CAGEのレビュー・感想・評価
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力強いテーマに惹きつけられた
重いテーマだけど、それに対して真剣に向き合って作られた作品だと感じた。登場人物も魅力的でどんなその人に背景があるのか想像しながら楽しめるし、何より1人1人がとにかくカッコいい。
アクションシーン満載の前半から物語の核心への後半への流れもスムーズでとても観やすかった。
ふとした時に劇中のセリフが思い浮かぶことが多くて、印象的な作品だった。
素晴らしい作品
とにかく主人公がカッコいい!
最初は冷たい人間、という印象が強かったのですが、物語が進むにつれて見えてくる中身の熱さ、強さに感服しました
その主人公の核たる、恩人の言葉は今を生きる私たちにも当てはまるもので、何かに悩んだら思い出すようにしています(笑)
無法地帯?
祖国から受け入れ拒否された不法滞在者や犯罪者を隔離しつつ、一般人の出入りは自由で無法地帯と化した特別街区で巻き起こる話。
設定のご都合主義は仕方ないところもあるけれど、あまりにも強烈でそれがないと成り立たないレベルのご都合主義満載。
ただの電気じゃないのか?某登場人物の能力に至っては最早超能力って言ってしまった方が諦めがつくんじゃないか?
全然無法地帯感ないし、アクションもヴァイオレンスもチープ。
キャストのファンの人がキャーキャー喜ぶ為の作品かな。
若手俳優達によるエネルギッシュな作品に感銘
主人公ラギを中心に疾走感のある展開の中に社会性を秘めた脚本が飽きさせることなく、心を掴まされた。
ツバサ役を務めたとまんさんや
リュウ役の神永圭佑さんを筆頭に若手俳優で構成されていて、エネルギッシュなお芝居でスクリーンを彩り、それをベテラン俳優のモロ諸岡さんらがまとめあげている。
そんな中でも、主演を演じた鷹松宏一さんは随一の輝きを感じた。
この作品に対しての想いや日々彼自身が思っていることを具現化したようなラギ役へのフィット感がベテランの風格すら感じさせる。
恵まれた体格を生かしたダイナミックなアクションも必見だが、何より繊細なお芝居に注目してもらいたい。
タガログ語を流暢に話す鷹松宏一さんと緑川睦さんも今作の魅力の一つだ。
彼らと同じく若い世代に是非とも見てもらいたい。
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