「未来が現在の延長線上にあるのなら」十年 ぴよさんの映画レビュー(感想・評価)
未来が現在の延長線上にあるのなら
2015年から見た10年後すなわち2025年の香港を描いた5本の短編のオムニバス。
いわゆる「テロ対策法」、北京語の普及と強制、独立運動、紅衛兵もどき…とテーマは様々だが、単にディストピアを描いて終わり、というだけでなく、中国本土の圧力が強まる中での危機感と抵抗の意志が見えてくる。
本当は、香港に関する知識がある程度あったり、北京語と広東語の聞き分けができれば、もっと深いところで理解できるのだろうけど、そうでない私にも感じるところはあった。
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