「御木本真珠島」ヴァレリアン 千の惑星の救世主 梨剥く侍さんの映画レビュー(感想・評価)
御木本真珠島
開巻、物語世界の設定がよく呑みこめないまま、やつぎばやに目まぐるしくいろんなことが起きるので、正直ついていくのがやっと。ただ、その疾走感には感嘆する(途中からやや失速するが)。
パール星人の造形と位置づけはどうしても「アバター」とかぶるし、さらに言えば白人の植民地支配の贖罪が根底にあるのかと思ったりも…。パール星人の桃源郷はある意味、御木本真珠島みたいだ。
リュック・ベッソンも近年はプロデューサー業が中心なので、たまに来る監督作は貴重だが、どうせならもう少し地に足の着いた映画を撮ってほしい気もする。
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