「あまり納得感はないかな。」ビジランテ ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)
あまり納得感はないかな。
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閉鎖的な村で高圧的な父親に暴力を受けながら育ってきた三兄弟の少しずつ歪んだ生き様、悲しみがこの映画を破滅的な結末に導いていく。田舎の政治の汚さと暴力と結びついている権力。どれもありがちなのだけれと、3人の俳優の力が面白く見せてくれた。
残念ながら、ストーリーは、何故、父親が土地を高校で家出した長男に譲る公正証書にサインしたのか、性暴力や殺しを警察に届けない、とかツッコミ所は満載だった。でも幼き頃父親を刺した三男が1番優しく育っているところが救いだった。そして、自分を守ることしかできない次男が生き残るっていう結末は、妙に現実的だった。
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