旅猫リポートのレビュー・感想・評価
全40件中、21~40件目を表示
愛護思想の強い人には向いていない
話自体はすごく感動してがモヤモヤすることが多かった。
①サトルの猫は元野良なのになぜセルカークレックスを使ったのか。(珍種)
②初めの引き取り先候補だった親友が、奥さんと相談して最終的に飼った猫も高級猫(話し合ってセンターから引き取ることにしたとかなら良かった。)
③初めにでてきた子猫が避妊手術をせずそれで産まれちゃったから引き取ってほしいというシーンがあったがあまりにも無責任だ。(映画を通して避妊去勢手術を促すべき)
④サトルが入院するから病院の周りで住み着き野良としての生活を送るなんて現実離れし過ぎ
⑤ペンションでのシーンで、大型犬と猫をすぐ顔合わせて相性あわないという判断は早すぎるし、すぐ顔合わせていいんだと勘違いする人も出てくるんじゃないかと思った
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見た人に「人間と動物の絆」は伝わったけど「人間と動物のあるべき姿」は伝わってこなかった。
映画を通していまの動物業界のことを伝えて欲しかった。
自分は動物の専門に通うくらい動物のことが好きなのでこの映画をとても楽しみにしていましたが、もっとハートウォーミングな展開を期待していたのにただのお涙頂戴の話で中身はありませんでした。
心が暖まりました
安心して泣きました。
猫が喋ることに違和感が徐々になくなり、素直な気持ちで感情移入できました。生きているだけで、素敵なこと、幸せなんだと感じました。ちょっとだけ言い過ぎですが、家族や友人、何気ない時間を大切にしたいと思います。
交通事故は起こしたくない!
人を突然不幸のどん底に落とす交通事故。被害者は被害者遺族はもちろんのこと、加害者側もも死亡事故に繋がってしまったら未来は真っ暗闇。まるで何かを暗示しているかのように事故に遭った猫(ナナと命名)を拾った悟(福士蒼汰)は手厚く看病し、それから数年間、愛猫として幸せに暮らすようになる。
ロードムービーと銘打って公開された本作ではあるが、むしろ回想録としての部分がクローズアップされていた。悟の小学生時代。同級生の幸介(山本涼介)とともに捨て猫を拾って、結局は悟が飼うこととなり、“ハチ”と名付けた。そして修学旅行先の京都で両親の訃報により、とんぼ返りすることになった悟。もうここで涙腺決壊!ただ、その後は泣けませんでした。
そして、高校時代の友人夫妻が経営するペンションへと話が進み、茶畑でのバイト中にハチを預けてあった高松で死んだという連絡が入る。高校時代のエピソードはなかなか青春していてほっこりさせられる。姐御肌の広瀬アリスがいい。
「俺の最後の猫がナナでよかった」という宣伝文句がすでにネタバレ気味となっていて、回想録での交通事故死というキーワードとともに、映像は明るいが全体的に“死”をイメージさせる雰囲気が作られていたように思う。ただ、悟の病名は明かされてはいませんが、死を目前にしながらも明るく前向きに生きている姿には感動を覚えずにはいられない。判事をやっている法子叔母さん(竹内結子)とともに暮らしている悟。彼女だけには余命も知られているが、福岡に新居を構えるほど“死”を意識していないところもポジティブだ。自分がもし不治の病で臥せってしまったら?と考えると、猫よりも世話になった叔母さんに看取られたいと思うが・・・
コトリンゴの音楽は『この世界の片隅で』をも思い出してしまうくらい良かったです。また、京都よーじやのあぶらとり紙という伏線もありましたが、「京都のおみやげといえば漬物か八つ橋だろ!」とも思うし、金箔の裏打ち紙を利用したあぶらとり紙は金沢の方がメジャーじゃないかと、つい地元びいきの心が鑑賞の邪魔をしてしまいました。
泣かされます!
久しぶりに映画館で泣いちゃいました。
最初、猫がしゃべるところを観た際には、選択が間違ったなぁ〜って思いましたが、良い方に裏切られた感じです。
カップルで観に行くときは、お気をつけください。(ハンカチ必須!)
