「映画は辛い現実を忘れさせてくれる夢の世界」人生はシネマティック! とえさんの映画レビュー(感想・評価)
映画は辛い現実を忘れさせてくれる夢の世界
第二次世界大戦当時のイギリス情報局映画部では、戦意高揚のための映画を製作していた
そこで、女性からの視点を反映させるため、脚本チームに女性スタッフとしてカトリンが採用される
その後、映画部では「ダンケルク」の映画を製作することなったが、カトリンは双子姉妹を主人公にすることを提案する
これは素晴らしい映画だったなぁ
「なぜ私は映画が好きなのか…」をずっと考えながら観ていた
それに加えて「もしも『ダンケルク』が女性を主人公にした映画だったら」どんかに素晴らしいかも考えていた
その2つの答えは一緒で
「映画とは、辛い現実から私たちを引き離し、素晴らしい夢を見させ、明日からまた頑張ろう」と思わせるためにあるんだと思った
姉妹の船が本当にダンケルクにいたのかいないかが重要なのではなく、観客はそこから何を感じ取るのかが大切だということ
人生の1時間半をそこで過ごす価値があったと思えるかどうか
映画館に行って、スクリーンの世界に浸り「明日もまたがんばろう」と思える自分にするために、こうして毎日映画を見るんだと思った
後半は号泣で、涙が止まらなかった
どんなに辛いことがあっても、映画があれば生きていける
そう思える映画だった
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