教えてくれ てそれは良かったと思います ラストの方であの女性の過酷な試練はなんでしょうか? 私はちょっとあきれてしまい ここまですると思いましたが こういう話もありなのでしょう まさに人生はシネマティックです これは映画を愛する人の作品と言うよりは 1人の女性がたくましく生きていく物語だと私は思いました
台詞にグッときた
熱量のあるシーンと台詞、ユーモアと意外性の中で映画を作るっていうストーリーがまさに人生はシネマティック! それぞれキャラも立ってて楽しめるとってもいい佳作 ひさびさにもう一回観たくなった こういう映画ってもっと売れてもいいと思うけどなー しかしTheir Finestからこの邦題付けた人には100点満点あげたい!ド○ームとか付ける人に爪の垢あげて下さいw
泣き、笑い、英国から映画好きに捧げる良作。
第二次世界大戦でのダンケルク関連の作品はノーラン監督作品が話題となったが、製作はカンバーバッチ出演BBCとBBC製作の本作が古い。 当時の世俗や男女間の雇用格差、戦争の悲惨さをしっかりと伝えながら良質の映画作品となっています。0.5ポイント少ないのは嬉しい涙以外に悲しい涙をもたらしたため。
2時間の人生を捧げるに値する映画
映画って本当に素晴らしいですね と言いたくなる佳作 困難な状況でもユーモアと機転を利かせて問題を解決していく様子に一喜一憂し映画を作っていく情熱に感動する、これが映画の一つの魅力だしそれは人生も同じこと 私の人生を豊かにしてくれました
意味がある?
劇中の「人の死に意味はない」だけど「映画の劇中の死には意味がある。だから、人は夢中になる」というニュアンスの台詞があったが、果たして…。 でも、全体を通して楽しかった。劇中の登場人物よろしく、もう一度観ても良いかなぁとも。二回目は笑える?(笑)
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