竹内結子のおかげで、不覚にも泣いてしまった。
有川浩原作の映画は苦手である。卓越したストーリーテラーの人なので、妄想じみた設定でも読ませる。ところが、映画になったとたんに、シラケる。ごめんなさい。その有川にして、"一生に1本しか書けない物語"という思い入れのある原作らしい。
プロットは単純である。主人公が愛猫を、"ある事情"から手放すことになり、・・・なんて紹介がモヤモヤする(苦笑)。みんな分かってるのに。
愛猫を手放すなんて、よほどの理由に決まっている。要するに、"余命わずかな”主人公の悟(福士蒼汰)が飼い猫・ナナのため、新しい飼い主を探すわけである。そんで死んじゃう、ベタな映画。
しかしながらクライマックスは、分かっていても泣ける。だって、家族同然の猫が死んじゃうんじゃなく、主人公を看取るのが猫のほうだもんね。
福士蒼汰のそつのない演技はもちろん、やっぱり叔母さん役の竹内結子のおかげともいえる。また主人公には病気以外にも秘密がある。
"主人公"と"パートナー"がクルマで旅をするといえば、いわゆる"ロードムービー"形式である。叔母さんの住んでいる九州に向かいクルマに乗って、その途中でナナを飼ってくれるという友達を訪ねながら旅をしている。
ひとりひとりの友達との回想が、悟の生い立ちを知る要素になっていて、徐々に悟の"人となり"があきらかになる。一緒に旅をするナナが擬人化されており、映画では高畑充希がCVを務めている。ナナは、まだ若い悟の短い人生の証言者となる。
擬人化されたナナのビジュアルは、単なる猫である。はたして猫との会話に慣れている、猫好きなら大丈夫なのだろうか?
可愛らしい姿が映るほど、人格設定から覚めてしまい、ツッコんじゃいけないと思いつつも、つぎつぎ疑問が・・・。
この2人旅は飼い主が見つかれば、それでおしまいのはず。なのに九州までの旅程に、ほどよく友達が散らばっているし、残された時間を考えれば、無理にでも預けるでしょ。結局、叔母さんに甘えて、新しい飼い主が見つからないことが前提の旅なんだなぁと思ったり…
1日置いて、本作を思い返してみると、とんでもないことに気づく。この作品の主人公・悟こそ、"野良猫"の象徴だったのだ。
悟は、本当の親を知らない"捨て猫"で、血のつながらない飼い主(事故死した両親)に拾われ育てられる。やがてその飼い主がいなくなることで、新しい飼い主(叔母さん)のもとに身を寄せる。そして飼い主に看取られて亡くなる話になっている。
そんなふうに考えると、表向きのテーマより、さらに胸が熱くなってくる。犬や猫を飼うということは、血のつながっていない家族を家族として迎えることの最も身近な事例なのである。
(2018/10/27/ユナイテッドシネマ アクアシティお台場/ビスタ)
ありがとう
何となく勘付いてはいたんですが、いわゆる余命ものでした。
小学生で両親をなくしておばさん(竹内結子です)に育てられるんですが、赤ちゃんの時捨てられていた捨て子だとしらされます。両親とは血が繋がっていなかったんですね。
その後ナナと運命的な出会いをします。
自分の余命を知った悟がナナの貰い手を
探しに旧友たちを訪ねてゆくそれが旅猫というタイトルにつながっています。
悟の人生はこれでもか!というくらい
哀しいもののように思えたけど、
育ての親や、小学校~高校の友人たちとの心温まるエピソードもあり、涙を誘います。悟は病気で亡くなるんですが、最後に悟が ありがとうと
呟いたのです。それはナナに対して?竹内結子に対して?自分の人生に対して?
福士蒼汰の演技はもちろん竹内結子が
上手くて哀しい物語を最後にホッとさせてくれました。
☆☆☆★★★(かなりの甘々)(-.-;) 原作読了済み。簡単に。 ...
☆☆☆★★★(かなりの甘々)(-.-;)
原作読了済み。簡単に。
映画が始まり、ナナとの出会いから終活への旅へ。ほぼ原作に沿っての話が進んで行く。
(おそらく)尺の問題からか?【ヨシミネ】パートはそっくりとカットされている。
その為に修学旅行での脱走劇や、空気の読めない美人先生は残念ながら出て来ない。
個人的に、美人先生が誰なのか?が興味有ったのだが(ー ー;)
原作を読んでいて。ナナが猫の立場から、数多くの名言や人間に対する提言をするのが面白く。それに対して、【コースケ】【ヨシミネ】【スギとチカコ】パートでの話が、少しばかり微妙では有った。
凡そ【ヨシミネ】パートにて。この旅がどんな旅で。どの様な結末を迎えるのか?が、予想出来てしまったのも有ったと思う。
それでも流石と言うべきか?最後の【ノリコ】パートには思わず泣かされてしまった。
電車内で読んでいて、流れる涙を拭う時に。泣いていると周りに悟られない様に、わざと「泣いてなんかいませんよ!欠伸で涙が出ただけですよ!」感を出すのに必死になったくらいで…。
だからなのか?映画はラストの【ノリコ】パートだけで1時間を費やしている。
原作で、そこに至るまでは凡そ250ページ。
この【ノリコ】パートは60ページ弱しかないのだから、気合いの入り方が違う。
でもまあ〜そうなるよね〜!この《サトル》との別れが、原作の1番の肝の部分ですから。
結果として、やはりと言うべきか、泣かされてしまった。
でも、この「さあ!泣いてください」…と言った作りには、抵抗感を持っ人が多いのかも知れない。
実際、初日にも関わらず。劇場内がガラガラだった理由の1つとして。予告やCMで、試写会らしきお客さんが。映画を観て泣き腫らす人達の映像が散々流され。それが逆の意味で、反感を買ってしまったのではないか?と思えるのだけれども…。
今後、どれだけSNS等を通して。どれだけの反響が有るのか…って、別に俺が気にする事でも無いか〜(^_^;)
出演者の中では、まずまず良かったのは広瀬アリスくらいだっただろうか?
