劇場公開日 2017年11月18日

「若手俳優達によるエネルギッシュな作品に感銘」CAGE ミハエルさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0若手俳優達によるエネルギッシュな作品に感銘

2017年11月18日
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泣ける

興奮

主人公ラギを中心に疾走感のある展開の中に社会性を秘めた脚本が飽きさせることなく、心を掴まされた。
ツバサ役を務めたとまんさんや
リュウ役の神永圭佑さんを筆頭に若手俳優で構成されていて、エネルギッシュなお芝居でスクリーンを彩り、それをベテラン俳優のモロ諸岡さんらがまとめあげている。

そんな中でも、主演を演じた鷹松宏一さんは随一の輝きを感じた。
この作品に対しての想いや日々彼自身が思っていることを具現化したようなラギ役へのフィット感がベテランの風格すら感じさせる。
恵まれた体格を生かしたダイナミックなアクションも必見だが、何より繊細なお芝居に注目してもらいたい。
タガログ語を流暢に話す鷹松宏一さんと緑川睦さんも今作の魅力の一つだ。

彼らと同じく若い世代に是非とも見てもらいたい。

ミハエル