「脚本家ってすばらしい!」人生はシネマティック! Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
脚本家ってすばらしい!
クリックして本文を読む
脚本家の話なのね。第二次大戦中だから国威発揚につながる映画じゃないといけなくて、でも、その条件の中で「まとまな映画を作りたい!」っていう人達がいて、頑張ってくの。
でも国威発揚とか、政治のために色んな横ヤリが入って、それを脚本家が知恵と工夫でなんとかしてく。
主人公は新人女性脚本家なんだよね。だから女性差別的なとことも闘うの。
ストーリーの軸の一つは先輩脚本家との恋なの。でも主人公、既婚だから「これどーすんだよ」と思うんだけど、そこはちょっとした理由を持ち出して解決すんのね。御都合主義的とも思ったけど、まあ納得するかな。
それで同性愛者的な女の人に「いつ死ぬか解らない御時勢なんだから、素直になりなさいよ」みたいなこと言われて、素直になって「やったー!気持ちが通じ合ったぜ!」ってところで先輩脚本家死ぬの。
これどうかなと思ったね。「人はいつ死ぬか解らないし、好きな人には、好きと言え!」って話なんだけど、先輩脚本家死ななくていいんじゃない。
そして悲しみに暮れる主人公は、大物俳優から「私達の映画を観なよ」と言われて、ようやく完成した映画を観に行って、それでみんな喜んでんだよね。ここは感動する。
それで主人公は「やったんでー」ってなって、先輩脚本家の後を継いで頑張るの。
先輩脚本家死なない方が良かったなと思うけど、それでも面白かったよ。
コメントする