主演の福士蒼汰を始めとし、制服姿がちょっと…ってところは眼を瞑るとして。猫のナナの表情と。ナナの声をあてている高畑充希の台詞とが、どこかシンクロしていない様に見える辺りが、少し違和感を受けた。
違和感と言えば、叔母さん役の竹内結子。
何かに付け、ちょっと一言多い人物なのだが。原作を読んで受けた印象では、年齢は50代半ばに思えただけに。竹内結子では若過ぎる様な印象だった。
別に猫より◯イド◯ーに◯の人なんじゃないの?…って訳では無いっス(¬_¬)
そう言えば、♬オリーブの首飾り♬も使われてはいなかったなあ〜1
曲の使用料金が高いからなのかなあ〜。
2018年10月26日 TOHOシネマズ流山おおたかの森/スクリーン9
尺が足りない
原作好きとしては正直残念な出来でした。
まず圧倒的に尺が足りない。
回想が多いことも相まって全然旅をしている感がありませんでした。
挙げ句の果てに吉峯との話は全カット。
なのに一応吉峯は登場する。
あんなに中途半端にするくらいなら出さない方が良かったのでは。
あとこれは仕方ないですが、ナナの事故シーンの作り物感。あれで結構萎えてしまいました。
これは個人の解釈によるとは思いますが、所々音楽が合ってないなと思うところも。
映画であまりそういうことを感じたことがなかったのでショックでした。
泣きはしましたし、映画単体で見れば悪くはないと思います。
でも原作に思い入れがある私にとっては、二度目は無いかなという感じです。
ほっこりする作品
主人公の悟と猫のナナとの関係を描いた作品でした。悟はとても猫思いで、自分の命が短いのを知っていながらナナの引取先を探していました。悟の秘密や、ナナの最後の言葉がとても印象的でした。犬派の友達と見に行ったのですが猫を飼いたいと言っていました。
動物が苦手な方でも楽しめる作品になっていると思います。感動したい人は是非!
何となく既視感が
映画の構成として洋画の僕のワンダフルライブとイメージが重なる部分があってちょっと残念な感じがしないでも無いか、洋画の方はハッピーエンドだが、この作品は悲しいお話という点で結構泣ける作品だった。いつも思うのは動物が絡むと撮影に苦労するんだろうなと思ってしまう。
いつまでも繋がっていくよ
人と動物の絆、動物と動物の絆、人と人との絆、すべてが散りばめられた本当に温かい映画です。そして、命がなくなっても絆はずっとずっと繋がっていると信じられる映画です。たくさんの人に観てほしい映画です。
※原作は読んでいません
試写会へ行ってきましたが、映画の導入部分で泣いてしまいました。私自身が猫飼いという事もありますが、とても切なく時に心温まるストーリーでした。人生で1番泣いた映画です。
餅は餅屋
尺がある中で原作に近づけようと。
『ナナ』役の高畑充希が強すぎた…
『モモ』役の坂城みゆきのさりげなさくらいが丁度いい。
監督が高畑充希好きなんだろうなぁ…
ラスト、北海道じゃなくて暖かい九州なのね。
寒さに耐える『ナナ』の頑張りからの病院に駆けつけるシーンが良かったと思ったのに。
福士くん。爽やかでいいんだけど演技力がこの原作にあってなかった。
『BLEACH』の一護はハマってると思ったけど。
原作は『一杯のかけそば』以上に泣けたけど映画はそれ程でも無かった。
あと『ナナ』可愛かったらもう少しブラッシングしてあげようよ。気になって仕方がなかった。
原作は読んでません。
映画のチラシを観た時点で、オチが分かってしまった。
察しのよい方は、開始15分くらいで先が読めると思います。
イケメン福士蒼汰とナナの演技で救われたかな。
原作よりかなり端折っているんでしょうね。
普通に泣ける話なので、初めてのデート向きな映画です。
心あたたまる作品
主人公悟と野良猫ナナの心あたたまる作品です。ナナとの出会いから手放さなければいけなくなってしまった理由、悟の秘密、、、ラストは涙がとまりませんでした。
猫好きの方はもちろんですが、動物を飼っていない方も心打たれる作品だと思います。私は原作をまだ読んでいないのですが、公開までに読みたいと思います。
原作は季節や場所が映画とは異なっていましたが、とってもいい物語でした。映画では悟の中学生時代の回想シーンがありませんでしたが、私は原作の中で中学生のシーンが好きです。
全40件中、21~40件目を表示